コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 中学2年生なうww
- 日時: 2016/03/31 22:14
- 名前: 摩名坂結 (ID: 3NNM32wR)
- 桜葉中学校美術教師、2年C組の担任となった新卒教師・荒牧 千絵。 
 高身長すぎて悩んだり、
 真面目すぎる思いが伝わらなかったり、
 平凡から個性的まで、色々な生徒がいて、生徒たちは成長していき、
 そして千絵も成長していく。
 ……っていうような立派な話にならなくても応援して下さい。by作者
Page:1 2
- Re: 中学2年生 ( No.1 )
- 日時: 2016/03/30 21:27
- 名前: 摩名坂結 (ID: 3NNM32wR)
- ≪荒巻 千絵≫ 
 少なくとも5分はそこにいただろうか。
 2年C組と書かれた教室の扉、早く開けて中に入りたい。
 なのに、新人教師の私は緊張して中に入れず立ちつくしていた。
 「どうかしたんですか?」
 当然私を見た生徒にそういわれて、いいえと答えてやっと中に入った。
 体温がいきなり上昇した気がする、教卓から見渡すと色々な子がいる。
 馬鹿騒ぎしている男子、驚くほど下手な作り笑いを浮かべる女子、友達と話す男子、読書をしている女子。勿論可愛い女子や可愛くない女子がいて、カッコいい男子とそうじゃない男子がいる。上手くやっていける自信は無い。
 「皆さん、席について下さい」
 それだけでは席に着かない男子もいて、どうすればいいのかは正直分からない。叱るべきなのか、静観するべきなのかに迷い、結局しっかり者の女子が男子をひこずって席に着かせた。ありがとう、と一言述べて簡潔に自己紹介をした。それだけなのにやはり体温は上昇しっぱなしだ。
 「私は荒牧 千絵です。教師1年目で、まだ至らないところもあるかと思いますがよろしくお願いします」
 少し堅苦しいだろうか、と思った頃にはもう自己紹介は終わっていて、言い終わって数秒後に気付くほど自分は焦っていて落ち着いていなかった。
 「ではこれから体育館に行きます。制服をちゃんと来て下さい、第一ボタンまで止めて下さい、小林君、特に」
 それから体育館に向かい、生徒は一人ずつ返事をした。
 勿論小さい声やだらけた感じで返事をする生徒もいたが、一応声は出していたので良しかな、と自分ではそう思った。小林君はどうせだらける方だと思っていたが、むしろすごく大きい声で返事をしていた。それから教員紹介を終え、教室に帰り、自己紹介を少し長くした。
 「荒牧 千絵です。担当教科は美術、得意教科は英語です。好きな食べ物はヨーグルトとスルメイカです。質問はありますか……本山君」
 「何カップですか〜」
 こういう質問にはどう返せばいいのか分からない。真面目にCというべきか、誤魔化すべきなのか、それともしかるべきなのか……。迷っている間に本山君は答えを出したらしく、「目測C!」と大きい声で言って座った。
 私は正直、このクラスでやっていける自信がない。
- Re: 中学2年生 ( No.2 )
- 日時: 2015/06/05 16:52
- 名前: せいや (ID: y68rktPl)
- 新しい! 
 教師目線かー。
 いいっすな!
 今日はなにかと面白そーな話を見つけれたよ。
 バンドの話とか 教師の話とか
 ちょくちょくみにきやす(^^)
Page:1 2
この掲示板は過去ログ化されています。

