コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- エナジスターガールズ
- 日時: 2016/02/12 20:08
- 名前: & ◆k7XjsuMJ2U (ID: kXLxxwrM)
こんにちは、ひなと申します!
初投稿です!
今回のお話は、題名通り能力モノのストーリーです。いちよう日常学園生活ものですね、ハイ。
この世には、エナジスターと呼ばれる能力使いが存在する。
エナジスターを持つものは、前世で罪を犯した者。
この世で「本当の幸せ」を掴むまで、能力使いは一生同じ年をタイムループする。
登場人物
・山口 優里香(やまぐち ゆりか)
中学2年生。主人公。身長158cm。
時のエナジスターを持つ時使い。
バドミントン部所属でメガネをかけており、髪は下で一つ結びにしている。仲良しグループのリーダー的存在で、ゲームと食べることが大好き。
・翔咲 このみ(しょうざき このみ)
中学2年生。優里香達の親友。身長は154cm。
おかし作りが大好きで、歌が大得意。料理や掃除など、細かいことに気を配れる。髪はポニーテールにまとめている。気まぐれ。ハンドベル部。炎のエナジスターを持つ炎使い。
・桃原 心愛(ももはら ここあ)
中学2年生。優里香達の親友。身長は142cm。
自由きままで、甘いものや寝ることが好き。
心愛もメガネをかけており、髪は常に下ろしていて癖毛。少しワガママでロリ体型。演劇部。
雷のエナジスターを持つ雷使い。
・東雲 瑠璃(しののめ るり)
中学2年生。優里香達の親友。身長は161cm。
テニス部。自然のエナジスターを持つ自然使い。成績優秀、容姿端麗、運動神経抜群という恵まれた少女だが、たまに抜けてたまにゲスい。髪は肩までのセミロングで、前髪をピンで留めている。
・恵那富 藍(えなとみ あい)
中学2年生。優里香達の親友。身長は157cm。
理科実験部。水のエナジスターを持つ水使い。髪は外ハネで、常に下ろしている。
たまに話を聞いていなく、空ぶってしまう。少しドジっ子。
Page:1
- Re: エナジスターガールズ ( No.1 )
- 日時: 2016/02/12 20:52
- 名前: ひな (ID: xV3zxjLd)
ーーーこれは、私達5人だけの、秘密のお話。
キーンコーンカーンコーン。
始業のベルが鳴り響く。
桜が舞い散る学校の中庭で、仲良く話す5人がいた。
優里香「やーっと中2だねー」
ベンチに手をつきながら座っている少女は、山口優里香。
藍「ここまで長かったぁ!」
手をうーんと伸ばして話すのは、恵那富藍。
瑠璃「長いって言ったって365日でしょ。中2になっても勉強はおろそかにしないこと!」
みんなを見下ろして人差し指を立てているのは東雲瑠璃。
心愛「ひゃー!無理無理!社会しか出来ないよぉ…」
みんなを上目遣いで見ながらドーナツを頬張っているのは桃原心愛。
このみ「数学は教えてあげるよ、心愛」
ドーナツを作ってきた本人なのか、箱を持ちながら笑っているのは翔咲このみ。
この5人は、中学1年生からの仲良し5人組。
ただ、普通の仲良しグループとは少し違うことがあった。
それは…
エナジスターを持っているということ。
エナジスターとは、いわゆる特殊能力のことだ。
ただ、この5人は実際なぜ自分たちがエナジスターを持っているのか、なぜこの5人が運命的に出くわしたのか、なぜこの5人しかエナジスターを持っていないのか、ということをあまり把握していなかった。
『本日の完全下校は、14時となります。校内にまだ残っている生徒は、速やかに寮へお戻りください。繰り返します…』
瑠璃「あ、もう14時になるんだ。じゃあもどろっか」
優里香「そうだね!」
この5人は、先生や親を通して5人で同じ、一番広い寮に暮らしている。
ただエナジスターは、秘密となっている。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜心愛「こーのみっ!今日のおやつは!?今日のおやつは!?」
このみ「もう心愛ったら。もう今日はドーナツ食べたでしょ?」
心愛「あれはお昼ご飯だもん!」
このみ「太っちゃうよー?こことか、こことかー」
心愛「きゃははっ!このみ、このみぃ、やめてぇー!くすぐったいー!」
瑠璃「このみと心愛、仲良しだね、本当に」
藍「仲良し…というよりかは、心愛は妹って感じ?」
瑠璃「あはは、かもね」
優里香「心愛、また持病増えたってさ」
瑠璃「ええ、また?前は喘息でしょ」
心愛「だーいじょうぶ!げほ、げほげほ」
藍「大丈夫じゃないじゃん、もう…」
エナジスターを持つ者は、それぞれに代償がある。
優里香は塩分アレルギー、このみは異常な寒さ嫌い、心愛は多量な持病、瑠璃は味覚障害、藍は異常な暑さ嫌い。
このみ「スープできたよー。あ、優里香のこれね。塩1さじしか入れてないから」
優里香「なんか多い気がするけど…」
このみ「小さじだから。あ、心愛は薬混ぜて!瑠璃、このスープは味大丈夫?」
瑠璃「辛…」
このみ「どこがよ!!もう…我慢して。」
瑠璃「うぅ…」
藍「あはは、このみは大変だねぇ。あ、氷とって。スープに入れるから」
今の季節は夏なので、暑さ嫌いの藍は氷を入れないと熱い飲み物やスープは飲めない。
冬は逆に、このみが冷たい飲み物が飲めない。
このように辛い状況下であっても、いつも仲良しな5人が一緒ならなんでも分かち合えた。
優里香(エナジスター…なんで私達が持ってるんだろ。なんのために…?)
Page:1
この掲示板は過去ログ化されています。