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　私はその場に腰を下ろした。

　腰が抜けたに近い感覚で私は思わず胸をギュッと掴んでしまう。

　動悸がうまくおさえられない。



　"たった二人の双子"

　当たり前の言葉。



　当たり前だからこそ、苦しんでしまう。


　体中を鎖で縛られ、海に落とされたように。


　もがけず、あながうことも出来ず、ただ苦しみを与えられ続けている。


＊＊＊


ひな's トーク

　文字数制限が微妙なので今回ここで区切ります。
　今回はここで舞台紹介です。

　県は福岡、県立星谷第一高校が夏目双子の通う高校です。
　偏差値はそこそこありサッカーで少し有名な高校です
　まぁ実在はしません、フィクションてやつです

　ひなの地元も福岡なのでたまに訛りが入ります。
　そこにも気をつけてみてください。

　意外と面白いかもですよ。