コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 外の世界?なにそれおいしいの?状態の引きこもりが恋をした
- 日時: 2016/04/14 17:43
- 名前: ようかん (ID: EyrVLEam)
- 皆様こんにちは 
 ようかんですm(__)m
 小説を書くのはこれで4回目です^_^;
 (しかし、まだまだですね…)
 1回目は完結しましたが2回目の方と同時に更新してますのでかなり更新遅くなると思います。すみません…
 そして、この物語の主な内容は
 ある1人の引きこもり女子がヤンキー男子に恋をするというお話です( ´ ▽ ` )ノ
 私の突然の思いつきで書こうと思ったものなので、あまり詳しい内容は決まっていませんが、なんとか完結させようと思いますのでどうぞよろしくお願いしますm(__)m
 そして、誤字脱字等ございましたらご指摘、または温かい目で見逃してくださいましたらありがたいです^ ^
 これからよろしくお願いします!(o^^o)
- Re: 外の世界?なにそれおいしいの?状態の引きこもりが恋をした ( No.32 )
- 日時: 2016/04/07 19:55
- 名前: ようかん (ID: JjNmRcbN)
- 「っ由来…」 
 柚月は止めようとしたがそこではあきらめた。
 由来は柚月の声を無視して部屋へと早足で戻っていった。
 由来は自然とこみ上げてくる涙に今までの自分の気持ちに気づかされた気分だった。
 その後、幾日か経ってもう一度冷静になって考え込んだ。
 しかし、どうしても龍夜に言う気にはなれなかった。
 それと同時に私と龍夜はこのまま付き合っててもいいのかなと考えるようにもなった。
 それからというものの時間が解決してくれる事ではないとわかっていながら由来はこれ以上考えないようにした。
 【ピロリン】
 久しぶりに龍夜からメールが来た。
 「由来。
 明日空いてるよな。迎えにいく。」
 相変わらずのぎこちなさと命令口調で予定をつけてくれた。
 そして次の日
 【プルルルルルプルルルッ】
 「あっ、龍夜!ごめん!もう出る!」
 そう言って電話を切り、ドアを開けると少し背の伸びた龍夜が立っていた。
 「龍夜!…少し背伸びた?」
 そう言うと、ニヤリと笑って
 「おう、まぁな。
 お前と23センチ差んなった!」
 と、意地悪に笑ってきた。
 笑顔な龍夜を見るのは由来にとって特別だった。
 そして自分に心を開いてくれてるような気がしてとても嬉しかった。
 (そういえば私、155センチで止まってる…)
 なんてどーでもいい事を考えながらまたあの海岸へと向かった。
- Re: 外の世界?なにそれおいしいの?状態の引きこもりが恋をした ( No.33 )
- 日時: 2016/04/14 18:05
- 名前: ようかん (ID: EyrVLEam)
- そして、由来と龍夜はお互いを励ましあいながらたくさんの場所に行った。 
 山・海・遊園地・水族館…数え切れないほどたくさんの場所へ行き、たくさんの思い出を作った。
 それから、気がつけばもうあのクリスマスから5年の月日が流れていた。
 「なぁ…由来。」
 静まり返った海岸で龍夜がそっと口を開いた。
 「何?」
 由来はその雰囲気に合わせて返事をした。
 「俺らさ。もう付き合って5年になるよな」
 しみじみとそんな事を言っている龍夜を見ると笑いがこみ上げてきてついに声にして笑ってしまった。
 「っっぷっぷゎははははは!はーっはっはっは〜…あーおかしい!」
 「何笑ってんだてメェ!言わなきゃよかった…」
 龍夜は顔を赤くしながら少しふてくされたように言った。
 「あー、ごめんごめん!でも、そーだね。もう5年も経ったんだね」
 由来は気を取り直してよく考えた。
 「そっか〜、そうだよね〜もう5年だもんね〜…私たちももう23だよ?!」
 由来が現実を確かめた時に龍夜もくすっと笑って「そうだな。」と優しく返した。
 そして日が暮れ、帰ろうとした時に由来の頭にふと『あの事』が思い浮かんでしまった。
 由来は考えないようにしていたけれど思い出してしまうこの事が自分の中でどれだけ引っかかっているのかという事を思い知らされた。
 そして由来はついに口を開いた。
 「ねぇ!龍夜、」
 その突然の由来の大声に少しビクッとして龍夜はすっと振り向いた。
 「ぁんだよ、びっくりしたぁ…」
 そのあまりの驚きように由来まで驚いてしまった。
 「あっ、あの、ごめん」
 「あ?何勝手に謝ってんの…ったくもうかえんぞ!な!そんな顔すんなよ!」
 その由来の言葉に龍夜は一瞬呆れ顔になったかと思うと今度はとびっきりの笑顔で髪をグシャグシャにされた。
 その行動に由来はキュン死しそうになりながら
 「っちょっと!やめてよ!」
 と、龍夜の手を払った。すると
 「なーんだ。可愛くない奴。さっ、由来ん家でも行くか!」
 なんて言って由来の家をあたかも自分の家のように行くと決めてしまった。
 まぁ、由来からすればこんな事は前にも何回かあったから当たり前のようになっているけれど、おかげで少しその事も忘れる事ができた。
- Re: 外の世界?なにそれおいしいの?状態の引きこもりが恋をした ( No.34 )
- 日時: 2016/04/12 00:16
- 名前: ようかん (ID: WUYVvI61)
- と、ここで! 
