コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 能力少女【超能力者?募集中】 ( No.33 )
- 日時: 2014/10/03 00:06
- 名前: ろろ (ID: cH43mN/a)
- 今回は、玲目線でやります。 
 あ、先に言っておきますが、ユリさん家族のわいわいエピソードは、
 少しかじるだけで、あまり書きません。
 話が浮かばなかったので。
 ・・・いやーそれにしても今日は驚いたな。
 まさかユリが俺達組織の保護対象だったとは。
 でもなんか引っかかるんだよな、何だろ。
 「あ!!」
 そうだ分かった!思い出した!あいつ俺が能力者だって暴露する前から
 俺らが能力者だって知っているような感じだった!
 でも、なんでだ?なんで分かる?全部の能力を持っているからそれでなのか、
 うん。考えるのがめんどくさくなったから
 そういうことにしとこう。
 「にしても、俺・・・あいつのことほとんど知らなかったんだよな。4年ぐらい一緒に暮らしてたのに」
 そう言いながら玲は台所に行き、マグッカプを出し、コーヒーを淹れる。
 「っていうか!」
 コーヒーを淹れ終わった玲が、何かを思い出し叫ぶように言った。
 「俺4年間もあいつと暮らしていて信用されてなかったのか!うわ、悲しっ!
 にしてもあいつにあんな過去があったなんてな。
 まあ、考えてみれば、あの年齢であの雰囲気は出せないか」
 思い出してみれば玲がユリと初めて会ったのは、玲は齢16才、ユリが齢12才の時だった。
 親がユリの両親と顔見知りということでなぜか俺の家にユリが住むことになったのであった。
 そのため、一応名前と年齢等の大まかな情報は伝えられていた。でも、
 俺はそのことに興味というのもが無くただ、あ、そうなんだーというカンジでどうでもいいことだった。
 でも一応これから住む仲として姉に挨拶だけはしとけと言われた(脅された)
 ので、挨拶だけした。そして、玲がユリと会っての第一印象は、年齢のわりに大人びてるなということだった。
 12才とは見えないオーラ?みたいなものが漂っていて、それにもの凄く強がっているように見えた。
 確か俺の聞いたユリの第一声は、『はじめまして。顔、大丈夫ですか?』だった気がする。
 なんでそう言われたかというと、姉にぼこされて、顔に青あざが出来ていたたからである。
 今思ってみれば悲しい出会い方だ。でもその甲斐あってか分からないがユリのほうから
 とてもよく話しかけてきてくれた。そのときにはもう心を開いてくれてるのだと思っていたのだか・・・・。
 まさかまだ警戒心とかその他諸々あったとわな。ちょっとショックだったわ。でも、それを知れてよかった。
 この先知らなくて一緒にいるよりも、いいと思うし何よりあいつの重りが少し
 取れたと思えば何も痛くもかゆくもなくなると思うし。あ、でも、あのことについては
 まだ俺が由理菜さんに聞いたことは知らないのかな。でも、少しすけて?
 聞こえてたかもしれないし・・・うーん。どうなんだろうか。。。ま、いっか☆
 いつか分かるかもしれないし。今考えてもどうにもなんねーし。
 「あ、そういえば今なにやってんだろうな。分かれてから4時間たってるし、
 どうしようかな・・・連絡とって見ようかな・・・あのハチャメチャ家族が何をやるのか
 凄い興味あるんだよなー。でも、なんだかなー。うーん。ま、いっか☆
 ラインでとってみよ」
 そして、玲は、ケータイを取り出し、ユリと、玲のみのページに『今なにやってるの?』
 とかいた。そして30秒後
 ピラリン♪
 「早!!」
 そしてユリからの返事を見てみると、こう書いてあった『今、カラオケしてるよ』
 「・・・え」
 なぜカラオケ?てっきり家族水入らずでご飯とか行くのかと思っていたんだけど・・・。
 玲は唖然としながらも返事を打つ『ご飯とか食べに行かないの?』それの30秒後
 ピラリン♪
 玲は返事を見るそしてこう書いてあった『ご飯込みのカラオケだよ!
 ちなみに私はさっき98点を取ったぜ!』
 「・・・。スゲーなおい」
 玲は、その文章を見ていろんな意味で心のそこからそう言った。
