コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: ガンソルジャー マキノ ( No.7 )
- 日時: 2016/02/09 09:45
- 名前: ワタル (ID: VhCiudjX)
- ____タイムリープ……。 
 それは、時間を自由に移動する事………。
 果たして?本当にそんな事が、起こりうるのか?
 僕の名前は、竹倉カケル……。
 ………あの日……僕らは……決して踏み込んではいけない領域に触れてしまったのかも知れない……。
 ※OP曲流れまーす!
 ONE OK ROCK で the beginning!
 『……なんだアレ?……こっちへ来るぞ!逃げるぞ!カケル!』
 『ちょ!松潤パイセン!写メ撮りましょうよ!』
 『馬鹿!んな事してると!……物語の冒頭で宇宙人に殺害され!名前も覚えてもらえない登場人物扱いな末路を送る展開になるぞ!そして物語が佳境に入る頃にようやく回想シーンなんかで思い出されて「そういえば そんなヤツいたねぇーw」くらいしか視聴者に認識されない影の薄いキャラで幕を閉じる運命になるんだぞ!』
 『ええ?wなんて?w早口で聞き取れなかったっすw』
 『いいから走れ!w』
 『待って!松潤パイセン!誰か降りてきたっす!見つかる!そこ隠れましょう!』
 『おう!』
 路地裏に隠れ身を潜めて様子を伺っていると、警官風の男達が3名降りてきた……何やら彼等はお互いを責め合い揉めているようだ。
 「ミアタ!予定より遥かに時間を遡(さかのぼ)り過ぎたぞ!」だとか?
 「ここは2019年6月9日のNEO TOKYO CITY ではないのか?ミアタ!?」とか?
 「あれぇ……おっかしいなぁ……そんな怖い顔で責めないでよwフジガヤ君にタマモリ君……あはは……(汗)」などなど…。
 それから彼らは通信を始めた……。
 司令官風の男とやり取りをしている……。
 フジガヤと呼ばれる男の腕時計?にホログラムが浮かび上がる。
 そこには、偉そうにデスクに踏ん反り座り、地球儀を回しながら彼等に指示する司令官風の男が空間に投影され映し出される……。
 その男は、彼らに"ヨコオ教官"と呼ばれている……。
 ゴチャゴチャと滑舌が悪く、よく聞き取れないが、2班は時間差で到着するという……。
 どうやら……1班である彼等は、到達日時を特定する為の、試験的な役目だったらしい。
 さらに身を潜め、聞き耳を立てていると、「テロリストのリーダー マキノ・メイサ age:18 を確保セヨ!」と言うワードが耳に入り込んできた!
 それから彼らはマシンに乗り込み、その場から移動した。
 なにくわぬ顔で街の風景に溶け込み、何処かへ行ってしまった……。
 唖然とする僕らだった……。
 『……嘘だろ……牧野……』
 『え?知ってるんすか?松潤パイセン!?』
 『同級生の牧野明咲……色白美人……財閥令嬢だ!』
 『ええ!……牧野……財閥?それって?マキノ public limited company (パブリック・リミテッド・カンパニー)の事ですか!?』
 『そうだ……マキノPLC……俺の親父もそこに勤めている……』
 『ちょっと待ってください!最近SNSで話題になってる武装テロリスト集団のリーダーって……もしかして!?牧野さん!?』
 『そうさ!カケル!感がいいな!……ここ一年くらい学校にも来なくなったから不思議に思っていたんだが……牧野が失踪したって噂!本当だったんだ!?……メディアが 騒がない様に学校の校長教頭はおろか……教師全員とPTAを多額の金で口止めしてるんじゃないか?って……生徒達の間で噂も囁かれていた……』
 『ままままままじっすか!!??』
 一旦CMでーーーす。
