コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- オモテとウラ
- 日時: 2014/12/15 17:35
- 名前: 葵 (ID: DXj3gHSB)
- 初めまして! 
 こんにちは!
 葵です☆
 [あらすじ]
 渡辺遥は学校いちのモテ女。女子からも男子からも憧れの存在。もちろん彼氏もち。
 でも、それはオモテの顔。
 ウラの顔をずっと隠し通してきた遥だが、同級生の高橋颯太にしつこく迫られ、ウラの顔が・・・
 初めてだし、学生なのでなかなか上手く書けませんが、最後まで読んでくれると嬉しいです!
 登場人物紹介>>64
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- Re: オモテとウラ ( No.80 )
- 日時: 2015/06/20 15:44
- 名前: 葵 (ID: DXj3gHSB)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=38328
 レントエ九洋さん
 えっと・・・
 すみません。よくわかりません
 ▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽
 甘菜へ
 おお!おひさ!
 PC使えるようになったのかい?
 更新は遅くなるかも・・・です。
- Re: オモテとウラ ( No.81 )
- 日時: 2015/06/20 16:46
- 名前: ことり ◆E09mQJ4Ms. (ID: YnXlFcJ5)
- 参照: http:/
- 葵ちゃん、久しぶり! 
 受験生だっけ?んま、リアルがいろいろとお忙しい訳ですな・・・
 リアルもこっちもがんばって!(ことりもがんばらねば・・・笑)
- Re: オモテとウラ ( No.82 )
- 日時: 2015/08/02 21:55
- 名前: 葵 (ID: v8ApgZI3)
 20 新たな対面
 「はーい、遥さん。お届け物でーす。」
 人気のない廊下で、明らかめんどくさそうに高橋は弁当箱をつきだした。
 なぜこんなことになったかというと、理由はひとつ。
 弁当をつくる時間がないからだ。
 さすがに毎日、学校—家—病院—家 の繰り返しはきつい。
 そこで、唯一頼れるナナにつくってもらうことにした。
 「ったくナナのやつ、時間ないからって俺にまで手伝わせるんだぜ?ひどいよ。」
 「ナナも忙しいよな・・・。ありがとうってナナに言っといて。」
 「・・・俺に対する感謝は?」
 「ん?なんのこと?」
 「別にぃ。明日からもだよな?はいはい。ナナに伝えときまーす。」
 かわいいギンガムチェックの巾着にくるまれたお弁当。
 誰かにつくってもらうお弁当は、初めて。
 でも、なぜか妙に懐かしい気がした。
 私たちは気づかなかったが、この時確かに動き始める人影がいた。
 ——————☆
 コンコンと、私がノックすると亮はこちらを向いた。
 「あれ?早いね、はる・・・あ、こんちには。」
 私が遥だと思ったらしく、私の姿をみるなり一気に警戒心を強めたように見えた。
 「いきなり伺ってすみません。遥の友達の白石ひよりと申します。あの・・・お花・・・。」
 「ああ、ありがとう。そこの花瓶に入れてもらえるかな?」
 花瓶の中の水は新しかった。きっと遥が管理しているのだろう。
 私はそばにある椅子に座った。
 亮も不思議そうに私を見ている。
 「今日来たのは、あなたにお聞きしたいことがあったからです。」
 「・・・何?」
 「遥と、高橋颯太のことです。」
 亮は顔色ひとつ変えず、きいている。
 意外だ。もっと動揺してくれた方がいいのに・・・
 「最近遥がやけに高橋と仲が良いことを、ご存知ですか?」
 「ああ。高橋くんは知ってる。前に会った。」
 「そうですか。時間がないので手短にいきます。これを見てください。」
 私が渡したのは今朝の遥と高橋の写真。
 ちょうど弁当を渡した瞬間をとらえた。
 これなら、どっちが弁当箱を渡したのかわからない。
 最低なことをしているとわかっている。でも・・・
 「弁当を渡していました。 "たかはし"に。」
 完全亮はうろたえた。そこまでの仲だと思っていなかったみたいだ。
 亮はふぅーと長い息をつき、私に向かってこう言った。
 「教えてくれてどうもありがとう。でも、俺は遥を信じるから。遥が俺に言わないってことは何か理由があるんだと思う。」
 ドクッと身体中が波打つ感じがした。
 やっぱり遥は愛されているのだ・・・
 「それより あのとき ケガなかった?」
 「あのとき・・・?」
 「だいぶん前だけど、君、俺とぶつかった子じゃなかったっけ?あれ?違うかな・・・」
 「どうしてそれを・・・。」
 「やっぱり。俺、記憶力だけはまあまあいいから。」
 「私・・・忘れられてると思ってました。だってあのとき、あなた遥しか見てなかったから。」
 「そうだったのかな?あのとき確かに遥をみてピンときたというか、何か感じたんだよね。」
 「一目惚れ、ですか?」
 「んー違うかな。遥の眼、怖いぐらい綺麗だった。俺の心見透かすようなさ。まあ、一目惚れに近いかも。」
 「そうですか。」
 「でも最近あの眼見てない。遥ムリしてる感じがするんだよな。俺じゃ頼りないのかな。」
 「私も遥はムリしてると思います。でもあなたが頼りないのではなく、頼れすぎるからだと思います。」
 「どういう意味だい?」
 「あくまでも私の憶測ですけど頼りすぎるのが怖いんじゃないでしょうか。尽くしてくれる彼がいるから心のうちの思いに気づかないふりをしている。」
 「・・・わかってる。でもそう思えばそう思うほど、独占欲が高まる。そんなの遥に・・・」
 「そういうところが、尽くしすぎです。」
 「あ、そうか。」
 「今の遥には、独占欲も必要だと思います。」
 「そうだね。」
 全ての邪心を溶かす、その笑顔。
 亮が遥に感じたように、私も亮の笑顔にひかれたのだ。
 「長居してすみません。そろそろ帰ります。」
 「色々とありがとう。」
 「いえ、お礼をいうのはこっちです。ありがとうございました。」
 なんとなくだが、この先も亮と出会う気がする。
 深々と頭をさげ退室した。
 △▼△▼△▼△
 全然更新できてない……
 悪いのは夏期講習です。はい。
 ことりちゃん、甘菜、いつもありがとう!
