コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 世界も涙も帰宅部も ( No.9 )
- 日時: 2014/01/13 14:13
- 名前: 栗おこわ (ID: h/hwr32G)
第六部 bus部
そしてついに当日…
俺はバスに乗ってる。隣にはあさ。俺は料金は160円だったが、あさは俺よりも20円高かったらしく嘆いていたが、そんな事知ったこっちゃない。
「ふう…」
バスの席も確保し、一息ついた所であさが話しかけてきた
「美濃ちゃん…いや、みーちゃん!ああ、早く会いたいぜ…」
あさが「うふふふふ」と気味悪く笑った
「お前、ここバスの中。な?恥ずかしがったらどうだ?」
「バカめ。この気持ち、抑えられると思ってか!?」
「そーいう発言を控えろって言ってんだ」
グバシッとあさの頭を強く叩く
「いったっ!!「グバシッ」っていった!おい、こーゆー場合、優しく叩くんじゃないのか!?」
「バカめ。倍返しだ」
「なんの!?」
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プシュー…
:終点、大田駅前〜:
美濃さん指定のバス停。
「…そういえば、月ヶ崎くんって、俺らと同じバスじゃなかったっけ」
「同じだった」
「「……」」
「いなくね?」
あれれれ?
「見た?」
「いんや」
「…俺ならここだが」
「「…ぎゃあああああああ!?」」
いつの間にか月ヶ崎くんが後ろに立っていた…幽霊か!?
思わず退けぞってしまった。
「し、心臓に悪ぃ…」
「まったくだ…」
「まあ、気づかないよ。一番前にいたし」
つづく
- Re: 世界も涙も帰宅部も ( No.10 )
- 日時: 2014/01/13 19:51
- 名前: 栗おこわ (ID: h/hwr32G)
第七部 購買部
あ「あ、いたいた!みーのちゃーーん♪」
悠「…キモイ」
美「あ、みんな!よかったあ」
月「……」
悠「月ヶ崎くん?顔真っ赤ですけど」
こうして無事おち合う事のできた俺らであった。
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「ね、みんな。おやつ、買わない?」
美濃さんの提案に、皆賛同したので駅の購買でお菓子を買うことになった
「何がいいかな…」
「悠馬は真剣に悩みすぎなんだよっ!こーゆうときは、ずばり、勘だ!!」
「私、グミ!」
「え、美濃ちゃんはグミか…じゃ、俺もっ♪」
「じゃ、俺も」
「月ヶ崎くんまで!?…じゃあ俺は、キットカット」
「「空気読め!」」
「やっぱりおもしろいね♪」
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歩きながらお菓子を頬張ること3分弱。目的地、「本屋の入っている百貨店」に着いた
「ここ!大きい本屋さんで、品揃えが豊富なんだって」
美濃さんがグミの残りをポッケにしまいつつ話す。
「へー…。新しいな。できたこと、知らなかった」
「マジ!?有名だぜ?」
「どこでだよ」
「俺の中で(キラーン)←効果音」
「死せ」
「なんで!?」
「そうそう、最近できたの」
美濃さんが笑いながら言う
「俺も知らなかったよ…」
「遠いもんな」
「バスなんて最近、乗ってねえし…」
「私もつい先日?…うーんと、数週間前知ったもん」
そんな、できたてピカピカの百貨店に、いざ参る!
