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本編、更新しようと思います・・・

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「で、何でいきなり襲ってきたの？あっ、もしかして力奪いに来たの？」

赤莉が聞くと、
「ち、違うっ！」
うわ、バレバレの嘘。すごい焦ってる。



ものすごい涙目。泣きそうになっている。あ、かわいそう？なんて思った瞬間。
本当に一瞬、思っただけ。
その一瞬の考えでで動けるようになったのか。リトくんは身を翻し、あっという間に消えてしまった。




「あちゃー。行っちゃったか」
小さく舌打ちをする。久しぶりだったからもうちょっと楽しみたかったんだけど、逃げちゃったんなら仕方ない。諦めとこう。


「花輪、そこまでね？」
蒼衣もこう言ってるし。



「ま、まあいいんじゃない……」
なんか萌まで引いてる？やっぱ気のせいだよね？
だってあれでもかなり手加減したし？


「うん、花輪にしては(かなり)手加減したほうだと思う」
「嘘、あれで！？」


唖然とする萌に笑顔で答えて、赤莉の言葉を華麗にスルー。




消えるといえば、萌が路地裏で消えたのも今日だっけ。ずいぶん昔の気がするけど。


萌が気を取り直した様にくるりと振り返り、言った。
「皆、これはまだ一日目！　これからも頑張るわよ！」



「「「「「「「おぉ〜！」」」」」」


そんなこんなで、皆の魔法の冒険が始まったのだった。