コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 外の世界?なにそれおいしいの?状態の引きこもりが恋をした
- 日時: 2016/04/14 17:43
- 名前: ようかん (ID: EyrVLEam)
皆様こんにちは
ようかんですm(__)m
小説を書くのはこれで4回目です^_^;
(しかし、まだまだですね…)
1回目は完結しましたが2回目の方と同時に更新してますのでかなり更新遅くなると思います。すみません…
そして、この物語の主な内容は
ある1人の引きこもり女子がヤンキー男子に恋をするというお話です( ´ ▽ ` )ノ
私の突然の思いつきで書こうと思ったものなので、あまり詳しい内容は決まっていませんが、なんとか完結させようと思いますのでどうぞよろしくお願いしますm(__)m
そして、誤字脱字等ございましたらご指摘、または温かい目で見逃してくださいましたらありがたいです^ ^
これからよろしくお願いします!(o^^o)
- Re: 外の世界?なにそれおいしいの?状態の引きこもりが恋をした ( No.27 )
- 日時: 2016/03/23 19:24
- 名前: ようかん (ID: JjNmRcbN)
私の小説を読んでくださっている皆様へm(__)m
大変遅くなってしまいましたが…
[参照100本当にありがとうございます!!!!!!!]
自分が思っていたよりもたくさんの方に読んでいただいて、嬉しい限りでございます!
読んでくださっている皆様の応援を胸に日々頑張っていきたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願い致しますm(__)m
ようかん
- Re: 外の世界?なにそれおいしいの?状態の引きこもりが恋をした ( No.28 )
- 日時: 2016/03/23 21:21
- 名前: ようかん (ID: JjNmRcbN)
(龍夜の事が全然知らなかった…怒らせちゃったかな…)
そんな事を考えていると、電話がかかってきた。
《プルルルルルっ、》
「もしもし、龍夜?」
電話の相手は龍夜だった。
しかしなんだか龍夜じゃない気がする。
「どうしたの…?」
かけてきたくせになにも言わないので、切ろうとしたその時、電話の向こうからズルっ…ズルっ…となにかすする音が聞こえる。
由来は10秒ほどたってやっとわかった。
龍夜は泣いているのだ。
確かに龍夜は自分から泣いているなんていう人じゃない。
それは喋らないのも納得がいった。
由来はため息をついて、
「今からそっち行くよ…」
と、龍夜を慰めに向かった。
由来は龍夜の家に向かう途中、こんな事を考えていた。
(いつもはクールな方なのにたまにこういう時あるんだよね…やっぱ、家庭の事で精神状態良くないのかな…)
由来は心配だったがあまり人の内側に踏み込みすぎるのも良くないとも思い、龍夜には聞かないことにした。
それは由来が1番わかっていることだ。
《ピンポーン》
「はーい!」
元気に雅也さんの声が響く。
《ガチャ》
「あれ?!えっと、由来ちゃん?!どうしたん!こんな時間に!」
当然驚かれるとは思っていた。
だから、少し嘘をついた。
「あ、夜遅くにすみません…
姉と喧嘩して家を飛び出して来てしまってそしたら龍夜くんがうちにきたらいいって…」
雅也さんはすごく不思議そうにしていたが、その後快く家に入れてくれた。
その時はもうすでに11時を回っていた。
そして雅也さんに龍夜の部屋まで連れて行ってもらった。
《コンコン》
部屋のドアをノックしても返事はない。
「開けるよ…?」
恐る恐る開けると龍夜は眠っていた。
やっぱり鼻と目が真っ赤になっている。
ついさっきまで泣いていたのだろう。
由来はそう感じた。
「龍夜…。私にできることがあったらなんでもするから…。」
由来は寝ている龍夜に話しかけた。
すると、寝ているはずの龍夜が突然苦しそうにして泣き出した。
泣き声はなかったが、静かに泣いていた。
由来はそれを見て、思わず頭を撫でながら優しく龍夜を抱き寄せた。
(まるで大きな赤ちゃんみたい…)
由来は心の中でそう思った。
- Re: 外の世界?なにそれおいしいの?状態の引きこもりが恋をした ( No.29 )
- 日時: 2016/03/24 10:42
- 名前: ようかん (ID: JjNmRcbN)
「あれ…ここどこ?」
由来が目を覚ますと龍夜はまだ寝ていた。
「お姉ちゃんが起きる前に戻らないと。」
そうポツリとつぶやくと手紙を置いて家を出た。
「ただいま…」
家に帰るとまだ起きてないよね…と不安になりながらそっと自分の部屋に戻った。
すると、隣の部屋(柚月の部屋)から姉の声が聞こえる。
(嘘!もう起きてるの?!)