つづく
- Re: 世界も涙も帰宅部も ( No.11 )
- 日時: 2014/03/17 14:56
- 名前: 栗おこわ (ID: PtJSydhi)
第八部 太陽の笑顔部
「ここ…でっかあああああ!」
「うるせーだまれ」
新しくできた百貨店は、全部で六階建ての、大きな場所であった
「み、みかけによらず、すっげえ広いんだなあ」
「美濃も、ここまで大きいとは思ってなかったや…」
美濃さんも皆も、呆然と驚いていた
「さ、探そっか…」
「う、うん……疲れそうだな」
「どこらへんにあるんです?」
「え?」
「……ゴメンなさい。まっったく知りません」
「「「ふ…」」」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「…えーと、店員さんに聞いたところ、本屋は五階だって」
「ありがとう、月ヶ崎くん」
「いや、えへへ…」
月ヶ崎くんはやはり美濃さんlove!のようだ
エスカレーターで五階に行く。
「…これまた本屋も俺が見た中では最上級にでっかい!」
あさが大声で感想を言う
「うるさい。ここ本屋」
「ごめんごめんこ〜」
「…」
ドスッ
「ぐっは!…おいてめ、何しやがる!」
「ふん。倍返しだ」「おい、それ二回目だぞ?」
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「で!どんな本がいいかなぁ?」
「あ、そっか。それが本題ですもんね」
俺はすっかり、あさへの倍返しに夢中になりすぎていたようだ…(←どゆこと!?)。反省。
「美濃さん、どんなのが好きですか?」
「えっと…警察が主役モノ!」
「警察かー…」
悠馬と美濃が本を探している間、あさと月ヶ崎はコミックコーナーで今週のジャンプや、新刊の漫画を読んでいた。
「くすくす…おもしれー。おいツッキー、見てみろよこれ「まんぷく記」!」
「ん?…ああその漫画。俺、全巻持ってる」
「ええっ!?全部で70巻くらいあるのにか!?」
「ああ」
月ヶ崎はむふん、と胸を張った。かなり自信気である
「俺、やっぱももんちゃんが好き〜」
「俺は、まる太だな」
二人が「まんぷく記」トークに花を咲かせていた頃、悠馬と美濃はまだ本探しを続けていた。
「あ、これはどう?「非現実」。俺、これのドラマ化したやつ好きなんだ」
「へー…。悠馬くんがそう言うなら、おもしろいのかな♪」
「!」
太陽のように眩しい笑顔。。。それが今、俺に向けられている…
「ででで、でも、美濃さんのこののに…好みに合うか…」
「合う合う♪ん〜何円だ〜?」
美濃さんが俺の推した本の値段を確認する。
「あ、安い♪買おっ」
「え、ほんとにそれでいいの?」
「うんっ!あと一冊くらいほしーな」
「あ、じゃあこれはどう?「S エス−最後の警官−」(これだけ実在します)!俺、これのコミック版知ってるんですけど、すっげえおもしろいんだ!」
紹介に力が入るのも無理はない。あの笑顔になってほしい…そんな考えが浮かんでくるからだ
「ノベライズってこと?わ、おもしろそう!」
「だろ?」
つづく
- Re: 世界も涙も帰宅部も ( No.12 )
- 日時: 2014/01/16 18:05
- 名前: 栗おこわ (ID: KjZyd1Q/)
- 参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs/index.php?mode=images
はーい。絵を描いてみますた。
コメよろしくでーす
(URLの文字数オーバーだったので(;´д`)、「栗おこわ」で検索してください…。あ、1月16日に観覧される場合はNEWであると思います)
- Re: 世界も涙も帰宅部も ( No.13 )
- 日時: 2014/01/17 19:03
- 名前: 栗おこわ (ID: ..71WWcf)
第九部 ハーフ部
「みんなっ!」
「お?み、みーちゃん!」
本選びも無事終え、俺らはあさとツッキーのいるコミックコーナーにいた
「お前ら、もう本選び終わったぞ?」
「え?ずいぶんはやいね…」
月ヶ崎くんが腕に付けていた腕時計を見て言った
「うん、悠馬くんの協力あってのこの速さです!」
美濃さんが敬礼のポーズ。
「へー…どんな本選んだの」
「見せて!」
「うふふふ。これと、これ♪」
三人がうふふきゃっきゃっしてる間、暇だったので俺も「新刊・新作」コーナーに行き、漫画をペラペラめくって見た。
(…この漫画家、絵うまいなあ)
そんなことをしていると、ちょうど通行路だったこともあり、人にぶつかってしまった。
「す、すみません」
俺がぶつかってしまったのは、金髪の、いかにも外国人かハーフの少女だった(あるいはヤンキー)。
少女は俺を無視し、俺の見ていた漫画と同じ物を取ったかと思うと、ページを軽くめくった
「…こんなの、おもしろいの?」
「え?」
困惑の声がとっさに出てしまった
「あ。。。いいえ。何でもありません」
つづく
- Re: 世界も涙も帰宅部も ( No.14 )
- 日時: 2014/01/18 12:26
- 名前: 栗おこわ (ID: ..71WWcf)
第十部 常識?部
「お、おい悠馬!さっきの娘(娘で「こ」と読む)、だれだよ!めっちゃかわいいじゃん!」
バカあさが、さっきの光景を見ていたのかこっちへ来、尋ねた
「あ、いや…ぶつかっちゃっただけ」
「なーんだ。知り合いなら紹介してほしかったのに…」
「……」
こーゆー時は「平気か?」じゃ、ねえの?
