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ずっとキミを想ってる・・・【参照200!】
日時: 2015/10/24 21:04
名前: ゆきうさぎ (ID: GWViUNAG)

ずっとキミを思う・・・



千丸 芹香(ちまる せりか)

女子校の高校1年生。
両親の都合で小山の家に住むことになる。
千花からはちまるんと呼ばれる。


小山 直也(こやま なおや)

素直になれなくて無愛想なツンデレ。
高校2年生で、バスケをやっている割に小柄・・・。
ずっと千丸のことを片思いしている。



山口 宏大(やまぐち こうだい)

身長が高く、小っちゃい小山をからかう。
頭脳派で、何を考えているかよく分からない。
番数を学年で1〜3番をキープしている。



長谷川 千花(はせがわ ちか)

千丸の親友。番数は1番で、美人。
宏大と中学が同じだった。
千丸のことをちまるんと呼ぶ。



須賀 奏美(すが かなみ)

千丸の部活友達。
モデル雑誌など今風の女の子。
恋愛には特に詳しい。


片山 由利(かたやま ゆり)

モデルをやっている。
男子校吹奏楽部所属。
千丸が好き?


みなさんのコメント本当にありがとうございます(。・_・。)

【参照200】を超えました!!










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Re: ずっとキミを想ってる・・・【参照200!】 ( No.36 )
日時: 2015/10/24 17:53
名前: ゆきうさぎ (ID: GWViUNAG)

参照200本当にありがとうございます(*´∀`*)

これからも、更新頑張っていきますんで、よろしくおねがいします♪

千丸と小山の話を次からちょっと更新していきます。

Re: ずっとキミを想ってる・・・ ( No.37 )
日時: 2015/10/24 18:12
名前: ゆきうさぎ (ID: GWViUNAG)

千丸「おはようございます・・・」

小山「ん・・・。」

千丸「小山先輩、今日から学校ですよ?。」

小山「ん・・・あ、やべぇ・・・。」


・・・・・・・

千丸「家庭科部も、人はいってくるといいね!。」

奏美「そうだね!。もうすぐ4月だしね。あーあ、先輩も卒業しちゃうんだぁ・・・。」

千丸「はは・・・寂しくなるね・・・。」

奏美「そうだよね・・・。」


・・・・・・・・

千丸「あ、できたっ♪。」

奏美「いいねー!ドレスなんて初めて作ったよね♪。」

千丸「奏美と私で頑張ったもんね♪。ていうか・・・ここ幽霊部員多すぎるよね?。」

奏美「ていうか・・・来てないのが多いんだよ?。」

由利「あれ?ドレス出来上がったんだ?。」

奏美「あ、はい。ええっと・・・男子校吹奏楽部さんでしたよね?。」

由利「うん。片山由利。由利でいいよ。」

千丸「あ、千丸芹香です」

奏美「須賀奏美です。」

由利「よろしくね。ごめんね。ムリいって。うちの学校の吹奏楽部でちょっと使うことになっちゃってね。」

奏美「全然大丈夫でーす///!。」

千丸「(ええっと・・・由利さんっていうのはモデルなんだっけ?同じ高2でも扱いが違うんだな。)」

由利「あ、ええっと、小山と幼なじみだっけー?あ、宏大と小山が言ってたんだ。」

千丸「はい。そうなんです。」

由利「小山ってからかいがいあるよねー。」

千丸「は、はぁ・・・。」


由利さんって不思議な人・・・なのかな。

なんかオーラを持ってるというか・・・。


・・・・・・・

あれ。さっきの女子高の・・・芹香ちゃんだっけ?

あれは小山の家のはず・・・。

千丸「小山先輩、今帰りましたって・・・まだ帰ってない?」

由利「あのさ、」

千丸「ゆっ・・・由利さん?。」


千丸に驚愕の色が顔にでる・・・。

由利「いやー、まいったよ。」

千丸「あの・・・秘密でオネガイシマス・・・・。」

由利「俺が言いふらすかもしれないし・・信用ならないでしょ。条件が必要だよ、それなりの!。」

千丸「条件・・・?。」


由利「そう・・・・。」

と、千丸の耳につぶやく・・・・







Re: ずっとキミを想ってる・・・ ( No.38 )
日時: 2015/10/24 19:58
名前: ゆきうさぎ (ID: GWViUNAG)

どうしよう・・・由利さんに知られてしまった・・・・


  『バラされたくなければ・・・俺と付き合ってくれる?』

小山先輩も困るだろうし・・・

ここは・・・付き合ったほーがいいのかな?—・・・・・

スマホを取り出すとLINEがきてたので見てみる。

『せりか、今度の日曜日ひま?デートしない?』

でっ・・・・デートォ?

えっ・・・そんなのした事ないんですけどぉ・・・・?

