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Re: 美女4人怪盗団 ( No.7 )
日時: 2015/10/22 18:45
名前: キャッツアイ (ID: Z5cmkimI)

ショーが終わり、3人はホテルへ戻った。

悪魔のような理事長が部屋へ帰るのを確認すると、恵美里は速攻で、自分の奴隷モードスイッチを切った。



「つ、つかれた・・・ラスベガスってもっと楽しいものだと思ってたのに・・・。

やっぱり美蘭理事長と来るんじゃなかった…。あー、ベッドだあ。今日の唯一の幸せだ。寝ようーー!!!」



ストレスから解放されて、ベッドに勢いよく飛びこむ恵美里。



しかし、アメリカのベッドは折り畳み式で、壁に埋め込む収納のためのばねが付いていた。



恵美里は、ベッドごとバウンドして、大の字のまま壁に収納された。





「あーーーれーーー」


恵美里の、哀れな悲鳴は、ラスベガスホテルの防音壁にすいこまれ、誰にも届かなかった。







安藤はホテルのバーへ行った。

ストレスがたまっていたので、少し飲みすぎた。



酔っぱらって、隣の美女に声をかけ、しつこくからんでくだを巻いた。



「うちの理事長が、ほんッと、最悪な女でさ…

もう鬼のようなやつでさ…」



からまれた美女は嫌そうに拒否っているが安藤は気付かない。

どんどん酒がすすむ。



「ねえ・・・きみぃ、今夜僕の部屋に来ない??ねえってばー」



美女がキレた。



「さわらないで!!!!」



ばちん!!と、ほおを張り倒される安藤。

おまけに水を、あたまからぶっかけられた。



安藤は、一気に酔いがさめて、しばらくぽかんと座っていた。