由来は慌てて寝たふりをしながらその内容を盗み聞きした。
「そろそろ大雅を保育園に入れようと思うんだけど…お金足りなさそうなの。」
姉のここまで真剣な声は今まで聞いたことがなかった。
しかし由来は(それにしても誰と話してるんだろう)とそればかりが気になった。
「ねぇ…雅樹。あなたの子供でもあるでしょ?」
その柚月の一言に由来は頭が真っ白になった。
(え…雅樹って…しかもその子供が大ちゃんって…どういう事…)
由来はしばらく何も考える事が出来なかった。
気がつけばもう7時になっていた。
「由来ー!起きなさーい!」
その声にいつもより驚いてしまう。
聞いてはいけない事を聞いてしまったような気がしてならない。
「うん…おきてる…」
由来は小さな声で返事をした。
- Re: 外の世界?なにそれおいしいの?状態の引きこもりが恋をした ( No.30 )
- 日時: 2016/03/24 21:52
- 名前: ようかん (ID: JjNmRcbN)
由来は気分が上がらないままリビングへ向かった。
「由来?どうしたの?」
あまりにも由来の元気がないので柚月が心配して問いただした。
しかし、聞いてしまったなんて事どうしても言えなかった。
「ううん、なんでもない。」
由来が嘘をついてそう答えると、柚月の顔が少し寂しげになった。
「由来…聞いてたんでしょう…?」
柚月が由来にゆっくりと聞く。
由来はびっくりして青ざめてしまった。
「姉ちゃん…ごめん。」
由来がそう言うと、柚月は途端に声をあげて泣き出した。
きっと、今まで溜めていた不安がやっと肩から降りた。そんな気持ちもあったのだろう。
数分経つと、柚月が深呼吸をして由来の目を見つめた。
「由来…ごめんね。本当に。由来にももうちゃんと話さなくちゃね。」
泣きながら言ってくる姉を由来は見ていられなかった。
「うん…」
とにかく返事はしたが、あまり聞く気にはなれなかった。
「ここに座って、」
お姉ちゃんが真剣に話をする時はリビングのイスを指定される。
そうして、話が始まった。
「あのね、まず由来がどこからきいていたのかはわからないけど、私がどうしてシングルマザーなのかっていうのは知ってるわよね。」
由来はそれくらい知っていた。
付き合っていた彼氏との間に子供ができてしまい、彼氏に逃げられた。柚月はそう言っていた。
「それでね、雅也さんが話したって言ってたから知ってる人だと思うけど、その私の彼氏だった人は雅樹さんなのよ。」
そう。由来にとってそこが1番驚いたのだ。
「とってもびっくりしたわよね。ごめんなさい。」
柚月はまた謝った。
そして話を続けた。
「それでね、その雅樹さんとの間にできたのが大雅なのよ。」
その時に由来はやっと大雅の字が共通している事に気がついた。
「まぁ、その後雅樹さんとは別れてしまったけどその代わりに大雅に関する金銭的な面で支えてもらってたっていう事なの…」
由来はそんな重要な事を隠していた姉に腹が立ってしまい、その場から何も言わず部屋に走って行った。
- Re: 外の世界?なにそれおいしいの?状態の引きこもりが恋をした ( No.31 )
- 日時: 2016/03/25 21:10
- 名前: ようかん (ID: JjNmRcbN)
〜休憩〜
!本文とは一切関係しておりません!
『大雅の成長』
2014年。5月2日。
私に甥っ子ができた。
名前は「大雅」
なぜのその名前になったのかはわからないが、私は男の子はかっこいい名前だったらいいんじゃないかと思っていた。
そして、大雅はすくすくと育ち1年がたった。
1年たった頃には、
「大雅〜!」
と呼ぶと、
「へへへへっへへっ」
と、なぜか自分の名前にうけるようになった。
そんな、元気で笑顔が可愛すぎる甥っ子が私は大好きだ。
次第につかまり立ちもするようになって、2年たった頃には慣れないようだけど自分1人で歩けるようになっていた。
それくらいから姉がいない時は私が見るようになった。
しかし、しばらくすると歩くのが面倒になってしまいすぐ抱っこを要求するようになった。
「あっこ!あっこ!」
と、直ぐに抱っこしなければ泣いてしまう。
特にお母さん(姉)がいない時にそれで泣かれると、どうしようもなくなってしまうからいつにも増して疲れる。
しかし、もっと疲れるのが長期間の旅行。
途中で寝られるとすごく重い。
それに泣き出してしまったら、周りの人の視線が辛い。
そんな感じで全く旅行した気分ではない。
それでも嫌いになれないのはやっぱり大雅の笑顔があるからだ。
何より名前を呼ぼうとしてくれた時はとても嬉しい。
まだ生まれて2年。
だけど、名前を覚えてくれるのか心配な由来だった。
〜おわり〜
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