コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 魔界の姫と白竜・黒竜
- 日時: 2014/08/15 16:15
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
- 悪魔と人間の日常を描いた騒ぎがありながらもアクションあり、シリアスあり、コメディありというエキサイティングな小説です。最後の最後まで読んでいただけたらうれしいです。 
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- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(477) ( No.486 )
- 日時: 2016/08/04 23:07
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
- しかし、ある時を境に状況が一変する。 
 イギリスの海軍提督、セバスティアン・オリヴィエが夢遊病にかかったのだ。
 その時、彼の眠っていたもう1つの性格が目覚めた。
 それは、ライオネル・オーウェルという人格だ。
 彼は好戦的かつ冷酷で、一度的とみなしたものは全滅させねば気が済まない性分の男だ。
 そして、彼は恐ろしい形相とともにありとあらゆる剣闘士をなで斬りにしていく。
 この状況はさすがに誰も生きてはいまい。
 そう思ったとき、マリアがこの刃を逃れたのだ。
 残るは一気に11人。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(478) ( No.487 )
- 日時: 2016/08/05 22:47
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
- さて、それでもなお11人の大きな合戦は続く。 
 マリアはライオネルの恐怖の刃の前に怖気づきそうになったが、ここ母の食いしばりどころと見て、必死に耐えている。
 一方9人の合戦は相変わらず続いている。
 剣闘士、処刑人、格闘家といった多くの猛者たちが立ちまわっている。
 さて、霙はというと救護室に動けなくなった戦士たちを連れて行った。
 これは敵に情けをかけるような行動かもしれない。
 でも霙は僕らと過ごすことで分かったものがある。
 友達の存在だ。
 僕の行動を見ていて分かったこと。
 それは、仲間の思いを背負ったり、仲間のために戦うことで、幾多の困難に克つ力を目覚めさせること。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(479) ( No.488 )
- 日時: 2016/08/07 22:34
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
- 因みに澪は、あのことは1人暮らしをしているときに僕から聞かされていた。 
 その時、澪はこう思った。
 青竜院の敗因は僕が悪魔よりも強かったというわけではない。
 それよりもむしろ、お互い兄弟の思いやる心が足りなかったのではないか。
 もちろん、兄弟の団結は少なからず解ってはいた。
 それでも、僕のように仲間意識をすることがどこか欠けていたのかもしれない。
 そう思うと、自分がまだまだちっぽけな存在に思えてまだこの大きな世界を見ていきたい気持ちがなぜか膨らんでくるのだ。
 一歩前に進んだ自分のために。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(480) ( No.489 )
- 日時: 2016/08/08 22:28
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
- ここは救護室。 
 ここには幾多の多くの人々がここで治療を受けるつもりだ。
 だけれど、現実は違った。
 というのも、ここから多くの戦士が消え去り、闇の貿易港で強制労働されているのだから。
 ここで強制労働されているのは数百人ともいわれている。
 いくら百戦錬磨の剣闘士でも、1000戦勝利で解放されるといわれても、200戦もしないうちに戦闘不能の重傷を負う。
 かといって逃げ出せば処刑。
 どちらにしても解放されない運命にある。
 そう、ここには極端すぎる闇と光があるのだ。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(481) ( No.490 )
- 日時: 2016/08/17 22:40
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
- 前書き 急な展開で申し訳ありませんが、現実世界に戻ろうかと思います。 
 僕がいろいろ思っていた時だった。
 急に現実世界に飛ばされた。
 いや、戻されたというべきであろう。
 なぜかは知らないけど急に戻ってきたのだ。
 たぶん、これは夢…だったのかもしれない。
 物語の世界の5日間は現実世界の一夜に過ぎない感じになっている。
 つまり、5日現実世界で過ごしても、現実世界ではまだ1晩しかたっていないのだ。
 でも、まあとにかくこの現実世界に戻れたことだけは良しとしよう。
 けど、魔界の暗躍が進みそうなのは間違いなかった。
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