どうしたらいいの・・・?まあ、デートぐらいならいいかなぁ・・・

『はい』

ま、いっかぁ・・・。

奏美に聞こうかなぁ・・・・

というか、デートの服装だけどね。それだけ。由利さんとなると

なんか勘違いするもん。


—日曜日—

小山「あれ?千丸?出掛けんのか?。」

千丸「はっ、はい!。」

小山「(なんかいつも以上に気合がはいってるし、乙女っぽい服・・・)ま、いーや。はやめに帰ってくるんだぞ。」

千丸「・・・はい・・・?。いってきますね!。」

そして、後ろを向いて去っていく。

小山「なにやってんだ・・・俺は・・・。」

カチカチと携帯をさわりつつ、由利のLINEのコメントがあった。

『今からデート♪まじで楽しむわ〜☆』

はっ?ったくこれだから人気モデルは・・・

奏美「あれ?ちまるんはー?」

小山「あー、出かけてったよ!。」

奏美「あの・・・この前、デートの服装を聞いてきたんですけど・・・。まさか・・・デートするんじゃって思って。」

小山「へー。って!?デートォ?。」

奏美「はい。由利さんって言う人との可能性が高いかと?。」

小山「あのコメントに・・・あの服ってまさか・・・」




Re: ずっとキミを想ってる・・・【参照200!】 ( No.39 )
日時: 2015/10/25 20:11
名前: ゆきうさぎ (ID: GWViUNAG)

千丸「・・・遅れちゃった・・・。」

別に・・・単に由利さんとお茶するって事にしとけば全然問題ない。

と・・・思うんだけどぉ・・・・。

なんかパッとしないなぁ・・・。

由利「あ、来た!ええっと芹香ちゃんだよね?。」

千丸「えっ・・・?」

由利「どうしたの?。」

千丸「名前で呼ぶ人って・・・なんか珍しいんで・・・。」

由利「へぇ・・・じゃあ、千丸って呼ばれてるんだね。俺は芹香って呼ばさせてもらおうかなー。」

千丸「どうぞ・・・」

由利「あ、その服似合ってるよ。」

千丸「あ、ありがとうございます・・・。」

由利「行こうか。」

…………………

奏美「ええっと小山さんでしたっけ?小山先輩でいいですか?。」

小山「いーけどっ!なんで尾行してんな訳?!俺ら!。」

奏美「成り行きですし。・・・・それに、気になりませんか?」

小山「?。なにが?。」

奏美「あー。いいですよ。もう。」

小山「あ。動いた。後付けるぞ。」


…………………

由利「歩き回って疲れたね。」

千丸「すごく楽しかったですよー♪」

由利「あ、帰り送ってくよ。」

千丸「あ、いいですよっ。気を使わなくても・・・。」

由利「待って。芹香。遅いし、送るし、こっち車道側だから危ないでしょ。」

千丸「由利さん・・・。」


由利さんって優しいなぁ・・・

何考えてるんだ・・・私っ。

由利「芹香?・・・。」

千丸「なんでも・・・。」

ちらっと目を逸らすと、、、

そこには・・・よく知った、身長の低い男子と、二つに結った、おだんごのかわいい女子がいた。

(奏美に小山先輩・・・)

2人は楽しそうに歩いていた。

見てはいけないものを見てしまった気がして、胸が同時に痛くなった…

(まさか・・・付き合ってた?とか…)

由利「どうしたの?なんか、気分悪いの?。」

千丸「全然大丈夫!平気ですよ!。」

由利「ふーん。ホントに?。」

人の気配のなさそうな道路にはいり始めたころ・・・

由利「小山と須賀さんの事、考えてたんでしょ?。」

Re: ずっとキミを想ってる・・・【参照200!】 ( No.40 )
日時: 2015/10/25 21:07
名前: ゆきうさぎ (ID: GWViUNAG)

千丸「え?…どうしてですか?。」

由利「え…って…ま。いいけども。」

千丸「あの2人はきっと付き合ってるならそれでも別に…。」

由利「無自覚かぁ・・・。おもしろいね芹香。」

千丸「由利さん?」

由利「なんでもない。ただね…。」

千丸「?はい・・・。」

由利「俺と付き合ってみない?。」

手が触れた瞬間—そしてぎゅっと握られる。−

千丸「付き合うって・・///。」

由利「うん。俺の事、好きかどうかじゃなくて。まず、付き合ってみてお互いよく知ることも大切だと思うし。」

千丸「え・・・確かに・・・」

由利「うん。わかってくれると思ったよ。」

—家に帰り—

千丸「ただいま…です?。」

小山「ふーん…。」

小山先輩はなんかつまんなそうな顔をしてた…

あ、そっか。夕飯作ってなかったからお腹すいたのかも—。

千丸「急いで作るんで。待っててください。」

小山「—じゃ・・なくて・・・。俺が言いたいのは・・・。」

近づいてきて、右手首を掴まれて、壁に押し付けられる—

小山先輩が真剣にこっちを見てきて、思わず、逸らしたくなる。

身長はいつも目線が同じなのに・・・

意外と肩幅とかしっかりしてて、なんだか妙に意識してしまう・・・

いつもなんでも無かったこの距離が…

今日だけ…少し違って感じた。




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