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9月3日　仕事後...

「えっ!?　嘘を付いて話すんですか?」
「あぁ。　本当の事を言うのは未希ちゃんには早すぎると思うんだ。」

「...それが未希ちゃんの事を考えた結果なんですか?」

「素直に言えば良いってモンじゃ無いだろう?」

「先生は可笑しいです。　そんなの間違ってると思います...!!」








少し前の、先生との会話を思い出す。
自然と溜め息が出てしまう。

「素直に言えば良いってモンじゃ無い...か。」

どうしようかな。


ずっと誤魔化し続けて来た自分を恨む。




夜...
誰もが皆、自分の家路へと行く。

私もその一人。


まだ暑さも残る夜。

────月が街を綺麗に照らす...─────

【続く】

悠乃が応募してくれた、看護師さんの話を少し書いてみました。

byてるてる522

11

やっぱり羨ましいなぁ...

私が親が居なくて、みたいな事はもう話した。
最初のうちはやっぱり羨ましくなって、冷たく突き放すのも有った。

足が悪くなれば、なるほどに自分が嫌いで憎たらしくなった。


「たまには1人で何とかすればいいじゃん?」

...そんなことを言った時の未希の顔は今でも忘れられない。
一瞬曇った未希の顔を...


夜、消灯されて誰も居なくなった時...

周りの皆が寝てる中で未希が静かに泣いていた事。
ずっと抱え込んでいた事。

何もかもが一遍に心に突き刺さってどうする事も出来なかった。



...ただ私に出来た事と言えば1つだけ。

次の日、何事も無かったように振舞うだけ。
心苦しくても...それでも私は何無い顔で振舞った。


【続く】

澪ちゃん、好きですなぁ...♡
コメ＆オリキャラ待ってます(笑)

byてるてる522