コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- ドラゴンと生きる日々
- 日時: 2015/08/01 12:59
- 名前: Jack. (ID: 5RAlDtaS)
- こんにちは!Jack.と申します。今回は初投稿となっております。更新速度が遅くなったりしたらすみません。一日2つ位のスペースを目指して頑張ります!(できるとはいってなi) 
 この小説を投稿した理由は、小学生の頃(5,6年位。今は高校。)「ドラゴンって存在するのか?」「ドラゴンは何処にいるんだ?」「他の名前で呼ばれてるのか?」etc…を思ったからです。まあ、ドラゴンを信じない人もいるでしょうけど自分は蛇に爪と羽と足と手がはえたやつと思ってます(笑)こんな自分ですがよろしくお願いします完結はさせる…と思います!
- Re: ドラゴンと生きる日々 ( No.11 )
- 日時: 2015/09/25 21:48
- 名前: Jack. (ID: 5RAlDtaS)
- また更新。 
 10日目 街へ着く
 最近はファイアードラゴンをなつかせたが何故だか探し物をしている。アイスドラゴンもそうだ。何か大切な物があるらしい。
 シン「こいつら何探してんだ?」
 レイはあくびをして答えた。
 レイ「何か大事な物じゃないですか…?ふわあ〜あ…」
 ドラゴンが持ち物を探すという事は大事な物以外にあり得ない。自分のエサくらいなら渡されて無くしてもどうということがないように振る舞う
 シン「(ドラゴンでいうお守りみたいな物か…?それとも…)」
 ずっと考えても何も起こらないので話をかける事にした。話なんて通じるか分からないが。
 シン「なぁ、お前ら何探してんだ?(通じる訳ないだろ…)」
 ファイアードラゴン「ググ?グワーッ」
 何を言っているかさっぱり分からないが胸ポケットに何か入れられた。
 シン「ん?何だこれ…」
 よく見ると紅くてキラキラ光った物…宝石だ。一体なんの為に持ってきたのだろうか。だがお守りとして使うことにした。
 シン「分かった、ありがとな、ファイアードラゴン。」
 ファイアードラゴン「グワーッ!」
 同じく、アイスドラゴンからレイにも渡される。
 レイ「宝石…?ありがとね、アイスドラゴン。」
 アイスドラゴン「キュワーッ!」
 アイスドラゴンからは青い宝石…サファイアを渡された。
 レイ「何を意味してるんでしょうね。」
 シン「さぁ…?
 と、気になりつつ歩いていたら街に到着していた。
 レイ「あまり見ない街ですね …」
 シン「そうだな、でも自分達の家よりかなり離れた街だ。見ていこう。」
 辺りには武器屋、市場、宿屋…などいろいろ整った所がある。
 住人「いらっしゃい、見ない顔だね。」
 シン「あ、俺達は少し遠くの街から来まして…」
 住人「そうかい。ここは初めてか。ゆっくりしていきなよ。」
 シン「ありがとうございます。」
 そう言うと住人は歩いて行ってしまった。
 レイ「礼儀のいい方でしたね。とりあえず、どうしますか?」
 シン「毎日が魚ばっかり食べてて飽きたな…金を稼ぐってのはどうだ?」
 レイ「材料を買うのはいい考えですが…私バイトなんてやった事ありません。」
 シン「それ行ったら始まらないだろ、武器屋の人に聞いてみるか。」
 そう言って武器屋の人に話しかける事にした。
 シン「あのー、すみませんがちょっと良いですか?」
 武器屋の人「うん?時間かい?別にいい…けどっ!」
 大きいハンマーを運び終わると言った。
 シン「あのー、お金を稼げる所ってありますかねー。」
 武器屋の人「バイト…ねぇ…ここには無いかなぁ…」
 シン「ふーん…そうですか、すみません。」
 武器屋の人「あっ…でも…」
 シン「ん…?」
