コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました！使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例）鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 平凡な毎日に
- 日時： 2016/07/04 17:35
- 名前： 虹蝶姫 （ID: rGfwxYhx）
私の日常は平凡と言うのだろう
だいたい何時もする事は決まっている
5:30起きる
5:40学校へ着く準備
5:50朝食
6:05家を出る
6:30駅に着く
6:45電車に乗る
7:00目的の駅に降りる
7:15学校到着
8:15ホームルーム
8:30~12:15学習時間
12:30弁当
12:50弁当終了
1:25清掃
1:40清掃終了
1:45~3:25学習（2:30の場合もある）
3:45学校を出る
4:00電車に乗る
4:15目的の駅に降りる
4:40帰宅
4:50宿題
5::50宿題終了
6:30夕食
6:50夕食終了
7:25風呂
7:45風呂終了
7:50~8:35学習
8:50日記
9:25日記終了
9:30寝る
何時もこんな感じ
でも私はこんな平凡な毎日で満足している
わざわざ無駄な事に体力は使いたくはない
そして今日もそんな平凡な日常だと思ったのだが…
- Re: 平凡な毎日に ( No.6 )
- 日時： 2016/07/05 18:17
- 名前： 虹蝶姫 （ID: 4xvA3DEa）
放課後
「みいちゃん帰ろ」
「うん」
「あっちょっと待って！！」
後ろを振り返ると松木が居た
うわ〜また変に笑ってるよ
「ん？なになに」
「あの〜え〜…」
自分で言えねいのかよ
「多分、私に用あるんでしょ？」
「あっはい」
「じゃあ私は先に帰った方が良いかな？」
「ごめんな」
「いいよいいよ、また明日ね」
「おお、また明日」
ガチャン
教室には誰も居なくなりシーンとする
沈黙の中先にそれを破ったのは松木だった
「で、何処まで気づいてんの？」
「は？」
「だから、何処まで気づいてんの？」
松木は少し苛立ちながら聞く
「何処までって？」
「君どんだけ頭悪いの！？」
「頭悪いのって言われても分かんねえもんは分かんねえけど…」
「はぁ〜」
松木呆れ気味に溜め息を吐く
「だからね___________」
「あっちょい待ち」
「は？」
「お前の言いたい事は分かった」
「…」
「お前の言いたい事は多分、私が案内した時薄っぺらい笑顔ってのがばれてその事が関係する何かを私が知ってると思ってるんだろ？」
「そこまで分かってるんなら早く言ってくんないか」
「だから知らねって！！」
「じゃあなんで猫被ってるってしってんだよ」
「お前の顔見てりゃぁ嘘で笑ってる事なんか分かりやすいだろ」
「そんな事言われた事ねぇよ！？」
「知るか！！だってお前口元にっこりしてても目が笑ってねぇし」
「…」
あぁ疲れた
だからこう言うタイプは嫌いなんだよ
「じゃあ知らないんだな」
「あぁ」
「疲れた」
「こっちの台詞だ」
「そういえばお前自分で弱み増やしてどうすんだよ」
あっ！！言ってしまった
また面倒くさいことになる
「弱みを増やしたってどう言う事だよ？」
ほら
まぁいいか
「その1私は薄っぺらい笑顔と言っただけで猫被りとは知らなかったその2お前は猫被りにしても口が悪すぎるその3この状況」
松木は驚いた表情をしている
「最悪…でも状況って…」
パシャ
「！？」
「ほい」
私は写真を撮り松木に渡す
「あっ！！」
そりゃ驚くわな
でも写真を見るまで分からないって
その写真とは松木が私の手首を掴んでいるものだった
松木は写真を見るとすぐに手を離した
そして私の方を睨む
睨まれても
「大丈夫だ言わないから」
「信じられるかよ」
「じゃあ明日から私の近くにでも居れば良いんじゃない」
「チッ分かったよ」
良いんだ
「それじゃ帰るから」
「おっおう」
ガチャン
「…なんで付いて来るんだよ！！」
「当たり前だろ私も帰るんだから」
こいつ頭少し悪いんじゃないか？
「あっそう」
沈黙が続きやっと昇降口が来て外に出ると
其処には驚きの光景が目に入った
- Re: 平凡な毎日に ( No.7 )
- 日時： 2016/07/05 19:31
- 名前： 虹蝶姫 （ID: 4xvA3DEa）
あぁやばいやばい
転校そうそう笑顔が嘘なのばれた
しかも自分で墓穴掘ってるし
弱み増やしてるし
そしてなんでさっ佐藤だっけか？
佐藤と居なくちゃいけない訳？
「…なんで付いて来るんだよ！！」
「当たり前だろ私も帰るんだから」
そりゃごもっともだな
どんだけ焦ってんだ俺
そしてこの沈黙の時間が…
そういえばなんで佐藤はバラさなかったんだ？
やっぱり本当に言われねぇのか？
いや、信じられない
だって_________________
あっ昇降口着いた
よし帰れる
あれ？
佐藤の足音消えたな
「どうした佐藤」
「…」
まぁいいか
よし帰ろ
グイ
「うわっ！！」
- Re: 平凡な毎日に ( No.8 )
- 日時： 2016/07/05 21:14
- 名前： 虹蝶姫 （ID: 4xvA3DEa）
あれ？はもしかして
なぎと吉岡？
何してんだあれ
あっあれは！！
「どうした佐藤」
「…」
