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Re: 四人の絆よ、永遠に-四季projec-【オリキャラ下さい泣】 ( No.4 )
日時: 2015/02/16 15:40
名前: 澪羽 ◆tszqylq6f. (ID: DgEDzvxC)
参照: 普段は別の名前だよ☆



〈第一章〉四季project

【春】<二人の仲間>

「……るな!……菜!陽菜!」

この声は、誰?

湖夏じゃないし……

冬架でもない。

クラスにこんな人もいないし……

「生きてるの!?」

「へ!?」

突然の叫び声で、目が覚めた。

あれ?

私、朝ちゃんと学校いったよね!?

おしりが冷たい。

あ、水とかで濡れた訳じゃないよ?

床が、冷たい。

「ちょっと、本当に大丈夫?」

そういった女の子は黒髪のセミロングに桜のブローチ。モデル体型でつり目の美女。

「あの……」

「ん?」

「どちら様ですか……?」

おっと、黙ってしまったぞ。

「……珠宮 莉桜。あんたは?」

「私は、月島陽菜。よっ、よろしくね!」

「よろしく」

そう言って、にっこり笑った莉桜は、桜の花よりも美しかった。






「そういえば、ここ、どこ?」

学校じゃないよね?

「それは、私にも分からない。目が覚めたらここにいて……」

莉桜にも分からないか……

『目が覚めたか』

誰!?

「陽菜!上に、モニターが!」

モニター?

あ、あれか。

『私は、このプロジェクト内でミッションを伝える仕事をしている「四季」だ。』

四季と言った男は、帽子を深くかぶり直すとまた、話始めた。

「プロジェクト……?」

『珠宮莉桜と言ったな……。「四季project」と言うものは、聞いたことないか?』

四季project……!

「それ、聞いたことあります!」

昨日、テレビで見て学校でもその話をする予定だったし!

『それなら話が早い。まぁ、まずは外に出てみろ。』

四季がそう言うと、映像はプツリと消えた。

「陽菜、外出てみよう。」

「うん……」

私は、不安だけど莉桜と一緒に外に出てみた。

「「ジャングル……!?」」

外に出るとそこは、緑の木々がいっぱい。

鳥も、飛んでる。

「紙が落ちてる……」

莉桜がそう言いながら、拾いあげた紙には、四つの大きな大陸と少し、文章が書いてあった。

四つのうちの一つの大陸の絵には、赤で、現在位置って、書いてある。

「1チーム、四人って、書いてある。たぶん私たちは、『春チーム』……」

莉桜、もう読んでる。

「私たちの他に、あと二人、ここにいるってこと?」

「そういうことだね。」

あと二人って言っても……

ここからは、奥まで見えない。

たぶん、物凄く広い。

こんなところであと二人、見つけられるの?