「スカート短かった…短すぎた!」
「…変態」
「いや、事実だろ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「えー?感じ悪いね、その娘!」
美濃さんと月ヶ崎くんに話す。
美濃さんは軽く怒っているようだ。怒っても、かわいい…
「ぶつかったんだから、「ごめん」くらい言えばいいのに…」
「ほんとほんと。しかも悠馬くんは、謝ったんだろ?礼儀を知らない人だなぁ」
「でも、かわいかったぜ?」
「あさくんは、黙る!」
「…ひゃい」
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「あー、腹減ったーー」
「うん、だな」
もう時計の針は十二時を過ぎていた
「みんな、何円持ってきた?」
月「俺、千円ぴった」
あ「俺、八百円とちょっと」
悠「俺も、千円ぴった」
「ん〜…平均は約933円ね」
美濃さんがピピッと電卓で計算する
「どこ、行きたい?」
あ「俺、スパゲッティ食いてえ」
月「俺は何でもいい」
悠「俺は…そだな、パンかな?」
「じゃあ、じゃんけん!せーの、さいしょは?」
悠「グー!」あ「パー!」
悠「あ、ずりーぞ!」
あ「さいしょはグーって誰が決めたんだよ?」
悠「こんの排泄物がぁぁぁ!!」
つづく
- Re: 世界も涙も帰宅部も ( No.15 )
- 日時: 2014/11/16 23:15
- 名前: 栗おこわ (ID: GedK8Jh6)
第十一部 慣れ部
「で、決まったの?」
「…まだです。あさがひっきりなしにズルしてきまして…」
「もう、あさくん!」
「え?えへへへへ」
「もう、パン屋さんに決定ですっ!」
「え?」
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まさに美濃さんの「鶴の一声」で決着はつき、パン屋へ移動中…
「パンって…もの足りなさがあるんだよな〜」
「そうか?」
月ヶ崎くんは「朝はパン派」だと言う。
「私、チョココロネ〜」
「俺は…やっぱカレーパンかな」
俺はやっと美濃さんに慣れてきて、タメ口にも慣れた…と、思いたい。
「パン屋さんて、この百貨店には3カ所あるらしい」
月ヶ崎くんが、「ご自由にお取りください」という所にあったパンフレットを見ながら話す
「3カ所かぁ…やっぱここはみーちゃんに決めて頂こう♪」
「わ、私?フツー、悠馬くんなんじゃ…」
「いや、コイツ選択力ないんスよ」
「んだとコラ。倍返しくらいたいか?」「もはや技名になってるし…」
「私だったら…ココ」
美濃さんが、月ヶ崎くんから手渡されたパンフレットの全体地図のページを指差す
「「ぞうさん」?」
「うん。近いし、店名かわいいし♪」
と、女の子らしい理由で決定されたのである……
つづく
- Re: 世界も涙も帰宅部も ( No.16 )
- 日時: 2014/01/20 20:29
- 名前: 栗おこわ (ID: ..71WWcf)
おまけ
美「みんなは何派?コーナー♪」
あ「ドンドンパフパフ〜」
悠「で、何するコーナーなんですか?」
美「うん、それぞれの派閥を決めるの♪」
悠「はあ…」
美「では、第一回!「つけパン派?ひたパン派?」」
あ「つけパン〜」月「つけパン」悠「つ、つけパン…」
美「…えーっと、二回!「つり目派?たれ目派?」」
あ「たれ!」月「同じく」悠「…たれ目」
美「…」
美「もお、つまんなーい!」
悠「何か、ゴメン…」
- Re: 世界も涙も帰宅部も<祝さんしょー100> ( No.17 )
- 日時: 2014/01/20 21:23
- 名前: 栗おこわ (ID: ..71WWcf)
- 参照: http://blog-imgs-57.fc2.com/k/e/y/keynovelconsider/sykgk_17_11.jpg
はい。外人さんえりなさんです。あ、ネタばれ?