今、松木の声が聞こえた気がするが気のせいだろうきっと
あっやべ松木に状況説明しないと
今帰ったらまずい
グイ
「うわっ」
「シー」
「何すんだよ佐藤（コソ」
「あれ（コソ」
私はなぎ達の方向を指差した
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
はっ？
あっち？
俺は佐藤が指差した方向を見る
なんだ？
あれは確か吉岡？とさっき佐藤と一緒に居たえっと笹原か？
二人をじっと見てやっと状況が分かった
吉岡が笹原に壁ドンをしていた
「何やってんだあれ！！」
「なんでしてるかは知らなねぇよ！！」
「大体なんで俺達が此処に居る必要があるんだよ！！」
「帰ったらあの目の前を通らなくちゃいけないだよ！！」
「それが！！」
「二人の邪魔だろ」
「はぁ？関係ねぇだろ」
ゴソ
ん？今なんか音が
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
やべ声がでかくし過ぎた
ゴソ
ん？今なんか音が
音の方向を向くと
「みいちゃん？」
其処にはなぎと吉岡が居た
「なぎどうして此処に！？」
「えっとなんかみいちゃんと松木君の声がしたから」
やっぱり大きかったか…
「えっとなんで二人が此処に居るの？」
吉岡は少し顔を赤らめていた
なんで顔が赤いんだ？
「えっと二人の姿が見えたから」
「松木君も？」
「あっはい」
うわっ
戻んのはやっ！！
「まさか…見てた？…」
「えっと…おお」
そう言うと二人は顔を真っ赤にした
「あっあっあっえっと何喋ってたとかは？」
「遠くて…聞こえなかったけど…」
「そっそっか」
なんで顔赤いんだ？
「あの、僕達が話していたことは…」
おっ松木ナイス
「えっ！！…俺も遠くて聞こえなかったけど…」
「私も」
吉岡達の場合は遠かった事じゃないと思うが
と言うかあの感じだと吉岡は聴こえてたよな…
まっバレてまずいのは松木だしいいか
「なぎ丁度いいから、帰ろう」
「うっうんそうだね」
「じゃ松木、吉岡また明日〜」
「うっうん」
「おお」
- Re: 平凡な毎日に ( No.9 )
- 日時： 2016/07/05 21:39
- 名前： 虹蝶姫 （ID: 4xvA3DEa）
「じゃ松木、吉岡また明日〜」
「うっうん」
「おお」
佐藤マイペースだな…
「えっと…松木君」
「はっはい」
「本当に聴いてないよね？」
「はい」
吉岡はピュアなのか？
自分から壁ドンしてるのに顔真っ赤とか
そんな事言ってる場合じゃねーな
「えっと吉岡君も聴いてないよね？」
「…ごっごめん聴こえてました」
俺今日運悪りぃ
「はぁ〜」
「ごめん！！」
「他にいいませんよね？」
「言わないけど三つほどお願いが…」
あぁ金か？
「なに」
「一つ目はなんで猫被りしてるか教えて！！」
「へっ？」
「いや、なんか知りたくなって」
なんで言わなきゃいけないんだか
まぁバラされるよりマシか
「明日でもいいなら」
「やった〜」
「それで二つ目は」
「二つ目は俺にもタメ口でいいから」
「分かった」
「みっ三つめっ目はそっその…」
やっぱり金か？
はぁ〜
本当に最悪
「なっな〜ちゃんに告白するの手伝ってくっくれない？」
あれ？金じゃなかった
「あっこれはべっ別に聴いて貰わなくても…」
「えっとな〜ちゃんって誰？」
「あっえっとさっ『笹原蛹』ちゃん」
あぁ佐藤の友達ね
「別にいいよ」
「いいの！？」
「おう」
「やった〜」
そこまで喜ぶことか？
「えっとあの〜」
まだあんの
「なに？」
「松木く___________」
「ちょっと待った」
「どうせタメ口なら名前で呼ぼう」
「そうだね」
「えっと下の名前…」
「えっと改めまして『吉岡薫』です」
「よろしく薫」
「うんかなる」
名前で呼ぶってなんか良いな…
そういえば佐藤の下の名前って…
「えっと続き話しても良い？」
「ああ」
「薫はな〜ちゃんの事好き？」
「はっ？」
「いやだって…」
「あの今日で初対面なんだから普通だよ」
「良かったそうだよねかなるが好きなの佐藤さんだもんね」
「はっ！？」
「あれ？違かった？」
「それだけは絶対に無い！！」
なんで俺があいつを
「あっごめんそろそろ電車の時間だから帰るね」
「おおまた明日」
「うんまた明日」
口止めあれで大丈夫か？
まぁ言ったら告白の話をばらすか…
- Re: 平凡な毎日に ( No.10 )
- 日時： 2016/07/06 15:43
- 名前： 虹蝶姫 （ID: 4xvA3DEa）
吉岡ってあんなに積極的だったんだ…
まぁ吉岡がなぎの事を見てたのは知ってたけど
まさか壁ドンねぇ〜
「みぃちゃん！！」
「うわっ！！びっくりした、なになぎ？」
「何回呼んでも返事しないから…」
「悪りぃ、考えごとしてた」
「なに考えてたの」
「なぎと吉岡の事」
「え！！僕と薫の事！？」
薫って誰だし
てかなぎ今、自分の事、僕って言ったか？
そしてまた顔が赤くなったな
熱でもあんのか？
「薫って誰？」
「吉岡っての下の名前だよ…」
「へぇあいつそんな名前なんだ」
なんでなぎが知ってるんだ？
まぁ良いか
「なぁな______________」
「みっみぃちゃん、えっ駅着いたよ！！」
「あぁそうだな」
「それで「また明日だねさようなら！！」おい」
そう言うとなぎは行ってしまった
訊かれたく無い事でもあんのか？
帰ってから考えるか…
この掲示板は過去ログ化されています。