コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- ポン酢はジュースにはいりますか?【キャラクター募集中】
- 日時: 2016/03/31 11:01
- 名前: 爛 (ID: BB67RT0Y)
- 参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=10888
- はじめまして。 
 少年・青年マンガをこよなく愛し、頭の中ラノベがつまってる爛と申します。
 
 オリジナルは初めてですが、精一杯頑張ります。
 よろしくお願いします。
 【キャラクター募集について】
 和君の友人、蒼崎君、神井君、そして、いつ出てくるかは未定の、静ちゃんの仲間(生徒会メンバー)のお名前を皆様に募集しようと思います。
 実を言うと、作者のボキャブラリーが少なく、なかなか良い名前が思いつきません。
 そのため、皆様につけていただければなぁ、と考えました。
 どんな名前でもいいです。
 彼・彼女はこんな性格で、こんな制服の着方してて、など自由な発想をしてください。
 
 〈欲しい情報〉
 ・名前
 ・クラス(組はアルファベット、E組まででお願いします)
 ・制服の着方(学ラン・ブレザーどっちでもOKです)
 ・性格
 ・髪型、髪色、目の色など
 ・あとはご自由に
 ※ちなみに登場済みの蒼崎君の部活は、ブラスバンド部
 サックス吹いてます
 皆様から、案がいただけると嬉しいです。
 よろしくお願いします。
- ポン酢はジュースにはいりますか?【キャラクター募集中】 ( No.47 )
- 日時: 2016/03/21 20:17
- 名前: 爛 (ID: BB67RT0Y)
 橘先輩は僕の存在を認識してコンマ2秒ほどで睨んできた。
 これはあれだ、喧嘩上級者のメンチ切りだ。
 というよりこの人喧嘩上級者だった。
 「何のようだ。」
 この人のセリフには、疑問符?も感嘆符!も絶対につかない。
 たぶんこの一言の裏には
 「お前みたいな奴がこの場所に何のようだ。」
 という旨が隠されているのだと思う。
 先刻から殺気がほとばしっている。
 視線が痛い。
 「すみません。橘先輩〜。
 落し物・・メガネなんですけど届いてませんか〜?」
 そんな是隊零度の視線視線を僕から逸らしてくれたのは他ならぬ巽だった。
 ありがとう巽。
 この恩は今日中は忘れないよ。
 「・・・。」
 黙ったままじっとコチラを見ていた先輩だったが、踵を返して生徒会室の中に入っていた。
 僕らはどういうことかわからずその場に立ち尽くしていると、
 「入れ。」
 中からぼそっと声が聞こえた。
 これであったら良いんだけど。
 時間は5時ちょっと過ぎ。
 早く終わらせてタイムセールに行きたいな。
- ポン酢はジュースにはいりますか?【キャラクター募集中】 ( No.48 )
- 日時: 2016/03/30 23:56
- 名前: 爛 (ID: BB67RT0Y)
 生徒会室の中は、あの、全自動散らかし機がいるはずなのに、とても綺麗な空間だった。
 「この中から探せばいい。」
 橘先輩がそう言って持ち出してきたのは、ハンカチや期限切れの定期など数多くの落し物の集まったボックスだった。
 「俺は向こうで作業してるから終わったら声かけて。」
 淡々と、用事だけを伝えて隣の部屋に行く先輩。
 バタン
 扉の閉まった音が聞こえたと同時に、
 「はぁ。」
 巽の息をつく音が聞こえた。
 人付き合いの上手い巽にため息をつかせるなんて・・・さすが橘先輩だ。
 「和はさぁ、なんであの人に目ぇつけられてるわけ?
