コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 私たちの恋は、甘くて苦い。
- 日時: 2016/09/12 19:44
- 名前: セイナ (ID: z0poZTP7)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=39951
 なんでだろう…
 …こんなにも、好きなのに…
 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
 私はやっぱり、
 貴方のことが、好き。好き。
 大好き。
 けど、
 どうせ貴方は、私との思い出なんて忘れてるんでしょう。私にとっては、貴方との日々は一生の宝物なのに。
 あぁ、苦しい。貴方といる時間は夢みたいに楽しいのに
 貴方とはなれた直後は地獄のように苦しい。
 一つだけ願いが叶うなら、昔のように戻りたいよ。
 貴方に、私のことだけを見てほしい。
 あの楽しかった時間を取り戻したい。
 でも、無理なんだよね。
 わかってる。わかってるんだよ。
 わかってるのに…
 まだ、貴方を求めている。
 どうすればいいんだろう。
 わかんないよ。
 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 こんにちは!
 スーパー駄作者こと、セイナです!
 まず、この駄作を開いてくださりありがとうございます!
 本当に、本当に、感激です!
 今回は、“ちょっと苦い恋を書いてみたいなー”と思ったので、投稿することにしました!
 甘くて苦い感じに上手くもっていきたいですが、駄作者なので、どうなるかわかりません。+゜(゜´Д`゜)゜+。
 更新は亀です。
 また、何度も言いますが駄作です。
 それでも構わない!
 と言ってくれる、心が太平洋より広い方は、ぜひ! 交差していく恋の物語を見守ってやって下さい。
- Re: 私たちの恋は、甘くて苦い。 ( No.8 )
- 日時: 2016/10/19 13:22
- 名前: セイナ (ID: RJ0P0aGF)
 有言実行?
 テスト終わりました!
 ということで、投稿です。
 「では、HRを終わります。」
 やっとだ。
 骸骨による、長すぎるHRがようやく終わった。
 私は、自分の頬の色が正常に戻っていることを願いながら、顔を机から引っ剥がして立ち上がった。
 「気をつけ、礼。」
 「ありがとうございましたー」
 号令係の子がやる気のない声で号令をかけ、それ以上にやる気のない声で挨拶をする。
 なんか、いつも通りのことなのに、ほんの少しだけドキドキするのは、気のせいということにしておく。
 「ゆか!快翔!
 計画の続きなんだけどさー…」
 HRがおわった瞬間に、みかが私の机までやってきた。
 本当に、瞬きする間だった。
 瞬間移動でもしたのか、こいつ。
 そんなことを思っていると、瞬間移動をしたみかさんが喋りだした。
 「例の先生そこまで悪いことしてない生徒を立たせるのが好きじゃん?」
 みかから珍しく正論が…
 明日槍が降らないことを願う。
 「ま、そだね。」
 手を合わせて祈りを捧げながら、
 肯定する。
 「それでいて、自分はドッボーンッと座ってる。」
 「先生が立ってる方がオカシイと思うんだけど…」
 快翔の至極真っ当な意見。
 それに私も加えて言う。
 「しかも、効果音。
 ドッボーンって…
 せめて、ドッヒャーンにしよう?」
 「まぁまぁま、そこはいいのー
 でさでさ、
 先生、座るのが好きっぽいからさ、ずっと座らせてあげようよ。」
 みかがそう言った。
 全ての光というものを飲み込むような、ブラックホール級に黒い笑みを浮かべながら。
- Re: 私たちの恋は、甘くて苦い。 ( No.9 )
- 日時: 2016/10/24 07:06
- 名前: セイナ (ID: nA9aoCfQ)
- つまり、みかがやりたいイタズラは鬼畜先生を、イスと一心同体にすることらしい。 
 まあ、もともと一心同体のようなものだが、完全なる一心同体にしてあげるらしい。
 イスと先生を接着剤でくっつけてしまおうという、単純なイタズラだった。
 流石にそれは可哀想だ…
 (イスが)
 イスには申し訳ないが、鬼畜先生のお望みを叶えるために、犠牲になってもらうしかない。
 まあ、イタズラの概要はこんな感じである。
 そのイタズラ自体は難しくない。
 数々のイタズラをやってきた私とみきにかかれば、そんなイタズラ楽勝である。
 しかし、イタズラミーティングの最後の一言に、私は急激な焦りを感じた。
 何故焦ったかというと…
 「じゃ、イタズラは、中間が終わってからね!」
 「ん、中間っていつ?」
 「ゆか、あんた大丈夫?
 明日からだよ。」
 そう。
 私こと高橋ゆかは、
 中間テスト1日前だということに、今さっき気付きました。
 どこかに“高橋ゆかの墓”作っておいて下さい。お願い致します
- Re: 私たちの恋は、甘くて苦い。 ( No.10 )
- 日時: 2016/11/17 12:42
- 名前: セイナ (ID: XetqwM7o)
- 「みかの部屋、昨日ぶりー! 
 やっぱりここは最高だ!
 良いにおいするし、
 綺麗に片付いているし、最高!
