PR
 
コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 赤い、朱と紅の夢。【コメ&アドバイス募集】 ( No.21 )
- 日時: 2015/08/28 10:17
- 名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
- 朱理side 
 クラスに浮いている子が居た。
 その子は大人しそうで、見た目だけで自分からはなかなか話しかけられなさそうなタイプだと思わせる。
 薄い茶色のふわふわのボブで、細身で華奢な...私が思う『the☆女子』と言った所だろうか...
 確かずっと休んでたんだよね。
 それだったらクラスにも馴染めにくいよなぁ...
 ロッカーの上に座っていた私は、飛び降りて話し掛けに行った。
 「ねぇ!」
 「...!!!////」
 私が後ろから声を掛けると、その子は飛び上がって後ろを振り向いて、顔を真っ赤にした。
 「えっと...ずっと休んでたんだよね...名前は...」
 「あ、赤城凛です...//」
 俯きながらそう言う姿に私は少し心を動かされそうになった。
 私には無いものを持ち合わせている彼女が羨ましかったのかもしれないな..──
 「私、境野朱理。よろしく...」
 「...あの。どうして私なんかにっ...話し掛けて下さったのですか?」
 不思議そうに私の顔を見て来た。
 「なんか1人だったからさ^^」
 そう言うと、目を見開いて笑顔になった。
 上辺の友達よりも、私は赤城さんの事を好きなっていた───
 【続く】
 次は紅架sideなのですが...どうやって皆と関わらせようかな?w
 byてるてる522
 PR
 
 
 