 武器屋「闘技場、なんてどうだい?」
 武器屋の人はニヤりと笑みを浮かべると言った。
 シン「闘技場?」
 続く。
- Re: ドラゴンと生きる日々 ( No.12 )
- 日時: 2015/09/26 21:19
- 名前: Jack. (ID: 5RAlDtaS)
- コメント募集ですよ〜 
 11日目 剣術 魔術
 シン「ふむ…闘技場か…でも俺達にはそんな戦う技術も持ってないし、武器はダガーだけだ。」
 ダガーは短剣の一つで、軽く使いやすいがダメージはあまり入らない。石で作られたのが主に生産されてる。
 レイン「大丈夫!武器は私が提供してやる!そして、名前はシンと言ったね、私はレイン。宜しくな!」
 レイ「剣術等はどうすればいいでしょうか。」
 レイン「うーん…職業にはそれぞれマスターがいる。そこに行けば教えてもらえるんじゃないかな?でも、まず好きな職を選べ。そうしないと武器も提供出来ない。」
 職はそれぞれあるらしい。魔術、剣術、弓術、ハンマー使い、ダガーの使い手、槍術…等々。
 レイ「先輩はどうしますか?」
 シン「実はもう決まってるんだよね。」
 レイ「? 何ですか?」
 シン「『剣術』だ!」
 剣術は、最もシンプルな職である。だが、模擬試験が難しい為、諦める者もいる。
 レイ「え”っ!?魔術をやりたいのですが…先輩と離れますよね?」
 シン「闘技場で会えばいいじゃねぇか!」
 自信満々に言う。
 レイ「…そしたら先輩と戦い事になりますよね?」
 シン「そうだけど?」
 レイ「………」
 シン「…気持ちは分かるが自分の腕を試せるんじゃないか?成長する所、俺も楽しみだぞ!」
 レイ「ありがとうございます…」
 レイン「よしっ、決まったね?じゃあ職ごとの武器を選べ!沢山あるぞ!」
 レイ「魔術は杖ですか…シンプルですね。でも、ここは使いやすいのを選びましょう…これでいいです。」
 レイン「それでいいんだね?じゃあシンは?」
 シン「なぁ、この穴は何だ?」
 そう、武器の刃の部分に穴が空いてある。
 レイン「えっと、ドラゴンの持ってきた『石』をはめこむんだ。どうなるかはお楽しみ。君達の大きさだともうあるはずだけど。」
 そう、ドラゴンの持っていた石をはめる事で一つシンは思った。戦闘のお守りだろうと。
 シン「そうか…じゃあこの剣にする。」
 レイン「その剣でいいのかい?」
 シン「ああ、大丈夫だ。」
 レイ「何かいろいろ尖ってて格好いい剣ですね。」
 レイン「この種類はマスターソード。バランスがとてもいいんだ。じゃあ少し手入れをするから待っててくれ。」
 続く。
- Re: ドラゴンと生きる日々 ( No.13 )
- 日時: 2015/09/27 21:10
- 名前: Jack. (ID: 5RAlDtaS)
- 12日目 剣術 模擬試験 
 シン「えーっと…職の場所は…ここか?」
 そこは、剣闘場のような少し大きい場
 所だ。
 シン「人が多いな、でも合格するのには一人いくかいかないか…恐ろしいな。」
 その時一人の男が飛んできた。
 男「ぐわぁーっ!どいてくれぇーっ!」
 シン「おっと、なんだアイツ?」
 そして、その前にはざわめく姿や心配している姿が見える。そこを通りながらその団長を探す。
 シン「ん…?あれか…?」
 ???「ずいぶんとナメすぎた様だな、だが模擬試験でも手加減はしない。」
 シン「おおっ?あれが団長って奴か?」
 男「ん?お前来るのが初めてみたいだな、そうだ、あれが団長。完璧な剣術を習いたいのならやめろ。入れないぞ。」
 シン「俺が来て諦めるとでも?」
 男「まだお前には早い。諦めろ。」
 シン「しょうがねぇな…じゃあ俺が勝つ様に拝んでてくれ。」
 団長「他に模擬試験を受けたいやつはいないか?」
 シン「はい!俺だ!」
