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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: カワルミライ ( No.25 )
- 日時: 2015/01/17 11:49
- 名前: むつ (ID: f3ScG69M)
- 「ちょっとまって」 
 私の話を静かに聞いていた功さんが私の話を中断するように言った。
 「なんですか?あと、これで話は終わりです」
 「そうなんだ・・・。で、あのさ」
 「なんですか?」
 「矛盾がおきてる。さっき、君はあの光る変な紙を見て徹君を思い出していた。ならなぜ、お譲ちゃんは俺の顔を見て俺だってことが解らなかったんだ?」
 功さんは少し怒っているようだった。それもそうだけど・・・。私も話していて矛盾しているなと思ったけど・・・。でも・・・しょうがないんだ・・・。
 「しょうがないじゃないですか・・・。だって・・・。体型が・・・。雰囲気が・・・違ったんですから・・・!」
 そう。功さんはあの時映像で見たときよりもっと痩せていた。別人みたいに。私があの時見た紙の中の功さんはいわゆる肥満体系の部類に入っていた。
 しかし・・・今の功さんは頬に少し影ができるくらいに痩せていた。だから・・・気づけなかった。
 「すみません・・・。もっと・・・私が物分かりがいい人だったら・・・よかったんですが・・・。すみません。気づけなくて」
 それを聞いた功さんは申し訳なさそうな顔をしながら言った。
 「いや、そうだよな・・・。見たときと今が一緒とは限らないもんな。ゴメンな・・・。謝るのは俺だった。ゴメンな」
 「? 何で・・・功さんが謝るんですか?」
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