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Re: 探偵少女 ( No.28 )
日時: 2016/09/10 18:18
名前: ヒトミ (ID: 3EnE6O2j)

美玖の退院も終わり
この一週間、平和が続いていたある日



美玖「ねぇ....」

祐二「なんだ?」

美玖「暇。」

祐二「仕事しろ。」



そう今は放課後。
生徒達も帰っていたが

この2人はまだ校内に...
いや、4人は校内に残っていた。



美玖「だってさ、葵ちゃんは校内のみまわり、海斗は職員室での仕事をまかされていない。今、この生徒会室にいるのは私と祐二だけだよ?」

祐二「それで?」

美玖「なのにさ、探偵の仕事は来ないし。私としても退屈なわけよ!」



その言葉を聞いた祐二は
立ち上がり、美玖の机に
とんでもないりょうの資料がおかれた。



ドサッ



美玖「えっ?」

祐二「暇なら、この資料に目をとおせ。その資料は学校内でおきている問題、苦情、さまざまなことが書かれている。」

美玖「...分かった。」



美玖は真面目に言うと
めがねをして、一枚ずつ資料を読み始めた。



祐二(すごい集中力だな。やっぱり、会長にはいつも驚かされるな。)



祐二はクスッと笑うと
自分の席に座って
また、仕事を始めた。



その2時間後。



ガラガラ



葵「校内のみまわりが終わりました。」

海斗「僕も職員室での仕事が終わったよ。」



2人が生徒会室に帰ってきた。



祐二「おっ、帰ってきたか。」

葵「副会長?」

海斗「何かあったのか?」

祐二「それが.....」



葵と海斗が美玖の方を見ると
美玖は資料を読んでいたのだ。



祐二「さっきからずっと、資料を読み続けていてな。声をかけだが、反応がない。」

葵「ふふっ、私に任せてください。」



葵は美玖に近づくと
こう言った。



葵「会長、お菓子ですよ。」

美玖「えっ、お菓子?」

祐二/海斗「反応した!?」