もー、かわいい!
食戟のソーマのえりなお嬢様!
- Re: 世界も涙も帰宅部も<祝さんしょー100> ( No.18 )
- 日時: 2014/01/21 18:41
- 名前: 栗おこわ (ID: ..71WWcf)
- 参照: http://blog-imgs-57.fc2.com/k/e/y/keynovelconsider/sykgk_17_11.jpg
第十二部 ポップ部
で、パン屋「ぞうさん」。
やはり女性客が多く、それも若い世代がダントツで多かった
「やっぱり店名効果か?」
あさが看板と店内を交互に見ながら聞く
「でも、見て!」
美濃さんが指したのは、「店内の案内」という、かわいらしくポップな字で書かれている小さな看板+黒板みたいなの。(シャトレーゼ入り口とかによくあるよ)
「なになに…「当店は、あま〜いスイーツ系のパンや、米粉パンまで、バラエティーに富んでおり、飽きのこないお店です!」」
「男でもそそられる」
「うむ」
みんな納得の、「お店」であった
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さて、中はというと…
「床はオレンジなどの明るい色、天井はパンを作っている小人の絵。とても広く、日当たりがいい。ミスタードーナツみたいに並べられたパンの数々…奥には食事用の、テーブルとカウンター」
「お前が説明することはない。ってか黙れ」
「イッツひどす!」
悠「へえー…もちもちくんだって。おもろいな」
あ「こっちは全く解読不能の英語がー」
悠「え?んなに難しいの?…赤いハート。フツーに読めるわ!俺ら中二!」
つづく
- Re: 世界も涙も帰宅部も ( No.19 )
- 日時: 2014/01/25 13:52
- 名前: 栗おこわ (ID: Ak1jHfcH)
- 参照: http
すみません…
只今流行してるかどーか分からない、インフルにかかっておりまして…もう1、2日くらい更新は休ませて頂きます。(イキナリ元気になった場合はさておき)
最高39,9度ですからね。A型でした。(〜型とかの違いは分からんが)
なんて言うんですかアレ。吸引器?①と②があってどっちかを押したら次は反対を…っていうやつ。アレは、終わったら喉かっさかっさなりません? 私はなりました…
みなさまもお気を付けなさいまし〜
- Re: 世界も涙も帰宅部も ( No.20 )
- 日時: 2014/01/26 12:12
- 名前: 栗おこわ (ID: Ak1jHfcH)
第十三部 酵母部
店内の甘い香りの中、店の奥のカウンター席でパンを食べる。
「くふふ。この苺、甘酸っぱくてうめー!」
「あれ。あさくんも私と同じの買ったんだね」
「きぐーですねえ!」
知ってて同じの買ったくせに…
ちなみに俺のセレクトは、アップルパイ、ミニクロワッサン、バターロール。
まあ、「シンプル」である
ここのパンはほんとにおいしかった。
もちもちの生地。それでいてしっかり外面はパリッとしていてうまい。アップルパイの林檎も甘すぎなくてすっごく良かった
「おいしーな、ここのパン屋さん」
俺がクロワッサンにかぶりつく一瞬前に言う。で、言い終わったからかぶりつく
「うんうん!」
「美濃さん、大当たりでしたね」
あさと月ヶ崎くんが元気に言った
「そーだね♪」
美濃さんが笑顔で返す。漆黒の可憐な髪が顔の動きに合わせてふんわりと動く。
…絵になるわー
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カランカラン
自動ドアなのにベルがなる音がする自動ドアの音がした。もう何回も聞いていて、いちいち振り返ったりしなかったのになぜか今回だけは振り向いた。…いや、振り向いて「いた」
なにか、いままでの人とは違うオーラ…がしたから
「あ……」
俺の視界に入ったのは…
あの、外人さんだった。
つづく
- Re: 世界も涙も帰宅部も ( No.21 )
- 日時: 2014/01/26 12:41
- 名前: 栗おこわ (ID: Ak1jHfcH)
うおおおおおおっと、今すごい熱さがってないんですけど、いままで遅れてた分更新します!
