コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: ガンソルジャー マキノ ( No.2 )
- 日時: 2016/01/24 23:05
- 名前: ワタル (ID: HLTL9ZJI)
- えーと引き続きBGMはピストルでーすw 
 でもって本編開始w
 謎のペンギン野郎に不意打ちをくらい悶絶する、シュガーキヨ!
 『ぐは!……アバラが!2,3本折れたみたいだ!?くうう……イテテ……奴だ!謎のペンギン野郎だ!追うんだ!カケル君!』
 『え!?おれが!?……やれやれ……走るの苦手だなぁー……よいしょっと……待てコラァー!!てかアイツちっちゃw』
 逃げるペンギン野郎は推定143㎝程だ。
 『ちょっとカケル!大丈夫なのぉ!てかキヨさん早く追ってよ!』
 『オッケー!ウインちゃん!イテテ……君がそう言うのなら僕は這いつくばってでも行く!』
 シュガーキヨは立ち上がり、札を1枚カウンターに置くと走っていく。
 『ちょ!キヨさん!』
 『釣りはいらねーぜ!』
 『てか!千円ぢゃん!!全然足りねーよ!』
 廊下に出ると直ぐにエレベーターがある。
 既に誰かが乗り移動中だ!
 階数を示すメーターは屋上で止まる。
 『屋上か!』
 すぐ脇にある階段を駆け上がる若い足音が聞こえる。
 覗き込むと上に登るカケルの姿。
 『カケル君!私は非常口を抑える!挟み撃ちにするぞ!』
 ((了解っす!))
 叫ぶシュガーキヨ!それに答えるカケル!声は遠い。
 振り向き誰かとぶつかりそうになるシュガーキヨ。
 『ちょっとキヨさん!』
 ジュエルだ!追いかけてきたのだ!
 『おっと!お喋りは後回しだ!ウインちゃん!エレベーターを見張ってくれ!』
 『ちょっとぉ!もー!』
 拳銃を抜き走るシュガーキヨ!
 その様子は、まるで"あ◯ない刑事"のユージ(柴田◯兵)だ。
 無駄な動きが多いw走る途中でジャンプしたりw
 『関係ないね!wake up!』
 ノリノリのシュガーキヨ……酔っているのか……?
 モノマネしているようだが、元ネタを知らないジュエルは反応が薄い、無関心だ。
 非常口の前に立つとジュエルに振り向きウインクした。
 一応お客様なので笑顔で見送るジュエル。
 しかし笑顔がひきつるw
 シュガーキヨは扉を開け外に出る、どこかの厨房から出る生暖かい風と、食欲をそそる匂い、街のネオンがその目に飛び込んでくる。
 そして、螺旋状の非常階段を屋上に向かい駆け上がる!
 その時、凶悪犯と対峙する素人高校生の最悪な展開を想像した映像が思い浮かぶ!
 シュガーキヨに一抹の不安がよぎる!
 『カケル君!!まさかな……ハアハア!間に合ってくれーい!!あれだけ顔を隠している所を見ると……ハァハァ……かなりの凶悪犯に違いない!!』
 カンカンカンカン!
 シュガーキヨの革靴の音が鳴り響く!
 時折、鉄の手摺と手に持つ拳銃が擦れる金属音。
 チィィィン!
 カンカンカンカン!
 『ハアハア』
 屋上に辿り着いた!
 拳銃を構えカケルを探すシュガーキヨ!
 『カケル君!無事かぁーーー!?』
 その時、揉み合う二人の姿が!!
 怪しいペンギン野郎を抑え付けるカケル!
 しかし、急に手を離した!
 逃げるペンギン野郎!
 追うシュガーキヨ!
 『ああー!もうー!なんで?離すかなぁーーッ!』
 そのペンギン野郎は、手摺を乗り越え屋上から跳んだ!
 『待て!早まるな!!』
 落ちる容疑者!!
 『バカヤローーー!』
 追いかけ手摺に乗りかかり身を乗り出すシュガーキヨ!
 次の瞬間!
 バサッ!
 背中に担いだバックパックが開き、折りたたまれ収納されていた大きな翼が羽根を広げる!!
 『ええーー!?なんだアイツは!?飛べるのか!?』
 やがて姿を消す。
 シュガーキヨには、瞬間移動でもしたように見えた……。
 『消えた!?』
 『消えてなんかいない……アソコ……よく見て』
 呆然と、まるで魂が抜けたように腑抜けた感じのカケルが呟く。
 『カケル君!?』
 シュガーキヨがカケルに言われ目を凝らすと、確かにまだ何かが羽ばたき移動している!
 周りの景色と同化しながら!
 まるでカメレオンのように風景に溶け込む!!
 『まぢか!?……プレデターかよ……』
 呆然と立ちすくむシュガーキヨ……映画プレデターを思い出す……。
 ※プレデター(地球外生物)戦闘力は非常に高い。姿を背景と同化する能力を持つ。注意:謎のペンギン野郎はプレデターではありません。
 すると、
 背後から誰かが近づいてきた。
 『カケル……無事で良かった』
 ぎゅぅ
 『……姉貴』
 無事を喜び、背中からカケルを抱きしめるジュエル……つづく
 次回 【ブリッジワーカー】
 ※ending流れまーすw
 Kis-My-Ft2 eternal mind!
