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＊紹介文／目次＊

　　　　　　　　　　　　皆様Leruと申し　のんびり小説ライフ送れているでしょうか。　　　　　　　 　　
そんな小説ライフに少し、わたくしの小説読みませんか？　
　　　　注意※スマホの方は横画面推奨。　　　　　　　　　　　
今回、初めてのコラボで味海様、ミートスパゲティ様、亜悠様、此雨真狐様とのコラボさせていただいている、Leruです.
今回はコラボ主様だけでなく、Leruも書きます！　　　
コラボ主様の「でこぼこ」「貴方と自分」も読んでいただけると、嬉しいです！　　　

10～

＊9＊

No,4　事実と崩壊。

家に着いた。
さっき学校で言われた。

「叶。叶には話さなあかん事がある。」
「俺の部屋に来てくれ。」『うん。』
お兄ちゃん先帰っちゃったもんなあ。怒ってるのかな。

『ただいまー』
返答が無い。いつもなら
「お帰り！叶。今日も一日お疲れさん！」
って言ってくれるのに、、、。

そういえば、お兄ちゃんの部屋なんて最後に行ったのいつだろう、、。
緊張するなぁ。
コンコンコン。「入ってええで。」
ガチャッ、扉を開ける。

『お兄ちゃん。大事な話って何？』
「叶。今から言うことは全部本当やから、落ち着いて聞いてな。」『うん。』
変だ。なんでお兄ちゃんがこんなに悲しそうな顔をしているの？
「俺と叶は、本当の姉弟ちゃうねん。」
『え？』
「俺が１歳のときに叶が来たらしい。」
「叶の本当の親がシングルマザーで、出産の後少ししたら亡くなって、
　母さんが引き取ったんやって。叶の本当の親は母さんの親友だったらしい。」

え？どういうこと？お兄ちゃんは私のこと妹じゃないことしってたの？
じゃあいままでワタシが苦しんだ意味は？お兄ちゃんも陰でワタシのこと笑ってたの？
ワタシの努力は水の泡。もういいや。
『何で？』　「え？」

ぷつん。

私の中の何かが切れた。

『お兄ちゃんなんかいらない！大っ嫌い！』
その言葉を発した時のお兄ちゃんの顔は酷く苦しそうで、

気づいた時にはもう、遅かった。