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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: A quirk of fate ( No.3 )
- 日時: 2015/04/23 20:55
- 名前: 音宮 ◆93nWkRSozk (ID: laaGvqHD)
- The first day 
 『ここはどこですかぁあ!?』
 大声で誰かに聞く。
 しかし、誰も答えてくれない。当たり前だよねぇ……。
 だって私、いつの間にか、ファンタジックなところにいるんだもん。
 「はぁ……」
 趣味の登山をしていたらなぜかこんな場所に出るなんて。
 前から極度の方向音痴で迷うことは分かっていたけれどもこんなことは初めてだよ。
 「一体、どうして……?」
 どうしてかってそれは、裏道があって興味をそそられ、それをずんどこずんどこって進んだらこんなところに出たイコール私が悪い。
 こんなところ、誰も通らないだろうし、つーか、日本語通じるのかぁ?
 ヤバい、全くしゃべれないわぁ……私。
 「どうしよう」
 急にわけわかんない言葉で話しかけられたら。
 「はぁ」
 ほんと、まいったなぁ。どこなんだろう、こんなファンタジックな場所、日本にあるのか?
 いや、ないだろうなぁ……。ということは、外国……?
 それもないだろう。
 考えられるのは一つだけ。
 それは……異世界だ。
 いやいや、本当にあるのか、こんなとこ。よくアニメとかで異世界に来ちゃったみたいな?
 ありえねーだろ、普通に考えてよぉー。
 でもその答えしか見つからない。
 ———ここは異世界だ、間違えなく。
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