 少し遅れましたが
 【参照200ありがとうございます!】
 投稿するたびに少しずつ増えていく参照数に胸を踊らせてそれを励みにいつも頑張らせていただいております!
 皆様が少しでも面白いと思っていただけますように日々努力してまいりますので、まだまだド下手ではございますがこれからもどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m
 ようかん
- Re: 外の世界?なにそれおいしいの?状態の引きこもりが恋をした ( No.35 )
- 日時: 2016/04/14 18:18
- 名前: ようかん (ID: EyrVLEam)
- そして龍夜が帰った後に由来は再び真剣に考えた。 
 何より、龍夜の「もう5年」という言葉で、龍夜もあの事を意識しているのではないかと思ったからだ。
 「どうすれば…」
 由来はポツリと呟くと全身の力を抜いてゆっくりと深呼吸をした。
 「ご飯だよーー!」
 下から聞こえてくる姉の声が妙に刺さる。
 由来は急いで降りて食卓へと向かった。
 〜2日後〜
 由来は何も考えられないまままた放っておいた。
 すると、龍夜から連絡が入った。
 「由来、明日あの場所にいくから迎えに行く。」
 メールにはこう書いてあったが、なんだかいつもと違う気がした。
 まぁいっか。と、そんな事は気にもとめずに次の日。
 由来は集合時間ぴったりに家をでた。
 「よっ!龍夜!久しぶり!」
 「は?久しぶりって一昨日もあったろ。」
 相変わらずの冷たさだったらやっぱりどこか違う気がした。
 「乗れ。」
 龍夜に言われるがままにバイクに乗った由来は初めて龍夜のバイクに乗った時の事を思い出していた。
 今日もあの時と同じ懐かしい風が吹いている。
 目的地に着き、風がやんだ。
- Re: 外の世界?なにそれおいしいの?状態の引きこもりが恋をした ( No.36 )
- 日時: 2016/04/21 22:11
- 名前: ようかん (ID: JjNmRcbN)
- 「なぁ、由来…」 
 この間のしみじみとした様子とまたよく似ていた。
 「なに?」
 由来が少し嫌そうに答えると龍夜はびっくりしたような顔をしてこちらを見つめてきた。
 由来がもう一度
 「えっ…なんかついてる?」
 と聞くと
 「いや、なんかついてる?じゃねぇよ。
 お前、顔真っ青だぞ。俺…なんか言ったか?」
 龍夜も怒り気味になっていった。
 由来はこれはやばいと思い、とっさに謝った。
 すると龍夜は少し心配そうな目をして
 「大丈夫か?最近なんかおかしいぞ?なんかあんだったら俺を頼れよ!」
 そう言って数秒たつと、龍夜が手を差し伸べてくれた。
 由来は理解するのに時間がかかったけど手をつないでほしいと言っている事にすぐ気付く事が出来た。
 「…はやく」
 龍夜が恥ずかしそうにしながら伸ばしている手はとても綺麗だった。
 そんな事ばかり考えていると
 「ちっ…おっそい。」
 そう言って腕を強引に引っ張ったかと思うと由来の体が一瞬でふわっと浮いた。
 地面から足が遠くて龍夜の顔が異常に近い。
 なに?…これ…
 由来はそう思ってもう一度確認した。
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