とりあえず十五部までわ…
- Re: 世界も涙も帰宅部も ( No.22 )
- 日時: 2014/01/26 12:37
- 名前: 栗おこわ (ID: Ak1jHfcH)
第十四部 凛部
凛とした立ち姿。腰まである長い金髪の髪。(短すぎるスカート)
100%、あの娘だ。
「あ!」
あさも気づいたようだ。
「あさ、気づいた?」
「ああ。かわゆい」
「うん…そーだけど」
感想なんて聞いてない。
一人で来ているようで、パンをスイスイとってゆく。
「うお…くそっ…。あ!あ〜」
「何言ってんの?」
美濃さんが首を傾げて尋ねる
「いや、パンツがギリギリ見えなくて…って、あ!み、みーちゃ…」
「……」
「「「3倍返し!」」」
「ぐぎゃあああああああああああ」
見事、俺、美濃さん、月ヶ崎くんの「トリプルパーンチ!」でエロ中学生は地に沈んだ。
「へえ。あの人が、さっき言ってた…」
月ヶ崎くんが「じろじろ見たら悪いよ」と言ったのでチラチラ見る
「うん」
「まあ、別に僕らには関係ないけどね」
「でも、謝ってもらお!」
「いいって。俺、悪かったし」
「じゃ、もっかい謝れば、あっちも謝るね!よし!」
「いやいやいやいや…」
必死で美濃さんを止めようとするが、とめるどころかつれてかれた
「あの」
「?」
美濃さんが勇敢に外人さんに声をかける
「ほら、悠馬くん」
「あ…」
美濃さんにトンっと押され、前に出された(「トンッ」てとこがポイントなのだ)
「あの…さっき、ゴメンなさいでした」
結果的に何か変な日本語になって謝った
「あ。さっきの…」
「はい」
「もういいです。気になさらないで」
が、目の色一つも表情も変えずに去っていった
「は、はあ」
「…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「み、美濃さ…」
「んもーっ!何なの!?」
「まあまあ…世界には色んな人がいますから…」
つづく
- Re: 世界も涙も帰宅部も ( No.23 )
- 日時: 2014/01/27 18:52
- 名前: 栗おこわ (ID: Ak1jHfcH)
第十五部 今何時?部
「…ふう♪おいしかったあ」
みんなパンをしっかり食べ終えて、水をゴキュゴキュ飲んでいた
「さて…と。帰りますか」
「おー」「もうそんな時間?」
時計は、3時を過ぎていた
「そんな時間でもないけど…やることないし」
「うん…そうだね。ああ、でも「あの人に謝らせるって言うのはあるけど!」
「……」
執着、しすぎ…
つづく
- Re: 世界も涙も帰宅部も ( No.24 )
- 日時: 2014/01/27 19:14
- 名前: 栗おこわ (ID: Ak1jHfcH)
オリキャラ募集するぜ!
悠馬たちのクラスメイトを募集します!
