コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: ある日魔法の大冒険!? ( No.48 )
- 日時: 2016/01/26 17:40
- 名前: 風花 彩花 (ID: /M2Jvana)
さて、ちょっと覗いて見たらあーら不思議。参照が三百を超えていたじゃないですか!
夢ですか?夢ですよね?
とにかく記念に番外編を!!
番外編 「そうだ、トランプをしよう!」
まだまだ真昼の部屋の中。武治と大地が、向かい合って座っている。
その周りを望たちお馴染みの五人が、緊張した表情で囲っていた。(萌除く)
全員ピクリとも動かない。まるで動くと大変なことが起こるようだ。それほど、緊迫した空気が流れている。
皆一点に真剣な眼差しを注いでいる。いったい何なのだろう。もしかするとなにか重要なことでも話し合っているのか—?
トランプだ。
もう一度言おう、トランプである。
時は十数分前にさかのぼる。
皆暇だったので、望の家で何かすることにした。豪邸だから広いし。しばらくお菓子を食べながらお喋りを楽しんだ後—、
「暇」
すぐにすることが無くなって、それぞれ好きな体勢になった。人の家なのに遠慮なしである。
その時、
「そうだ、トランプをしよう!」
「「「「「「は?」」」」」」
突然赤莉が叫んだ言葉に、全員驚いた。こんなに唐突に言うとは思わなかったのだ。
「何、突然?」
驚いた顔のまま望が問うと、
「だ、だって暇だったからトランプでもしようかなって……てへぺろ?」
「なぜに疑問系?まあいいわ。そうだ、負けた人は罰ゲームって、どう?」
「さんせーい、です」 「おーけっ!」
「上に同じく〜」 「おうっ!」
「いいよ」 「なんにする?」
すると花輪がにやり、と黒い笑みを浮かべ、言い放った。
「負けたらメイド服でにゃん☆って言うのは?」
「よし決まり」
そこでトランプが始まると、大地と武治以外全員抜けた。ちなみにそこの場面は割合。なぜかって?面倒くさいからさ!
それで、やっと上に至る訳である。
武治の手が大地のカードに伸びる。誰かが息を呑んだ瞬間、大地がダウンした。勝者、武治。
「さあて、お楽しみの時間だよ☆」
全員黒い笑みを浮かべ、大地は悲鳴を上げた。
「いぃぃぃぃぃやぁぁぁぁあだぁぁぁぁぁぁあっ!」
「ううぅ……やだぁ……っ」
驚いた。超似合っている。しかもなぜかウイッグを付けて猫耳まで付いていた。完全に女の子だ、しかも美少女。男の癖にズルイ。
「さあ、にゃんって言いなさい!」
花輪が怖い。魔王に見える。
「に、にゃん……っ」
「「「「「「かわいいッ!」」」」」」
可愛過ぎる。いやもう本当に。
「もう、着替えてきてもいいですか……っ」
大地は半泣き。
「いいよ。そして……もう一回、やろっか?」
その後はみんな日が暮れるまでトランプをやったらしい。
終わり☆
終了。終わり方おかしいとか文句は受け付けません。
ただ作者は女装した大地が書きたかったんです。すいません。
本編はまた後日!