コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 「好き」のジンクス
- 日時: 2016/02/27 14:31
- 名前: トイプードルマロン ◆GpUAaOdKuo (ID: Vgvn23wn)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=38424
 お久しぶりです。トイプードルマロンです。
 この作品は私にとって二作目です。一作目はURLから飛べますので、興味のある方はのぞいてみてくださいね(*^^*)
 題名で分かった方もいると思いますが、このお話は恋愛小説です。
 前のお話は長かったけれど、プロローグやエピローグを抜いて5話完結の予定です。でも、ひねくれ者の作者が書くので普通の恋愛ものじゃないのは確か。
 ぜひお楽しみください!!あ、ちなみにみんな高校生です!
 **登場人物紹介**
 ❤上野 由美 しっかり者の優等生。ロングヘアの長身。圭と幼馴染。
 ❤笹野 圭 ちょっとお調子者の男子。
 この後もキャラは増えていきますよ(^^♪
 またキャラのイラストはシリアスダークで執筆中の日瑠音さんに描いてもらいますので、投稿されたらお知らせします。
- Re: 「好き」のジンクス*登場人物紹介* ( No.7 )
- 日時: 2016/03/06 09:59
- 名前: トイプードルマロン ◆GpUAaOdKuo (ID: Km711df.)
- 作者のミスにより、1番目のスレで紹介できなかった人々を紹介します!! 
 読みにくくて申し訳ありません(泣)
 *由美side*
 *工藤 碧 由美と同じ高校に通う、由美の友。少し冷めた性格。メイクが
 めちゃくちゃ上手い。
 *りょうこさん 由美と圭の隣人。おっとりしたおばさん。
 *圭side*
 *澤口 遼太 圭のクラスメート。お調子者。彼女募集中。
 以上!
 次は第1話のつもりですので、お楽しみに☆
- Re: 「好き」のジンクス*お知らせ* ( No.8 )
- 日時: 2016/03/09 16:22
- 名前: トイプードルマロン ◆GpUAaOdKuo (ID: XgoiBkTS)
- 参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs/index.php?mode=thread&id=5128&page=1
- 日瑠音さんに書いてもらったイラストが投稿されました☆ 
 圭と由美のイラストです。
 とてもイメージと合ったイラストなのでぜひ見てみてください(*^^*)
- Re: 「好き」のジンクス~12月20日~ ( No.9 )
- 日時: 2016/03/11 19:45
- 名前: トイプードルマロン ◆GpUAaOdKuo (ID: 3JZ8Axjf)
 「由美ー!お母さん仕事行ってくるわよー!」
 「ん……いま何時?……いってらっしゃい!」
 冬って朝が辛い。起きれない。だけど、起きなきゃいけない。朝ごはん、作るんだから。
 母はテレビ関係の仕事をしていて、朝がすごく早いし、お父さんは単身赴任中。だから、朝ごはんは必然的に1人で食べて、いた。でも、今は二人。
 実は…向かいの家の、幼馴染のあいつ…圭と食べてるんだ。
 今朝もいつも通り朝食を作る。でも、いつもだったら来るはずの、圭が来ない。なんでだろう?心配になって見に行くことにした。
 インターホンを押したら、圭の声が聞こえてきた。
 「あー寝坊した、ごめん。鍵空いてるから入ってきて。着替える。」
 寝起きの声に少しドキッとした。中に入るとパジャマを少しはだけた圭がいた。どこを見ていいかわからなかったので、下を向いた。
 「ごめんな。待たせて。」
 制服に着替えた圭と、二人で歩く。寒い風が、二人の間に吹いた。
 「そうだ、鮭フレークあるよ!持ってくるね」
 「おー、あんがと。あ、開けるよ。」
 ビンの蓋を開けてくれる圭。ほんと優しい。
 だけど、私たちは幼馴染以外、何でもない。2人で朝食を食べるのは、両親が朝いないから…それだけだから。
 「じゃあ、行ってきます!」
 「いってらっしゃい!!」
 電車通学の圭は、私より早く出る。
 圭の気配が残るリビングを出て、私は家を出た。
 家からしばらく歩くと、「おはよう。」
 親友の碧がいつものポーカーフェイスで挨拶をしてきた。
 挨拶を返して、一緒に通学する。私の高校生活はこんな感じ。
- Re: 「好き」のジンクス【感謝!】 ( No.10 )
- 日時: 2016/03/12 15:44
- 名前: トイプードルマロン ◆GpUAaOdKuo (ID: eahZ4LLD)
 参照100超えました(^o^)うれしい♪読んでくれてる皆様、ありがとうございます(*^^*)今回は番外編やりません。ストーリーが進んでないので(泣)でも、200超えたらやりたいなー。そこまでいかないかもですけど。
 では、これからも読んでくださいね!たのみますよ〜!!
