コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 哀愁物語ーもう一つの世界ー【オリキャラ募集中】 ( No.15 )
- 日時: 2015/09/25 18:56
- 名前: 夏目 織 ◆wXeoWvpbbM (ID: LIwDSqUz)
- 参照: ちほりん→とらじ、澪羽、*織*→夏目織
- 第六話 
 「━━━━━って言うことなんですけど……」
 僕らはレインさんの家に案内されて、今ちょうど話が終わったところだ
 レインさんの家━━━━ライトリサが生まれ育った家は以外と綺麗で少し広かった
 キッチンに二つの子供部屋……大きな寝室……広いリビング……
 そして、僕が座ってる椅子の下にあるのが……白熊の絨毯
 あの、お金持ちの家とかにある口開けてる熊ね
 「へぇ〜…………だからかぁ……」
 レインさん、やっと一言
 腕を組んで、椅子を前後に揺らす
 「━━━━━大丈夫。すぐ会えるよ」
 そして、珈琲を飲み終えてそう一言
 すぐって、どのくらい?
 レインさんは椅子から立ち上がり、大量の本が並べられてる本棚の前に立った
 「えっとどこだ……?これでもない……?…………あっ、あったあった」
 そう言って、古びた本を取り出す
 表紙についてる大量の埃を手と息で払い、机の上に置く
 多分……深緑色の表紙はところどころ傷がついてる
 レインさんはそぉっと、表紙をめくる
 茶色く古びて、少し破れているページが見える
 文字も掠れててよく見えないけどレインさんは胸のポケットから虫眼鏡を取りだし、文字を読んでいく
 「…………成る程」
 何に納得したのかは分からないけど、もう一度ページをめくる
 「そう言うことか……」
 そう言って、ポケットに虫眼鏡を入れて本を本棚にしまい、次は別の本を取り出す
 さっきの本とは違って、今度はまだ綺麗な方
 誇りもないし、表紙もまだ少しつやが残ってる
 レインはさんはペラリと表紙をめくって、文字を読んで少しまとめてめくる
 今度は眼鏡をかけ直して本を目に近付ける
 「ロミオ」
 「……はい?」
 「オリビアが……戻ってくる方法がわかったぞ!」
 目を輝かせて、少年のようにそういうレインさん
 「オリビアが……?」
 ━━━━━━━━━流石レインさん
 なのかは分からないけど、やっぱりすごい