 私の部屋とは、大違い…」
 「あぁ…
 みかの部屋は、凄いもんね…
 色々な意味で…」
 色々な意味で…
 「それ以上は言わないでくれ。」
 「はいはい」
 今、みかと快翔と一緒にみかの部屋に来ている。
 私が勉強会をしようと提案したのだ。
 まあ、勉強会という名のお喋り会である。
 みかが、部屋にある小さなテーブルを出す。
 そのテーブルの周りに、みか、私、快翔の順で座った。
 「じゃ、まず数学からやりますか。」
 予想通り、みかが進行する。
 私はいやいや、ほぼ新品状態の数学の教科書をとりだした。
 「お前の教科書、めっちゃきれいだな。
 どうやったら、そんなきれいに使えるんだ?」
 快翔が不思議そうにきく。
 「授業中一切教科書を開かずに、ずっと寝てればきれいに保てるよ。」
 あぁ、確か1か月と15日くらいで開いたのは合計3回だった気がする。
 お喋り会をしている暇はないかもしれない…
- Re: 私たちの恋は、甘くて苦い。 ( No.11 )
- 日時: 2016/11/05 22:54
- 名前: セイナ (ID: .g3iy5Ut)
- 「ゆか…」 
 私のさっきの一言に、みかと快翔は絶句する。
 私も自分に少し引いたわ。うん。
 「今日は、頑張ろう、な…」
 快翔が苦し紛れに言う。
 快翔、笑顔が引きつってます。
 「ハイ。ガンバリマス。」
 「まず教科書を開いて重要なところだけ読んで、
 その後、教科書の問題解いとけば、まあまあいい点数とれるんじゃない?」
 みかが提案する。
 「おけ。その作戦でいこ。」
 快翔もその作戦に同意する。
 「じゃ、ゆかはよくわかんないところがあったら、私に聞いてね。」
 みかと快翔の作戦会議が終わって、
 みんなで教科書を開く。
 …そういえば、快翔って、頭いいのかな…
 みかは私よりも全然頭がいい。
 快翔はどうなんだろう。
 それだけじゃない。
 快翔の好きなことはなんだろう。
 普段、何をやっているのだろう。
 知りたい。
 快翔のことが、知りたい。
 無意識に快翔の顔を見つめていた。
 どれくらい見つめていたのだろうか。
 快翔の視線と私の視線がぴったり合った。
 綺麗な目だ…
 時が止まった。
 思考が止まった。
 周りのものが視界から飛び、音も一切無くなった。
 世界に快翔と私しかいないような錯覚に陥る。
 私に見えるのは、快翔の顔だけ。
 今更だけど、びっくりするくらい整った顔だと思った。
 パッチリ二重に、綺麗な瞳の色。
 すっと通った鼻。
 薄い唇。
 白くて綺麗な肌。
 その、少し幼げな顔は、いつまでも見ていたくなるくらい、整っていた。
 コト…
 その音で、夢から覚めるかのように、
 我に返った。
 快翔の顔から視線を逸らし、
 落ちた鉛筆を拾った。
 自分の考えていたことを思い出すと
 それはもう、
 穴があったら…いや、穴を自分で掘ってまで入りたい気分だった。
 気分を紛らわすかのように
 教科書を開いて、まとめの文章を探す。
 その後約30分は視線をあげずに
 ずっと下を向いていた。
 視線を上げて快翔と目があったら、
 どうなるかわかったもんじゃない。
 その思いから、
 できるだけ勉強に集中していた。
 そのお陰で、
 なんとなく数学の計算方法が頭に入った。
 教科書の問題を解き始めようのしたとき、
 みかが、ポンっと手を叩いた。
- Re: 私たちの恋は、甘くて苦い。 ( No.12 )
- 日時: 2016/11/17 12:30
- 名前: セイナ (ID: XetqwM7o)
 「ちょっと休憩しよ!」
 私は最大級に大きく、首を縦に振った。
 30分という、私史上最長の勉強時間に耐え抜いた私はその一言に大賛成だった。
 勉強と快翔のせいで脳がクタクタになっていた私にとって、みかが救世主だった。
 「じゃ、ちょっとお菓子と飲み物とってくるから、5分くらい待っててねー」
 そう言って、みかは1階のリビングへ行ってしまった。
 あぁ、どうしよう。
 2人きりになってしまった。
 「なぁ、数学どこまですすんだ?」
 快翔が話し掛けてきた。
 平常を装って返答する。
 「えーと、きょ、教科書のまとめを読み終わったとこー」
 「おっせー!まだ問題なんも解いてないの?」
 快翔が笑顔で馬鹿にしてきた。
 「ひっどーい!誰のせいで遅くなったと…」
 「ん???誰のせい??」
 しまった、と思った時には、もう遅かった。
 「その言い方的に、俺のせい?
 俺、なんか悪いことしたっけ?」
 なんだか嫌になってきて、快翔に背を向けて俯いた。
 すると、なにかが私の腕を掴んで私の上半身だけ元の方向へ戻した。
 そして、私の頭の上に快翔の手が触れた。
この掲示板は過去ログ化されています。

