コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 冷たい雨と1LDK【短編集】
- 日時: 2016/11/30 14:32
- 名前: 朔良 ◆oqxZavNTdI (ID: raanz7.S)
- 冷たい雨と1LDK 
 貴方と分け合って食べた
 ひとつの林檎
 ささやかな幸せをふたりで噛んだ
 冷たい雨と1LDK
 貴方と詰め合って入った
 ひとつのバスタブ
 他愛もない会話をふたりで笑った
 窓ガラス越しに
 貴方と背中合わせになっても
 何の意味も持たないよ
 ひとり雨に濡れるくらいなら
 ふたり一緒に傘の下で
 夜に住む冷たい太陽が見え隠れ
 ふたり向かい合って
 また、目を閉じよう
 
 ***
 こんにちは、またははじめまして。朔良と申します。
 久し振りに文章を書きたいと思いまして、練習と向上を兼ねて新たなる短編集を開設させていただきたいと思います!
 多分ほとんど恋愛。上記はメモに残っていた中で気に入っていた詞(つまり意味はなし!←)
 気軽に話しかけて頂けると嬉しいです!
 【言の葉唄(詞と共に短い短い物語を)】
 >>001 (夏の影)
 【夢待ち唄(夢見るほどに切ない物語を)】
 【巡り逢い唄(この巡り逢いに感謝する幸福な物語を)】
 >>009-010 (キスしたくなくない。)
 ***
 【朔良の心情(11/30)】
 ♪Twitter〜はじーめました〜
 
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- Re: 心象フルクトゥアト【短編集】 ( No.1 )
- 日時: 2016/10/08 17:16
- 名前: 朔良 ◆oqxZavNTdI (ID: raanz7.S)
- 【語り唄 (夏の影)】 
 夜空に浮かぶ震える泡沫模様
 世界で一番綺麗な花だと思ったの
 賑やかな笑い声 着飾る恋人たち
 そんなの関係無いくらい
 貴方の手のぬくもり愛しかった
 ひゅるりひゅるりら 夏花火
 短夜に咲く大輪の花
 薫る風 また思い出す
 貴方とのキス 触れた体温
 あの日の貴方の言葉は永久に
 
 「綺麗……」
 彼女は、艶やかな紫の花が乱れる浴衣を身に付け、夜空を見上げている。
 「……そうだな」
 曖昧な返事だったからか、彼女は、隣の彼を見て、頬を膨らませた。
 「ちゃんと見てた?」
 「見てた……けど。花火よりもお前が綺麗だっ言ったら、怒る? それとも、喜ぶ?」
 彼がふっと笑いながら彼女の目を見ると、彼女は顔を伏せた。暗闇でよく見えないが、彼女の顔の火照りを彼ははっきりと感じた。
 「……バカ」
 「怒ってる?」
 「……」
 「ごめん、もう言わないから」
 「お、こってない」
 彼は笑って、彼女の指と丁寧に隙間がないように重ね合わせる。そして、彼女の唇にそっとキスをした。
 「……っ! ここ、どこだと思ってるの!」
 「河川敷」
 「ま、真面目に答えないでよ!」
 「大丈夫だって。誰も見てない。みんな花火に夢中だ」
 もう……と呟きながら彼女はもう一度空を見上げた。
 「……ねえ、また来年も見に来ようね」
 「ああ」
 彼女に似合う紫の花と同じ色の花火を見上げながら、
 「ーー愛してるよ」
- Re: 心象フルクトゥアト【短編集】 ( No.2 )
- 日時: 2016/10/09 20:48
- 名前: 澪 (ID: 9Mczrpye)
 朔良さん、澪(レイ)です。
 覚えていらっしゃいますか?
 さすがに上手ですね……!
 「語り歌(夏の影)」、彼女がかわいい。
 気障な台詞をさらっと言える彼もかっこいい。
 そして突然の口づけに慌てる彼女かわいいです←
 更新楽しみにしています。
 また決ます。
- Re: 心象フルクトゥアト【短編集】 ( No.3 )
- 日時: 2016/10/14 18:08
- 名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
- 参照: http://From iPad@
- お久しぶりですm(*_ _)m 
 朔良さんの新作短編集ということで、早速読ませて頂きました!
 もう彼女と彼のやり取りが可愛すぎて、きゅんきゅんですよ!w←
 自分自身最近、こんなにきゅんきゅんしたのは無いんじゃないかな、というくらいです(‾∇‾*)ゞ
 いつも素敵な小説をありがとうございます!((。´・ω・)。´_ _))
 これからも楽しみにしています!
 陰ながら応援してます!
 byてるてる522
- Re: 心象フルクトゥアト【短編集】 ( No.4 )
- 日時: 2016/10/14 18:10
- 名前: 朔良 ◆oqxZavNTdI (ID: raanz7.S)
- 澪さん 
 澪さん、お久し振りです!
 もちろん覚えております! 忘れるなんてありえません!
 私自身、カキコが久し振りなので不安な部分もとてもあるので笑
 かわいいと言って頂けて嬉しいです……!
 基本的にからかわれる女の子が好きなんです。苛めて苛めて赤面することにとてつもなく萌えを感じる朔良です←
 その現象起こすには気障なセリフはやっぱり絶対条件ですよね!
 不意打ちキスも大事です笑
 更新あまり早くなくて申し訳ないです……泣
 全力で頑張ります!
 コメントありがとうございましたm(__)m
- Re: 冷たい雨と1LDK【短編集】 ( No.5 )
- 日時: 2016/10/15 13:51
- 名前: ゴマ猫 ◆js8UTVrmmA (ID: VmDcmza3)
- お久しぶりです、ゴマ猫です。 
 新作短編集が目に入って即クリックして読ませて頂きました!
 読ませて頂いて、やっぱりさすがと感じました。短編って、少ない文章の中で表現しなくちゃいけないので、個人的には難しいと思うんです。
 それをあの短い文章の中で綺麗に纏めて表現する朔良ちゃんはさすがだな、と。二人の甘いシーンが良いですね。合間の描写も好きです。
 彼氏の方が少し大人で、年下の彼女をからかいながらリードしているのかなと想像してみたり。ゴマ猫もこういうシーンをサラッと書けるようになりたいです。
 ちょっと話が逸れるんですが、朔良ちゃんTwitterやるかどうかで悩んでいるみたいなので、やりましょう! と、ゴマ猫は言っておきますね。
 ゴマ猫もやってるのですが、朔良ちゃんがよく知っているカキコの方々もやってらっしゃるので是非に!
 ではでは、更新されたらまた読ませて頂きますね!
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