- Re: オモテとウラ ( No.83 )
- 日時: 2015/08/30 18:56
- 名前: 葵 (ID: DXj3gHSB)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=38328
 《《参照1000越、感謝!!!》》
 21 誤解
 「亮?どうしたの?」
 「別に、ちょっとぼーっとしてただけ。」
 「当てようか。ぼーっとしている理由。」
 「え?」
 「私の友達が来てたでしょ。多分、ひより。 」
 「なんで!」
 「もう2年経つもん。わかるよ。」
 お花が飾られてのいるということで、来客があったことがわかる。
 ゴミ箱の包装紙と店のカードから私が利用している花屋と同じ。
 花屋の位置は、Y中学のすぐ近くで、まあ一般客は少し行くと大きな花屋があるからそこで買うだろう。
 変な裏通りの花屋で買うのはY中学の生徒とY中学周辺の住民だけだと言っても良い。
 あと、亮が入院しているということを知っているのは、ひよりと高橋だけ。
 高橋は私とほぼ同時に帰ったので、ひよりだということがわかる。
 以上。Q.E.D.
 「ひよりは何で来たの?」
 「・・・」
 亮は目を合わせようともしない。
 「亮・・・」
 「そこの引き出し開けてみて。」
 ベッドのそばの引き出しを開けてみると・・・
 一枚の写真。しかも今朝の私と高橋だ。
 何でこんなものが?
 「ひより、これ届けに来たわけ?」
 「そうだよ。あと、忠告。『高橋颯太に気を付けろ』ってさ。」
 「全然わかんないんですけど・・・」
 「あんまり言いたくないけど、俺、妬いてる。毎日コイツに弁当作ってるの?」
 「え?」
 「そんなに仲良いなら、そう言ってくれればいいのに。」
 わかった。ひよりだ。
 薄々気づいていた。高橋と仲良くしているのを嫌がっていることを。
 でもだからといってやり方が汚い。卑劣。
 ひよりは一体何を考えてるのだろうか・・・
 「亮聞いて。あのね、誤解だから。」
 「言い訳はいいよ。俺は大丈夫だから。遥には遥の事情があるし。」
 「そう、事情があるの。私が話すこと言い訳だって言っても構わないし、信じなくてもいい。でも一応きいて。」
 「・・・わかった。」
 「亮は私が渡したんだと思っているでしょ。実際は逆。高橋がくれたの。」「へ?」
 「正確には高橋の妹。私と高橋の妹、すごく仲良くて。私毎日ここに来てるでしょ?亮には強がったけど本当はキツくて・・・。高橋の妹に弁当作って貰うことにしたの。高橋は渡すのみの仲介役。」
 動揺している亮。ひよりに完全に騙されてる。
 「ごめんね、相談しなかった私が悪いから。」
 「謝るのは遥じゃない、俺だ。つまんないことで嫉妬したよ。ほんと。」
 「でもよく撮れてるよね。あと0.1秒遅くシャッターきったら、誤解しなくて済んだのにね。」
 「まあ、そうだな。」
 ひよりは絶対にわざとだ。
 わざと誤解するような写真を亮に見せつけたんだ。
 何でそこまでする・・・?
 もしかして、ひよりは亮のこと好きなのでは・・・。
 「もう弁当頼むの辞めるね。」
 「いやいや。というより病院通いをなんとかしたいね。2日に一度でもいいし、来なくてもいいぐらいだよ。」
 「全部、両立させるよ。亮は心配しないで。」
 「明日からのリハビリ頑張るよ。」
 にっこり微笑む亮。
 でもその笑顔が一瞬、胸の奥をえぐるように感じた。
- Re: オモテとウラ ( No.84 )
- 日時: 2015/08/30 19:26
- 名前: 杏莉 (ID: GyOijjIz)
- あの…私の知ってる葵ちゃんじゃなかったらごめんなさい 
 葵ちゃん、天才!
 文才交換してくださいな←
 雑談提示版の方にも来てね!
 待てるから
 更新頑張って
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