コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 壊れた恋の羅針盤。【12歳冬】
- 日時: 2016/11/11 23:54
- 名前: ことり ◆E09mQJ4Ms. (ID: cSy8Cn7x)
- はじめまして、もしくはこんにちは。 
 ことりです。
 「壊れた恋の羅針盤。」今作で個人としては四作目の執筆となります。
 処女作「私は君の連絡係」を執筆中、ふと恋愛ものが書きたいと思い、スレッドをたてた始末です。
 ちなみに、漫画「砂時計」をもとにしていますが、先の展開は大きくかわります。似ている、と思われた方。すみません。
 それでは。
 *
 「全ては12の冬_____」
 ○=羽山麻里=-hayama mari-○
 ●=島田大地=-shimada daichi-●
 ●=月夜文= -thukiya humi-●
 ○=月夜立夏=-thukiya rikka-○
 *目次の目次*
 【零章】 >>1
 【12歳冬】 >>2
 *お客様リスト*
 ・夏目 織 様
 ・ゆきうさぎ(ふわもこ) 様
 ・みーこ 様
 ・スミレ 様
 ・K(*^▽^*) 様
 ・恋桜 様
 ・相良 様
 ・湯桁のろま 様
 スレ立て日*H27.7.18
- Re: 壊れた恋の羅針盤。【12歳冬】 ( No.32 )
- 日時: 2016/02/22 12:12
- 名前: 湯桁のろま (ID: Cyd1DlTj)
  
- ことり様 
 初めまして、湯桁のろまと申します。
 ことりさんの作品の題名をずっと「素敵だなぁ・・・」と感じていたのと、ことりさんのお名前に前から惹かれていました。
 読ませていただいて、まず思ったのは、ことりさんは感情表現が上手だなぁ、と思いました。
 登場人物たちの辛さや苦や悲しみ等の思いなどが、読者の心にダイレクトに伝わってきます。
 それだけで終わらないのが、ことりさんの文体です。
 ダイレクトにきた後に、あたかも読者自身もその物語の中の現場にいるような、引き込まれる感覚になりました。読んでいる自分まで辛くなるのです、心にくるのです・・・
 私、そういう作品書ける方素晴らしいと思います。
 作者様自身が、きっと実際に現実と向き合ってきたり、そういう一生懸命な素敵なお方なんだろうなぁ、と思います。
 だからこそ、書ける作品なのだと思います。
 ことりさんの人間性をも感じられました。
 素敵です。
 私は、文が長い上に読者に分かりにくく、情景描写がまだまだなので、とても見習いたいです笑
 これからも、更新頑張って下さい!
 応援しています!(*^^*)
- Re: 壊れた恋の羅針盤。【12歳冬】 ( No.33 )
- 日時: 2016/04/24 17:40
- 名前: ことり ◆E09mQJ4Ms. (ID: 5va1vjON)
- スミレさん» 
 すみません!!!
 返信、ものすごく遅くなりました…!
 お久しぶりです、どうも。
 ほんっとにすみません…
 更新にいたっても……
 今年度から受験生です……
 これからものろのろ不定期更新が続きますが、よろしくお願いします!
 湯桁のろまさん»
 夢創係引き続き、ありがとうごさいます…!
 返信おそくなってしまい、すみません…
 人間性だなんて……
 湯桁のろまさんは誉めるの上手すぎです笑
 そうなんです、この作品はシリアスムードもすごく大事にしてます。ある漫画に影響されて、それで思い付いたんで若干話が似ていたりするのですが…
 漫画ならすぐ伝わるのに文章だとこんなに難しいんだ、と感じて今回、この小説ではそういう風に読者さんに伝わるといいなって思ってかいてるんです。
 そこがわかるなんてさすがです…笑
 のろのろ不定期更新ですが、よろしくお願いします!
 皆様»
 すみません…!!
 ほんとにすみません…
 長らく更新してなかった、ことりです。久しぶりです…
 さて、今年度から受験生ということもあり塾をはじめとし、いろいろと忙しくなってきました。
 そうなると、今まで以上に不定期のろのろ更新になるかもしれません。
 本当に申し訳ないです…
 これからは、時間を見つけて更新をしていこうと思います。
 こんな不定期更新の作品ですが、必ず時間がかかっても完結はさせます!