- Re: 「好き」のジンクス~1月3日~ ( No.11 )
- 日時: 2016/03/13 10:27
- 名前: トイプードルマロン ◆GpUAaOdKuo (ID: eahZ4LLD)
 『あけおめ!!ねえ、一緒に初詣行かない?』
 昨日、碧にそうメールしたら、『OK。2日ね』
 と返ってきた。今は神社に向かってる途中。
 一人でしばらく歩いていたら、前に歩いている人の後ろ姿に見覚えがあった。
 (あれ…圭だ!)
 追いついて話しかけると、「俺も初詣行くんだけど、一緒に行こうか?」と言ってくれた。昨日までは、お母さんの実家にいたらしい。
 「俺は友達と、あのコンビニで待ち合わせしてるんだ。リア充願望がある
 のに告白経験ないんだよ。変な奴だろ?……あ、いた。」
 「おー!圭!…あれ、その子誰?お前、もしかしてかのっ…」
 「違う!幼馴染の由美だよ。」
 「あーそうなのか。初めまして。澤口遼太っていいます、よろしく。」
 「うん、よろしくね。神社まで一緒に行かせてもらっていいかな?」
 「もちろん!ところで、友達と行くんでしょ?その子の写メある?」
 「あほー!!なにいってんだよ!」と圭が突っ込んだ。
 私は苦笑しながら碧と撮った写メを見せた。メイクがめちゃくちゃうまいので、メイクしたやつを見せたらどストライクだったみたい。
 神社に着くと、碧がいた。自然と4人で神社を回ることになった。
 遼太君は必死に碧に話しかけてたけど、碧はクールに返してて面白い。
 おみくじも引いたし、帰ろっかな。そう思っていると、後ろから女の子が走ってきた。着物着てる。その子は、圭に近づいてきた。
 「あの…圭君ですか?」
 「そうだけど…あ、前川さんか。あけましておめでとう。」
 「あけましておめでとうございます。あの、一緒にいる方は?」
 「あ。幼馴染の子だよ。…今日は眼鏡かけてないんだね。」
 「はい。コンタクトデビューしたんです!!」
 楽しそうに話す2人を見て、すこし不安になった。
 この子、圭のこと好きなんじゃないかな…?
 そういうのには疎いけど、感覚的にそう思った。
 でも、圭のことが好きな子がいても、不思議じゃないよね…。
 そんな沈んだ顔をしていたら、碧が耳打ちしてきた。
 「大丈夫?すごい顔よ」
 「え…嘘。ごめん、大丈夫…。」
 「この後は、2人でご飯でも行ったら?」
 「え?!なんで!?帰るの?!」
 「…あの人、この後ご飯いこってうるさいから、行くことにした。
 今から行ってくるからさ、由美、頑張って」
 「何を?!」
 「じゃーねー。」そう言って碧は去って行ってしまった。
 帰り際、私は勇気を持って圭を誘った。
 「あの…おせち作ったから、うちに食べに来ない?」
 「え、いいの?うれしいなー。」
 2人で笑いあう。そのまま、前川さんのことは忘れた。
 もうすぐ3学期が始まるし…。頑張ろう。そう思って迎えた三学期は、
 ずっと忘れられないものになる—。
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