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第1話後編

「100億円ありますか？」
慎一がレストランの店員に事情を説明する。
「10億でいいですか？」
「はい。」
慎一は次のレストランで
「100億円ありますか？」
「30億でいいですか？」
「OK」
慎一はこの繰り返しで100億円を集めた。

慎一は階段を降りてバッチをつけた。
「詩音。集めたぞ。残り時間は？」
「急いで！あと3分！」
「え！？」
3人とも考えこむ。
「あ、このシャッター、無音だろ？」
月影が言う。
「そうだ。それいいね！」
詩音は慎一にすぐに電話した。
「せーので開けるぞ！せーのっ！」

無音のシャッターは開けられた。
すると3人はバッチを取った。
「犯人。100億円だ。」
慎一が犯人に100億円を見せる。
「どうだ。予想外だろ？」
月影が言う。
「ずっとシャッターの前で君達を監視してたよ。その間にレストランで借りてきたわけ。」
詩音が説明する。
「じゃぁ、シャッターの奥に1人！？」
犯人はビビって言う。
「そういうこと。俺がシャッターが閉まる直前に滑り込んで脱出した。」
「皆！事件解決しました！」
詩音が縛られた客に言う。
（あ、詩音に月影！あと1人は誰？）
優衣香は詩音に気付いた。
詩音も優衣香に気付く。
2人とも笑った。

第1話終了