コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: オカルト研究部には天使がいるっ!合作 参照2万感謝! ( No.86 )
- 日時: 2016/06/03 07:35
- 名前: 夕陽 (ID: IhITrV6o)
- 番外編 
 未来編〜森園綾乃〜
 「えっと、明日の用事は……」
 アタシは家につきすぐにスケジュール張を見る。
 バイトの予定は青、課題は赤、遊びの予定は緑で書いているが、二年生になってから青の量が減り、赤が多くなった気がする。
 ちなみにほぼ赤か青で緑は一か月に一回程度しかない。
 そして明日はその月に一度の貴重な日。
 「明日は、美樹ちゃんに会える!」
 そこにははっきりとした緑色の文字で「美樹ちゃんとランチ」と書かれていた。
 どうやら、受験で聞いてほしいことがあるらしい。
 アタシは二つ返事で了解を伝えた。
 美樹ちゃんに会うのは午前11時から。
 去年はそこまで忙しくなかったのでもっと会えたが、最近はあまり会ってない。
 アタシは楽しみにしつつ、眠りについた。
 * * *
 「こんにちは、美樹ちゃん」
 「こんにちは、綾乃先輩」
 アタシは待ち合わせの場所に5分前についたにもかかわらず美樹ちゃんはすでにいた。
 アタシが挨拶をすると美樹ちゃんは座っていたがわざわざ立って挨拶してくれた。
 ちなみに今日は日曜日なので美樹ちゃんも私服だ。
 「そういえば、志望する大学決めたの?」
 アタシはふと聞いてみる。
 今まで大学受験に関することは相談に乗ってきたが、志望する大学に関しては一切聞いてない。
 「はい」
 「どこ?」
 「それは秘密です」
 恥ずかしそうに言う美樹ちゃん。
 まああまり聞いてもしょうがないか。
 それにしても美樹ちゃんも変わったな。
 前はもう少し臆病だった気がするのに。
 今は絶対に志望した大学に受かるという決意を感じさせた。
 「そっか。もし気が向いたら教えてね」
 アタシはそう言って美樹ちゃんの相談に乗り始めた。
 * * *
 「今日はありがとうございました!」
 ファミレスを出てから美樹ちゃんが嬉しそうに言った。
 アタシも美樹ちゃんの役に立てたようでうれしい。
 「じゃあね」
 アタシたちはそう言って別れた。
 * * *
 あとがき
 毎回更新が遅くなってすみません。
 多分7月まではほとんど更新できないと思います……。
 次回は本編に戻ります。