 その時に視線が一斉にシンに集まる。こんなに勇気を出す奴は滅多にいないだろう。
 団長「…面白い、じゃあ前へ来い。」
 シン「(こいつ…そこらのモンスターよりずっと強いな…。下手したらゴブリンより強いかもしれない。)」
 団長「じゃあ説明をしよう。合格条件は5分の戦闘に生き残るか、それとも転んだ方、剣が地面に落ちた方、降参した方が負け、いいな?」
 シン「分かった、いいぞ。」
 団長「ん…?なんだその剣の持ち方?」
 普通剣は刃の部分を先にして持つがシンは逆、後ろに刃をいくように持っていたのだ。
 シン「こっちの方が持ちやすいんだ。」
 団長「器用だな。でも負けても持ち方で負けた、とか言うなよ?」
 シン「分かってるよ。もう準備はいいが?」
 団長「よし、じゃあこの石が地面に落ちたらスタート、分かったな?」
 シン「分かった。」
 団長「よし、じゃあ…とっ!」
 上に投げた。そのころシンはどう切り込むかを真剣に考えていた。カウンター、突撃、回り込み、等…そして石が落ちたその時。 ピシュン 大きくシンの前を団長が横切った。
 シン「っ…!?防いだから良いものを、防いでなかったら死んでたな…」
 団長「なかなかやるな…だが、手加減はしない。」
 その時にシンは大きく体制を整え、相手が横に切り裂いた途端に受け流し、素早く切りつけた。
 団長「…ゴホッ…やるな…いい動きだったぞ。」
 シン「そりゃどうも。攻撃が激しい割りには隙は大きいんだな、なら…こっちのターンだ!」
 そう言うと剣を器用に回し、相手の剣を弾いた。そしてその隙に切りつけた。
 団長「ふむ…スピードは速いが動いてない俺にとって防御は簡単だったな。」
 シン「…」
 団長「もう一回俺の攻撃だ!くらえ!」
 シン「…今だ!」
 そう、大きく叫ぶと剣をまた器用に回し、力任せに剣を大きく振り、相手の剣を上へ弾いた。
 団長「!?、しまった!」
 団長は剣を取るべく戻るとシンは素早く回り込み、剣をまた奥の方へ弾いた。
 シン「取らせねぇよ!」
 その時にカランコロンと音をたてて団長の剣が転がった。その時大きな歓声が回りから出る。
 団長「なっ…!?」
 シン「俺はお前の攻撃を見計らってた。お前、切りつけ方を横から『斜め』に変えたからな。お前の剣を一回弾いた時に攻撃を防御するのに適してると思ったからだ。斜めだと防御も弱くなる。その隙に弾いたのさ。」
 団長「…まぁ良いだろう。約束通り剣術は習わせてやる…。」
 シン「お前、本気出してなかったろ。」
 団長「えっ…!?」
 シン「本気だったら技も使うはず、だがお前は切りつけのみをしてきた。」
 団長「…そんな事まで気づいたのか…。お前には才能があるな。」
 シン「そりゃどうも!」
 シンはニコっと笑った。
 シン、剣術入門成功。
 続く。
- Re: ドラゴンと生きる日々 ( No.14 )
- 日時: 2015/09/28 20:29
- 名前: Jack. (ID: 5RAlDtaS)
- 12日目 魔術模擬試験 
 レイ「うーん…魔術入門の場所は…ここで合ってるね。」
 魔術入門の場所は、外に薬が置いてあったり、壺が置いてあったりしてある。中を除くと粉の様なものが入ってある。だがレイはさっぱり分からない。そして扉に手を触れさせて開ける。
 レイ「おじゃましまー…す?」
 シルバ「あら?いらっしゃい、私がこの職の主、名前はシルバよ。」
 レイ「宜しくお願い致します。」
 シルバ「ちょっと待っててね、本を持ってくるから。」
 中は図書館の様になっていて、よく分からない事を唱える人もいた。そして中は広い。
 シルバ「お待たせ、ちょっとこの本読んでてね。まだ持ってくる物があるから。」
 レイ「はい、分かりました。」
 本の中身は文字で魔術の唱えかた、発音が書いてある。入門はストームブレード、ファイア、ディフェンスウォール、サンダー…他にも沢山あった。
