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「でも吃驚したよね...絢羽があんなにも苦戦する物があるなんてさ。」
鈴が頭の後ろで手を組んでそう言った。

丁度鈴の頭の上らへんに沈みかかった日が有るのでついつい笑ってしまう。
少しずつ日も伸びて来たなと最近は感じる。

「でも可愛かったよね〜!?」
私の言葉に食い付くように鈴が......

「それね!!　やっぱり未来も思ってたんだね＾＾」
と嬉しそうに話した。

少しずつお互いの思いなどが感じられるようになった最近。


「可愛いのは大歓迎だけど...鈴とか未来!なんて呼んでくれたら嬉しいのが本音なんだけどな。」
「まぁそれはそうだよ......優和ちゃんも思ってるんじゃ無い??」

「てか未来も最初は石川さんって呼んでたよね、優和の事さー。」

鈴の言葉にギクッっとされられるが、直ぐに言い返す。

「まぁ鈴みたいに初対面からぐいぐい行けないからね...」

「そっか〜＾＾」
呆気らかんとしている鈴。

変わって居るようで変わらない。
それは私も皆も同じだと思う......。

いつかは絢羽も変わって名前で呼んでくれたら良いなぁ。


ゆっくりと沈む日と共に、家に互いに着く。

────It was a beautiful sunset───

【続く】
本編更新やっと出来ました(安心

Next......優和side

byてるてる522