応募用紙
名前<>
性別<>
容姿
・髪の色、、髪型、長さ<>
・身長(大きいか小さいか位でオッケーです)<>
・ふいんき<>
性格<>
その他あったら<>
お願いします♪
- Re: 世界も涙も帰宅部も<オリキャラ4〜3人募集中!> ( No.25 )
- 日時: 2014/01/27 19:52
- 名前: 弥佳野 (ID: cO8l6SCU)
オリキャラ投稿します。
名前<泉水 千晶/いずみ ちあき>
性別<女>
容姿
・髪の色、髪型、長さ<茶髪で、ボブヘアー。>
・身長<ちっちゃい。>
・雰囲気<私にあまり話しかけないでよ、カース。>
性格<ちっちゃくて可愛らしい容姿とは裏腹に、毒舌。あまり感情を出さないが、たまに人の不幸を嘲笑ったりしている。心を開いた相手に対しては、笑顔を向けたり、向けなかったり。←>
その他<何か、すごく嫌なキャラですが、何故か萌える。何が言いたいのかというと、キャラ崩壊OK☆←え。>
以上。
- Re: 世界も涙も帰宅部も<オリキャラ4〜3人募集中!> ( No.26 )
- 日時: 2014/01/27 20:26
- 名前: 平並ぼん (ID: KJrPtGNF)
はじめまして、平並ぼんです。
色んなキャラが個性豊かでいいですね。
次が楽しみです。
頑張ってください!
- Re: 世界も涙も帰宅部も<オリキャラ4〜3人募集中!> ( No.27 )
- 日時: 2014/01/27 20:59
- 名前: 平並ぼん (ID: AzZuySm.)
オリキャラを投稿します
名前<島咲 凛・しまさき りん>
性別<男>
容姿
・髪の色、髪型、長さ<黒髪、セミロング、腰よりは短く肩よりは長い>
・身長<中くらい>
・雰囲気<神出鬼没、影は薄くないけど行動が予測できない>
性格<寂しがりやだが、それを悟られないために常に冷静でいようとする。根は優しく、困っている人がいれば助ける。怒ると、まったく喋らなくなる。>
その他<見た目が女性っぽく、それを気にしている。どうやったら人と仲良くなれるか、本を読んだり人間観察をしているが、それが逆に、周りからは話しかけづらいらしい。>
- Re: 世界も涙も帰宅部 ( No.28 )
- 日時: 2014/01/27 23:48
- 名前: オレンジ (ID: H/CWJliZ)
初めまして。オレンジです。
題名に惹かれて参りました。
とても、おもしろいです。_\(°Δ°)/_どはまりやー
オリキャラ投稿します
名前〈西野 莉那/ニシノ リナ〉
性別〈♀〉
容姿
・髪の色、髪型、長さ〈艶のある黒髪、ロング、腰よりちょっと短いくらい〉
・身長〈悠馬の肩に目がくるくらい〉
・雰囲気〈スタイル抜群の美人〉
性格〈少し臆病でよく悠馬の背中に隠れていたり、隣にいる。悠馬に好意を抱いている。怖い物は幽霊、暗い所、海藤 朝日のような変態〉
その他〈悠馬を好きになった理由は朝日から自分を守ってくれたから。(悠馬は普通に朝日に接しただけなので莉那の気持ちに気づいていない)〉
- Re: 世界も涙も帰宅部も<オリキャラ4〜3人募集中!> ( No.29 )
- 日時: 2014/01/28 14:02
- 名前: 栗おこわ (ID: Ak1jHfcH)
弥佳野さん・平並ぼんさん・オレンジさん
オリキャラ投稿ありがとうございました!
平並ぼんさん
はじめまして!
<色んなキャラが個性豊かでいいですね。
ありがたきお言葉…人´Д`*)
美濃ちゃんキャラって以外に少ない(私の知ってる作品内では)
オレンジさん
はじめまして!
<題名に惹かれて参りました。とても、おもしろいです。_\(°Δ°)/_どはまりやー
うれしいです…♪ヾ(´▽`*;)ゝ"
これからもがんばって書いていきます!
みなさんのオリキャラは承認されました。また、何度でも応募することはできます!
どしどしご応募ください(枠増やしました5〜7)
- Re: 世界も涙も帰宅部も<オリキャラ募集中!あと2,3人!> ( No.30 )
- 日時: 2014/01/28 18:27
- 名前: 赤青 (ID: hujSVxra)
題名に惹かれて読んでみました!とても面白かったし、上手だと思います!!
