コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- なんかちょっと可笑しくないか
- 日時: 2016/07/13 17:56
- 名前: 胡桃バター (ID: ???)
  
- [挨拶] 
 はじめまして、胡桃バターです。
 小説を書く事は初めてでは無いのですが
 このサイトには初めて触れます。
 慣れるまで時間が掛かるでしょうが、
 よろしくお願いします。
 *
 [当小説について]
 この小説は、
 幼女と成人女性の生活を描いた
 『日常系ほのぼのコメディ』です。
 ときどきファンタジー要素が入ります。
 皆様が楽しめる作品を目指して頑張ります。
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- Re: なんかちょっと可笑しくないか ( No.4 )
- 日時: 2016/07/14 07:37
- 名前: 立山桜 (ID: ???)
  
- はじめから見てました!桜です。以後お見知りおきを。 ヤバイッ!スゲェェ面白いです!(つい口調が…w)更新ガンバです! 
- Re: なんかちょっと可笑しくないか ( No.5 )
- 日時: 2016/07/15 16:40
- 名前: 胡桃バター (ID: FSHRfx37)
- 立山桜さん» 
 あああ、ありがとうございますっっ!!
 とても嬉しいです、とても!
 暇な時間にちまちま更新していきますので…!!
 更新これからも頑張ります!
- Re: なんかちょっと可笑しくないか ( No.6 )
- 日時: 2016/07/16 19:13
- 名前: 胡桃バター (ID: FSHRfx37)
- 「……相当濡れてるみたいだけど、大丈夫?」 
 ……暗くてよく見えなかったが、
 フィアネはとても濡れていたみたいだ。
 どのくらい濡れているのかと言うと、
 彼女が歩く度に水溜まりが出来るくらい。
 フィアネが着ている赤いドレスなんて、水気と湿気を吸って濁った赤になってしまっている。
 流石にこのままではいけないと思い、
 私は取り合えず風呂場へ連れて行く。
 
 丁度良いタイミングで、
 「お風呂が沸いた」という合図の音楽が流れる。
 「よし、じゃあ体温めておいで」
 バスタオルと、着替えをアレコレ探しながら彼女に言う。
 すると彼女は自分の服の、袖や裾…背中など手でぽんぽん、と叩いた。
 そうしてから、私をじ…っと見つめてしょんぼりとした。
 「……私、一人でお洋服脱げない」
 再び小さな口から漏れ出す声。
 その声は、何とも母性本能が擽られる様な可愛らしい声で。
 「あ、ああ! うーん…じゃ、一緒に入ろうか? ……じゃないな。ええっと、どうしようか……」
 自分は何を言っているんだ。
 いやでも、この子見た所女の子だから私と入っても問題は無い……。
 そんな「幸せ妄想」をすると、一気に顔が熱くなる。
 その、赤くなってしまった頬を隠す様にアタフタしながら手を当てる。
 そんな事をする私をフィアネが不思議そうに見た。
 ……そして、手を繋いでくれた。
 私はフィアネの、その行動に驚きつつ、フィアネの言葉を待った。
 「私、貴女と一緒に入りたい……かも」
 フィアネは、小さな声でそう言った。
- Re: なんかちょっと可笑しくないか ( No.7 )
- 日時: 2016/07/16 19:27
- 名前: 胡桃バター (ID: FSHRfx37)
- な、なんという破壊力……!! 
 生まれたての小動物が、餌を取りに行った母親を健気に待っている様な表情をして私をじっ、と見てお願いするものだから、ぼふっと顔が赤くなる。
 「あっ、あ…フィ、フィアネが良ければ…!!」
 「本当……………?」
 「承諾」の返事をすれば、ぱあっ…と効果音がつきそうな位に目を輝かせるフィアネ。
 同時に、私は「うぐっ」と声を漏らす。
 ………ヤバイ、私の母性本能が疼く。
 「じゃ、入ろうか…ハイ、これフィアネの」
 フィアネにはちょっと大きめのバスタオルと、同じくフィアネには大きめの、私のTシャツを渡す。
 「えーと、大きいのしか無くて……我慢してくれる?」
 「……うんっ」
 フィアネは、それをぎゅ…と大切なものを抱き締める様にして持つ。
 嗚呼、この子がする事は何でも可愛く見えるなぁ……。
 「……いい匂い」
 フィアネはバスタオルを顔に押し付けて、匂いを嗅ぐと小さい声でそう呟く。
 それが何とも微笑ましくて、ついフィアネの手を握った。
 「よしっ、行こう」
 先程握ったフィアネの手を引いて、風呂場へと向かった。
- Re: なんかちょっと可笑しくないか ( No.8 )
- 日時: 2016/07/29 19:49
- 名前: 胡桃バター (ID: FSHRfx37)
- かぽーん。 
 洗面器をタイル床の上に置くと、アニメで聞く様な音が浴室に響く。
 「はい、フィアネ。目ェ瞑って〜」
 「ん」
 フィアネの綺麗な髪を包む様にしている泡を、シャワーで丁寧に流していく。
 フィアネは泡が目に入らない様、ぎゅっと目を瞑っている。
 ……そんな所もまた可愛らしい。
 「____よし、終わりー。開けて良いよ」
 フィアネの髪が長かった為、流すのにやや時間が掛かってしまった。
 でも、シャンプーをする前の髪と比べるとより一層艶やかになっていて、それに達成感を覚える。
 ちなみにウチのシャンプーはリンスインシャンプーだ。
 朝の支度の時や、すぐ寝たい夜など……髪を洗う時間が短縮出来て気に入っている。
 「…………」
 シャンプーが終わって、体についている泡も流し、湯船に浸かっているフィアネが私をじーっと見つめる。
 それがどうしても気になって声を掛けてしまった。
 「どうしたの? フィアネ」
 彼女の様子を伺っていると、フィアネはぺたぺたと自分の胸の辺りを触った。
 「……私のお胸と、貴女のお胸____違う」
 「へ」
 ついでなのか、何で? なんて聞いてくるフィアネ。
 突然の質問に、特に内容に驚いて間抜けな声が出てしまった。
 ……あれだ。
 私も昔した事がある、あるあるな質問と似ている。
 『赤ちゃんはどうやって生まれてくるの?』________みたいな。
 「あ、あはは……フィアネも大人になったら、大きくなるよ」
 ……うん、間違った事は言ってない筈だ。
 そう答えると、フィアネは嬉しそうに微笑んで。
 「そうなの? ……何だか嬉しい」
 「……どうして?」
 フィアネは少し照れくさそうに、湯船に浮いているアヒルの頭を撫でる。
 「だって________________そしたら貴女といっぱい色んな所へ行けるもの」
 「お揃いのお洋服とかも着たいな。フィアネ、ママとパパに内緒でたくさんお洒落な雑誌を読んだのよ」
 恥ずかしそうに。だけど時折、嬉しそうに話すフィアネは、いつもの倍可愛らしくて。
 …………つい頬が緩んだ。
 「ぃよっし! じゃあ、お風呂あがって一緒に夜更かししちゃう?」
 早速大人っぽい事してみよっか! と精一杯の笑顔で言ったら、
 「……うんっ!」
 とても可愛らしい笑顔で、元気良く返してくれたのだ。
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 然り気無い感じで、パパとママについて聞いてみよう。
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