 もうながらくお付き合いください。
 これからも「壊れた恋の羅針盤」をよろしくお願いします!
 ※更新はまた近いうちにします!
- Re: 壊れた恋の羅針盤。【12歳冬】 ( No.34 )
- 日時: 2016/05/04 08:52
- 名前: ことり ◆E09mQJ4Ms. (ID: 5va1vjON)
- あれから何週間が過ぎただろう。 
 分からないが、新学期がはじまろうとしていたのは確かだ。
 真新しいスクールバックを背負い、大地の横を私は歩く。
 「そんな緊張すんなって。みんなフレンドリーやけん」
 「う、うん…」
 まわりからは、あの子誰?、という声が聞こえてくる。
 それだけで、胸がぎゅーっとなって緊張する。
 「やばい…心臓もたない…」
 「みんな、お前のこと可愛いからって気になってんだわ。気にするな、大丈夫や」
 「ちょ、え…かわいくなんてないし…」
 大地は笑ってごまかす。
 あぁ、そうか。
 私の緊張をとかしてくれたんだ、冗談を言って。
 なんだか、ここでもうまくやっていけそうな気がした。
 *
 私は、大地と別れて職員室へ向かい、先生に軽く自己紹介をする。
 担任の先生は、女の綺麗な優しそうな人で、熱血鬼教師だったらどうしよう、と思っていたが安心した。
 「教室でもその調子でみんなに挨拶してね」
 「はい」
 「じゃあ、教室行くわよ」
 言われるがままに、先生についていく。
 先生はちょっと廊下で待っててね、というと教室へ入っていった。
 一組。六年一組。
 あと何ヵ月だろうか。私がお世話になるクラスだ。
 「はい、では今日は転入生がいます。羽山さん、入って」
 ______私は、冬のこの寒い時期に祖笛小学校へと転入した。
- Re: 壊れた恋の羅針盤。【12歳冬】 ( No.36 )
- 日時: 2016/11/11 23:51
- 名前: ことり (ID: cSy8Cn7x)
 「麻里ちゃんていうの?東京からきたん?!」
 「な、何処住んどんの?」
 「一緒にかえらへん??」
 自己紹介をして、席につくと、まわりからたくさんの声がとんできた。
 一瞬少しめんどうくさい、とも思った。
 けれど、そんな私の気持ちはすぐ晴れて、質問に答えているとだんだん楽しくなってきた。
 自分に興味をもってもらえるだけで、こんなに嬉しいんだ。
 前の学校では特に目立つわけでも、かといってすごくおとなしいわけでもなく、つまり別にみんなからいちいち興味をもたれる存在じゃなかった。
 こんなにたくさんの人に囲まれたのははじめてかもしれない。
 緊張とはまた違う意味で胸がきゅっとなった。
 _______なんだか、ここでもうまくやっていけそう。
 「ほらほら。お前らそんな質問攻めしたら困るけん」
 上からいきなりふってきた声にびっくりして振り向く。
 するとそこには大地が立っていた。
 「なぁ、麻里、俺の友達紹介するけん、ちょっときてや」
 急になんだろう。けれど、大地にはお世話になったから、
 「え、あ、うん」
 しぶしぶついていくが、後ろから「島田だけずるいわ」という男女の嘆く声が聞こえる。
 よし、聞こえなかったことにしておこう。
 今思えば、島田大地、
 君とさえ関わってなかったら、私はもっと平凡な人生を歩んでいたかもしれない。
 けれど、君と関わったからこそたくさんの感情にであえた。
 こんなに悲しむこともなかったし、こんなに人を好きになることもなかった。
 それはそれでよかったかもしれないけど、私はこれでよかったと思う。
 _____君との物語が始まる。
- Re: 壊れた恋の羅針盤。【12歳冬】 ( No.37 )
- 日時: 2016/12/15 23:40
- 名前: ことり (ID: 5QvnJaR.)
- この度、受験生ということで活動停止させていただきます。 
 4月にはまた戻ってきますので、そのときはまたこの物語を更新していこうと思います。
 読んでくださっていた皆様にはご迷惑おかけしますが、何故塾や過去問や宿題やらでとても小説がかける状態ではありません。
 では、また4月にお会いしましょう。
 
 ことり
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