オリキャラ投稿させていただきます。
名前<神崎紅葉/かんざきもみじ>
性別<女>
容姿
・髪の色、、髪型、長さ<赤茶色で、肩までの長さ。前髪も長く、ぼんぼりがついたゴムでてっぺんに結わえている。>
・身長(大きいか小さいか位でオッケーです)<156前後>
・ふいんき<明るい感じ>
性格<元気。だけど時々クール。サバサバしていて、女子力に欠けている。口悪い。髪のゴムをパチンとならす癖がある。若干つり目。>
その他<総合格闘技をやっていた。そのため運動は大好きだが勉強は破滅的。アホな子。 朝日と気が合いそう←>
- Re: 世界も涙も帰宅部も<オリキャラ募集中!> ( No.31 )
- 日時: 2014/01/29 20:02
- 名前: 栗おこわ (ID: VnjWzITU)
赤青さん
ありがとうございます!
かわいいキャラをありがとうございます♪
- Re: 世界も涙も帰宅部も ( No.32 )
- 日時: 2014/01/29 20:48
- 名前: 栗おこわ (ID: VnjWzITU)
第十六部 睡魔部
バスの時刻表を見ると、あと五分は来ないようので、暇つぶしとしてしりとりをする事に。
「りーりー…りす!」
「す…すいか!」
「かか…鴨」
「も…ももんが!」
「ガーナ!」
「なー…なす!」
五分なんてあっという間なもので、もうバスが来た
「あ、もう来た…」
バスに乗る。
美濃さんと俺以外のみんなは、「ぱすも」「すいか」なる、変なものがあるらしい(アルファベット表示だと知らない)。
「ぱすも…?何か、ハイテクなもん持ってんだな」
「父さんの!貸してくれてさ」
「月ヶ崎くんは?」
「兄ちゃんの」
月ヶ崎くんが、書店で買ったらしい、「まんぷく記」の最新刊をめくりながら言う
「あ、それ買ったんだツッキー!見せて、見せて!」
あさが目をキラキラさせながらせがむと「汚くするなよ」と言いながらも月ヶ崎くんは渡した。
えらいな。俺なら絶対渡さない…
:次はー、小町のー小町のー:
「あ、私ここ!じゃあね♪」
「「「じゃーねー」」」
:次はー高町ー高町ー:
「俺、ここ」
「じゃーねー」
「じゃ」
「お前の軽薄さが分かったよ」
「!?」「美濃さんの時と比べろ」
「…一気に静かになったな」
「ん」
「楽しかったな」
「ん…眠い…」
「確かに…」
あさは「ふあああ」と背伸びした
「ま、明日は休みだし。ゆっくりするぜー…」
「ああ」
学校祭のイベントが終わった時のような、大きな終了感に包まれた。それと同時に今までやはり気を緩められていたかったためか疲労感が襲ってきた。
「…美濃さん、やっぱかわいいよなぁ」
「だよね!美少女ゲームなんかよりもかわいい!天使!」
「…美少女ゲーム、やったことあんの?」
「ないけど」
「…じゃあ、言えないと思う……」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
家
「ただいまあー」
「おかえりー。悠馬、今日父ちゃん遅くなるって」
「んー」
俺の部屋は二階なので、階段をドンドン上る
「悠馬ーっ!静かに上がってって何回言えば済むの!」
「すみまっせーん!」
あと、たぶん百回くらい…
「っかー!疲れた…」
白いカーペットにずでーっと転がる。リュックを背から転がったままとる。ジャンバーもついでにとる。
「………」
カチコチカチコチ、壁に取り付けてある時計の秒針が進む音だけが部屋に響く。
今日の事を思い返す。「ああ、楽しかった」や「恥ずかしい事をした…」など。いろんな感情も沸いてくる。俺は、思い返すこの時間が好きだ。
つい、ウトりとして、夢の中に入った—
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「…うはっ!?」
寝てしまった事に驚き、時計を見ると、まだ七時前でほっとした。
「でも、かなり寝た…」
下からはお母さんがご飯の準備をする音がする。隣の部屋からは兄ちゃんが歌う声。きっと今、聞いているんだろう…
さて俺は何するかな、とむくりと起き上がり、ゲーム機を手にした。で、起動して思い出した
「あ、このゲーム難しすぎてできなくてイライラするやつだ…」
やめようと思ったがめんどくさく、そのままスタートした。
つづく