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*13*
莉犬視点
屋上なう
たっつんについて話し合い中の3人
えと 空気が〜!悪いよーーーーーー!
ゆあん えとさんうるさーい!
さすが声デカヤンキー。
莉犬 wwwwwwwwww
たっつんがのあさん襲いかけちゃった事件←ネーミングセンスw から1週間がたった。
たっつんは、部屋からほとんど出てこなくなった。
シェアハウス内では、何となくシカトの空気が流れ出していた。たっつんが部屋から出てきても、誰も話しかけなくなった。
のあさんがあからさまにたっつんを避けるようになった。
たっつんとどこかで遭遇すると、すさまじい速さでどこかに逃げるようになって、逃げた後は微妙すぎる空気が辺りに漂っていた。
なーくんがいない日常に、やっと慣れ始めた。
俺は、よく笑うようになった。
だって、なーくんが出て行ったこの家は、出て行く前より楽しくないといけないから。
なーくんが出て行った事を、意味のなかったことにするわけには、
いかないから。
無理してでも、笑わないと。
スマホ ヴ〜、ヴ〜、ヴ〜
莉犬 誰か、スマホ鳴ってるよー。
えと 私じゃないな〜
ゆあん 俺でもないけど・・・
莉犬 へ? あ、俺だった〜
2人 おい💢
莉犬 :(;゙゚\\\'ω゚\\\'):
ちょ、電話出るね!
えと 逃げたな・・・
ゆあん 草
莉犬 ひえー・・・怖かったぁー
もしもし?
???? 俺。
莉犬 (´⊙ω⊙`)
え・・・
本物?
ななもり wwwww
俺の偽物って何?
莉犬 なー、くん・・・
ななもり 久しぶり。
莉犬 何で・・・
えっ、どこ?
ななもり どこって(^ω^)
元気?
そっちのみんなは?
莉犬 元気だよー。
みんなもすっごい元気!
ななもり ならよかった。
じゃね。
莉犬 え?あ、うん!
なーくんに心配させたくないから、うそをついた。
でも、久しぶりに声が聞けて、すごく嬉しくて。
まだ、なーくんのいない日常に慣れていないのを、慣れたふりをしているのを、痛いほど思い知らされた。
莉犬 2人とも〜!
電話終わったよー!
えと 誰だった?
莉犬 あ、(; ̄O ̄)えっとねぇ、
し、知らないおっさん!
ゆあん 草
知らないおっさんて・・・
えと っと、本題に戻ろう。
莉犬 うん。やっぱなぁー・・・俺らに入る余地はないんじゃない?
ゆあん そもそもじゃっぴとたっつんとのあさんの問題だし?
えと でもあの吸えてんのか吸えてないのかもよく分かんないくらい悪すぎる空気の家で生活すんのは
私達だよ?
莉犬 あー、そっかぁ〜
ゆあん 何してもら悪い方向に転がっていく様な気がするけどなー。
えと ちょ、それフラグだって!
ゆあん えっ!やばどうしよフラグ立てちゃった
莉犬 だいじょーぶ!この世はなる様にしかなんないし!
えと それは信じちゃって大丈夫なやつ?
莉犬 わからん。
ゆあん 草←さっきからずっと言ってる
えと そろそろ戻ろっか?
ゆあん うんうん
莉犬 俺も賛成!
えと 話し合いはまた今度ね。
ゆあん りょ!
莉犬 かいさーん!
えと かいさーん!
ゆあん かいさーん!