 あの鋭い眼光、口から流れ出す毒。
 みんなそれを恐れて普通は近寄らないぜ?」
 橘先輩に対し、そんな感想を抱いていると、何故か僕が呆れられてしまった。
 まったくもって遺憾です。
 僕にもわからない。
 理由があるとすれば、僕が相模和で、先輩の尊敬する人物が相模静だからだろう。
 僕、将来ストーカーの被害受けて死ぬんじゃないかな。
 先・・・静のストーカーに恨まれて。
 今からでも遅くない。
 法律について勉強しておこうかな。
 だって、静の周り、結構「相模静教信者」が多いし。
 僕らがそんな風に無駄話を繰り広げていたら、今まで空気にメタモルフォーゼしていたはずの有栖から、こんな不満の声が上がった。
 「ちょっと二人とも手伝ってよ。
 いい加減にしてくれないと私怒るよ!!」
 と。
 お前が言うな。
- ポン酢はジュースにはいりますか?【キャラクター募集中】 ( No.49 )
- 日時: 2016/04/09 21:54
- 名前: 爛 (ID: BB67RT0Y)
 「ゴメン、ゴメーン。」
 「ワルカッタヨ。」
 僕も巽も、悪いとは思っても無いような、棒読み口調で謝る。
 実際、悪いとは思ってないけど。
 「二人とも、謝ってるようで謝ってない〜!!」
 有栖はそんな風に怒り出したけど、生徒会室に入ってきたときよりも、心なしか、顔色が明るいように思える。
 まさか、あったんだろうか。
 層だったら嬉しいのに、どうか、普段は信じてないけど、神様、あってください。
 そんな願いが届いたのか、
 「もぅ、二人がサボってる間に見つけちゃったよ〜メガネ!」
 ご機嫌な様子で有栖は言った。
 これで帰れる。
 晩御飯を作れる。
 そう思ったけど、
 「でも、メガネケース無いんだよね〜。」
 その一言が、僕の下校時刻がまだまだ先だということを教えてくれた。
- Re: ポン酢はジュースにはいりますか?【キャラクター募集中】 ( No.50 )
- 日時: 2016/06/14 22:45
- 名前: 爛 (ID: EPm2ln81)
 「メガネケース?」
 僕の隣では巽が呆れたように言う。
 普段は合わないけどこういう時には、一緒のことを考えるんだな、巽。
 「もうさぁ、オレ帰っていい?
 メガネ見つかったしモデルやってくれるんだろ?」
 だるそう...というより、早く絵が描きたい、という顔をして"ぐだぁ"っとする巽。
 「いいじゃん 有栖。
 そのくらい僕が買ってあげるからさ、誕生日もうすぐだったろ?」
 僕もこれ以上の捜索はタイムセールに間にあわなくなる可能性があるので一つ解決策を出す。
 すると有栖は、
 「えっ...覚えててくれたんだ。忘れてるかと思った。」
 頬を軽くゆるませながら言った。
 「あたり前だろ。幼馴染みなんだから。」
 何故そんなに嬉しそうなのかはよくわからないけどとりあえず、問題解決ということで生徒会室から出ようとした。
 けど、
 「やぁ、やぁ 諸君。元気かね...。
 あれ何故、君たちがここに居るんだぃ?」
 姉さ...先輩の登場によってさえぎられた。
 「「 いずみーん。 / 静先輩!! 」」
 2人はやっぱり相模 静教信者だと思う。
- Re: ポン酢はジュースにはいりますか?【キャラクター募集中】 ( No.51 )
- 日時: 2016/08/11 17:55
- 名前: 爛 (ID: Lt03IZKe)
 教祖様が入ってきたことによって、一気に騒がしくなった生徒会室。
 タイミング悪いよ教祖様…。
 「いずみーん。久しぶり〜!」
 女子というものはみんな、ハグだの手を繋ぐだのスキンシップが好きなのだろうか。
 その様子を某然と眺めていた僕だったけど、早く帰らなければならないという使命を思い出して、勇気を振り絞って話しかけた。
 まぁ、勇気と言っても、後で有栖に怒られないか、という心配に対してだけど。
 「あの、先輩。
 何処かで有栖のメガネケースをみませんでしたか?
 落し物の中にもなくって…。」
 僕がそう話しかけると、有栖は予想通り不機嫌な顔をして、そこから先の僕のセリフを奪った。
 「いや、見てないな。
 ついさっき、校内の見回りをしてきた所だが、メガネケースはなかった。
 しっかり確認したから間違いない!」
 メガネケースの見た目や重さなど、有栖から説明を聞いたけど、やっぱり見ていない、が先輩の答えだった。
 さてさて、どうしようか。
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