 レイ「よく分からないなぁ。」
 シルバ「ごめんごめん!待たせてしまって、目は通したかしら?」
 レイ「通しましたけどあまり分かりません。」
 シルバ「ふふっ、皆同じこと言うのよ。でも、唱えたい魔法はあったかしら?」
 レイ「特にありませんが、入門から頑張っていきたいです。」
 シルバ「真面目なのね、あなた、名前はなんていうの?」
 レイ「レイといいます。」
 シルバ「レイちゃんね、ふふ、覚えとくわ。」
 レイ「レ…レイちゃん!?」
 レイは顔を赤くして言った、恥ずかしいのだ。
 シルバ「? なんか悪いかしら?」
 レイ「え…い、いや…まぁ…」
 シルバ「ちょっと茶番が長すぎたみたいね。あなたは模擬試験を受ける人でしょ?」
 レイ「はい、そうです。」
 『模擬試験をする人』と聞いて少し周りを見渡したら本を読みふけている人もいる。
 レイ「なんで分かったんですか?」
 シルバ「その杖を見れば誰だって分かるわよ。」
 そう言われると、レイは自分の握りしめていた杖をみた。
 レイ「模擬試験は、どういう内容ですか?」
 シルバ「ゴブリンの討伐よ。」
 レイ「へ?」
 レイは一瞬ふざけているのかと思った。あのゴブリンを?と思ったからだ。
 シルバ「びっくりする人は少なくないわ。でも魔法があれば大丈夫よ。魔法は『奇跡』なんだから。」
 レイ「う、うーん。でも分かりました。じゃあ、なんの魔法を覚えればいいんですか?」
 シルバ「えーと、本を見れば分かるけど、まず攻撃魔法のファイア、サンダー、アイスレイン。そして防御魔法のリフレクション、ディフェンスウォール。これだけでいいわ。」
 レイ「名前長いのがあるんですが…」
 シルバ「名前が長いのは強い魔法よ、覚えるのは心配しなくていいの。覚えたのを伝えてくれればいつでも私がメモしてあげるわ。」
 レイ「自分の本が初めに作られるんですね。」
 シルバ「そう、じゃあ外に来て。魔法を教えてあげる。」
 レイは少し心配していた。自分が模擬試験に合格できるか、という事と未だにシンが合格したのかを心配していた。
 レイ「わぁ、広い所ですね。」
 シルバ「じゃあ、まずファイアから。一回しか教えないから聞いててね。」
 そう言うと深呼吸をし始めた。精神を高めるのだ。
 シルバ「ファイアッ!」
 そう言うと前の木の板を燃やした。しかもなかなか消えない。
 シルバ「スプラッシュウォーター!」
 そう言った瞬間に杖から水が一気に噴き出し火を消した。
 シルバ「ふう…これが魔法、やってみて。」
 レイ「え…え…じゃ、じゃあ……ファイアー!」
 しどろもどろになって魔法を唱えた。だが火がつかなく風だけがふいた。
 シルバ「まぁ初めはそんなもの、神経を高めてファイア!…って言ってみて。ファイアー!じゃ駄目よ。」
 レイ「分かりました……」
 レイは自分を最大まで落ち着かせた。そして勢いよく言った。
 レイ「ファイア!」
 その瞬間に炎がついた。レイは喜んで杖を離した。
 レイ「やったぁー!やりましたよ!」
 シルバ「そうそう!お見事!もう模擬試験にいけそうね!」
 レイ「え…全部練習するんじゃ…。」
 シルバ「発音とコツがすぐ掴めたんだから大丈夫よ!それじゃあ皆を集めるわ!」
 レイ「え、み、皆を!?」
 シルバ「皆に見てもらった方が勇気が出てくるわ。それじゃあ準備しててね。」
 レイ「あ…ちょっ!……まぁいいか…でも心配だなぁ…」
 やっぱり心配をしていた。自分が合格出来る事を。
 シルバ「集められる人だけ集めたわ。ざっと13人。」
 レイ「ううっ…緊張する…。」
 シルバ「始めから魔法を撃てるように深呼吸してね。準備がOKなら声をかけてね!」
 レイ「はい…。」
 そう言われるとすぐに深呼吸をし、いろんな事を考えるのをやめた。
