コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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: 微熱サイダー≪短編集≫コメ募集★200感謝
日時: 2016/01/24 13:49
名前: りお (ID: 6saKl71G)

こんばんわー

りおです

青春物を今回かきます。

きゅん、な
シチュを募集します。


ぜひぜひ、お寄せください。
新春キュン恋祭りとは・・・

≫りおとみんなのキュンとするトキ、シチュを一気に

書く勝手なおまつりです★

遠慮なく応募ください。

送られたものはぜったいかきますっ「安心してください」


でわー、待ってますっ

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Re: 微熱サイダー≪短編集≫シチュ募集中★ ( No.1 )
日時: 2015/12/23 19:11
名前: りお (ID: ThA8vNRQ)


≪飲めなくなるの≫


私は今日も、第二理科室へいく。

大切なあの人とあうためにー


「よっ、せんせー」

普通を装いあいさつ。


「お、なほさん、どうしたの?」

彼はほわっとした笑顔で

私を迎えた

「スペシャルブレンドコーヒー」

はたからみたら私は、なにこいつ・・・ってかんじだけどね。

彼はコーヒーを淹れるのが

驚くほど上手。

「はいはい」

苦笑しながらコーヒーを淹れてくれる彼の背中を見ながら


好きっていいたい

あとで後悔したくない。

いとおしい。


コーヒーが置かれたタイミングで私は言った。

「好きよ、大好きよ」

彼は振り向きー



はためく白衣。
キスはコーヒーの味がした。


「・・・だからね思い出しちゃうのコーヒーを飲むと、苦しくて、飲めない」



大人になった私に残ったのは


コーヒーの残り香。

Re: 微熱サイダー≪短編集≫シチュ募集中★ ( No.2 )
日時: 2015/12/23 19:22
名前: りお (ID: ThA8vNRQ)



≪夕焼けは滲む≫

あいつといると


泣きたくなる。

胸が痛くて

苦くて


二人の夕焼けはいつだって滲む。



「・・・な・・・せなっ」

はっとして私は

浩太のことを見た。


「どうしたの?風邪か?」

そういってコツン・・・と

おでこをあわせてくる。


ずるいよ、そんなことして


百合っていう私の親友の彼女がいるのに


どきどき、痛いんだよ。

うつむく私に

彼は囁く。


「ごめん、今は答えられない、大人になったらこたえてみせる。」


いつのまにか夕日は沈み彼女の涙は乾いていた。


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