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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 私は君の連絡係り ( No.9 )
- 日時: 2015/07/18 13:02
- 名前: ことり ◆E09mQJ4Ms. (ID: sGTz9jZf)
- 5.嗚呼。ため息。 
 あたしが健吾の連絡係り(というか、メールをしていていること自体、瞳には言っていない。
 言ったら、なにかが壊れてしまいそうで怖い。
 私はこうやって、びくびくしてることしかできないんだ、きっと。
 正直なことを言うのが怖い。言えない。
 「はぁぁぁぁぁぁぁぁーーー・・・・」
 机のうえでうつ伏せになって大きなタメ息。
 「どうしたんだよ?んな、長いタメ息ついて」
 頭上から、声がきこえる。
 この声は・・・起き上がって上を見る。
 「んで、どったの?」
 ___健吾。
 いやいや、原因はアナタデスカラ。
 なんてもいえずに、
 「なんでもないよー!!!」
 と答えてしまうアタシ。
 あーあ。
 "正直になりたいよ"
 「ふーん。ま、イイヤ。
 なんか、悩みでもあったら俺にいえよ☆」
 アタシはさ、、、そんなとこが好きなんだよ。
 いいたい、でも言えない。
 「おい、健吾ー」
 友達に呼ばれて健吾はいってしまった。
 あぁ・・・・
 こんな関係がずっと続けばな。
 瞳にふりまわされて。健吾のとこいって。健吾と少し話して。
 家に帰って。連絡係りして。
 でも、そうはいかないみたい。
 神様はイジワルダネ。
 恋ってムズカシイネ。
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