 レイ「準備…いいですよ。」
 シルバ「よし、それじゃあ…ゴブリン・スポーン!」
 そしてゴブリンが出てきた。観客は離れる。レイより二倍大きい。
 ゴブリン「ウォーッ!!!」
 レイ「落ち着いて…落ち着いて…」
 そうするとゴブリンが走って近付いてきた。斧で殴る気だ。そして切りつける時にレイは素早く唱えた。
 ゴブリン「グォー!!!!」
 レイ「リフレクションッ!」
 そう言うと相手の斧がレイにではなく、ゴブリンの頭に直撃した。
 ゴブリン「グォッ!?」
 レイ「そして…サンダー!」
 そう言うと杖から雷が素早くゴブリン足に直撃し動けなくなる。
 ゴブリン「グッオー!?」
 レイ「トドメです…アイスレイン!」
 そう唱えると相手の頭部に杖を向け、相手の頭に氷の流星群が降り注ぐ。
 シルバ「あの娘…高度な技を…」
 そうするとゴブリンがうめき声をあげシルバの杖へ戻ってく。
 レイ「やったぁーっ!!」
 観客からも拍手が送られる。
 レイ「シルバさん!やりましたよ!」
 シルバ「…たいした娘ね。」
 続く。
- Re: ドラゴンと生きる日々 ( No.15 )
- 日時: 2015/09/29 18:41
- 名前: Jack. (ID: 5RAlDtaS)
- そろそろ登場人物書くので会話の時の名前消すかもです。あと今回はちょっと短めです。 
 14日目 剣術メンバー
 団長「…という事で入ってきた。新しいメンバーのシンだ。何か質問はあるか。」
 そう、さっき入って紹介してもらったのだ。中は広くて床で寝ている人もいれば椅子で真剣に聞いてる人もいるし、本を読んでる人もいる。メンバーは少ない。
 団長「…ないのか。ごめんな、こういうメンバーなんだ。じゃあ、自己紹介をしてもらおう。俺もするし、シンにもしてもらおう。てことでこの机の横から順に言ってけ。じゃあ、まずここからだ。」
 今は自分の自己紹介をなんて答えるか夢中になっているが、すぐ決まらない。そう色々思っていると自己紹介が始まった。
 レイブ「初めまして。名前はレイブだ。中の奴らは休みの時になんと喋ったりするが今は静かみたいだ。お前もすぐ慣れるだろうよ。歳は23だ。」
 ご丁寧に歳まで言ってくれた。でも心配はない人だ。そして次の人の自己紹介が始まった。
 メイス「初めましてー、私はメイスだぞー。宜しくー、15だぞー。」
 一瞬なんだこいつ?と思ったが心配のない人だ。剣術にも女はいるということは少し感心してしまった。15は歳だろう。年下も入っているのか。いろいろ思っていると次の人が始まった。
 シズク「初めまして、私はシズク。結構前から入っているけど一緒に頑張ろうね。歳は16歳。」
 こんな優しい人を期待してた、思ったより安心した。と思っていると、相手の自己紹介が始まったので自分も考えておこう。
 キル「俺はキル。…あんまり人との関わりは苦手だ。気安く話しかけるな。」
 こんな奴は予想していた事。言われても驚かない。でもあまり関わらない様にしようと考えた。
 その後も自己紹介をしてる人が約10人いた。前日あまり眠ってないので少し眠りそうだったがようやく自分の番だ。
 シン「俺の名前はシン。少し遠いアキット街から来た。…旅人って事でいいかな?宜しく。」
 よし、なかなかいいぞ。と、自分でも思った。そして気になってた団長の自己紹介だ。
 シヴァ「俺の名前はシヴァ、ここの12代目団長だ。歳は19歳。ここの剣術では緊張しないで訓練に取り組まないで自分の羽を伸ばすように気楽にやってくれ。宜しくな、シン。」
 そう言い終わると拍手を何人かしてくれた。とりあえず、心配がなくて安心した。
 続く。
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