コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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いつか、きっと。
日時: 2015/12/29 23:52
名前: 湯桁のろま (ID: Cyd1DlTj)  

どうも、湯桁のろまと申します。

いや、今日も寒いですね(><)
そして今年も残り僅かで終わりますね・・・早いものです。

さて、今回から新しい小説を書いていこうかなと思い、悩んだ末に至った結論が、「よし、恋愛系にしよう!」というw

実は私、恋愛系を書くの初めてに等しいといっても過言ではないんです汗
ですので、元々文才も全く皆無な私が今やろうとしている事は完全自爆行為ですw
どうかあまり期待しないでやって下さい(元からお前に期待なんかしてねぇよ)・・・ごもっとも▽・x・▽

・・・コメント、是非、是非是非z・・・オッォお待ちしておりやす←



   |x・))) 

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Re: いつか、きっと。 ( No.28 )
日時: 2016/01/11 00:12
名前: 湯桁のろま (ID: Cyd1DlTj)  

 「あの、ね。ここだけの話なんだけど・・・二人に相談しても、いいかなーー・・・?」

 ふいに沙織が遠慮がちにこんな事を言う。
 しかも、このタイミングで。

 柚葉と雪乃は、顔を見合わせた。
 沙織は、どうしてなのか、やけに周囲をちらちらと気にしている。
 誰にも聞かれたくない内容なのか、はたまた恥ずかしく話をきりだすのに緊張しているのかーー・・・。
 どちらにせよ、頬をほんのり赤く染め、俯き加減に周りを気にする姿は、まるで恋する乙女の象徴でもあった。








 「・・・・・・」












 「・・・・・・・・・?」









 「実は、私ーー・・・」

 あぁ、この先は聞いてはいけない。
 本能が、そう叫んでいた。


 柚葉が覚悟を決めた、その時だったーー。

Re: いつか、きっと。 ( No.29 )
日時: 2016/01/11 01:42
名前: 湯桁のろま (ID: Cyd1DlTj)  

さて。

さーてさてさて。
ここからどう展開していきませうかな←

思考中(' ~ ')
ぬおーん、2パターンで迷う!w


それと。
この文を読んでいるということは、ここまで読んで下さったという事ですね・・・。
本当に、ありがたい・・・こんな駄作を読んで下さって、ありがとうございます(*^^*)
これからも少しづつではありますが楽しく更新させていただきますので、どうぞ宜しくお願いしますっっ
コメントも、待ってます!←


Re: いつか、きっと。 ( No.30 )
日時: 2016/01/12 19:36
名前: 湯桁のろま (ID: Cyd1DlTj)  











 「雨宮さん、ちょっといい?」












 突然、桜坂君が沙織に声をかける。
 沙織は少し驚きつつ、頷くと「ごめんちょっと待ってて?」と申し訳なさそうに言って席を外した。
 柚葉は、引き止める訳にもいかず、ただ見ている事しか出来なかった。

 え、

 なに・・?

 どうして?

 何で、・・・何を二人で話すっていうのーー?


 やだ・・止めればよかった・・・!

 柚葉の中に、「告白」という二文字が浮かんだ。

 ーー・・・ッ!!

 どうしよう

 どうしよう、どうしようどうしよう

 嫌だーー!!
 取られたくないっ・・・

Re: いつか、きっと。 ( No.31 )
日時: 2016/01/14 02:19
名前: 湯桁のろま (ID: Cyd1DlTj)  

 柚葉は、徐々に増していく焦りとどうしようもない感情にいつしか冷静さを失っていた。
 ただ見ている事しか出来ない。
 ただ待つしか出来ない自分がどうしようもなく無力に感じられた。

 ・・・一方通行って、辛い・・・ーー









 今更ながらに、そう痛感した。













 桜坂と雨宮は、それから10分程でこちらに戻って来た。
 雨宮は少し顔を赤らめながら、軽く柚葉と雪乃に席を外した事を詫びながらお弁当を再開する。
 それからは、あまり会話が無かった。




 「・・・悔しいな」

 放課後、帰宅道中突然ぽつりと呟く柚葉に、雪乃は少し励ます。

 「まだ、告白と決まった訳じゃないじゃない!」
 「でも・・・あの雰囲気は、絶対そうだって」
 「でもさ、本人の口から聞いた訳じゃ無いんでしょ?」
 「それは、そう、だけど・・・さぁ・・・」
 「だったら、決めつけるのはまだ早いかもよ?」

 ごもっとも。
 確かに、雪乃の言うとおりである。
 だがしかし、この状況でそう簡単に脳が素直に甘い言葉を受け入れられる訳がなかった。

Re: いつか、きっと。 ( No.32 )
日時: 2016/01/18 00:10
名前: 湯桁のろま (ID: Cyd1DlTj)  

 ーー明日・・・。
 明日、聞いてみよう。
 聞かなければ、分からない。
 そう、思った。





 「沙織」

 柚葉は、朝のHRが始まる前に、沙織を呼び止めた。
 時刻は8時30分。
 教室には、それなりに人が来ていた。
 沙織は、いつもの穏やかな笑みをこちらに向ける。

 「あ、おはよう」
 「あぁ、うん、おはよ。・・・あのさ」
 「うん?」

 緊張した面もちで聞く柚葉を見て、「どうしたの?」と言いたげな顔で首を傾げる。
 柚葉とは全く真逆の反応である。

 「昨日の事何だけど・・・」
 「昨日?」
 「うん。お昼の時の・・・」

 昨日のお昼休みの時に、桜坂君に呼び出されていたが、一体なにを話していたのか?
 ずっと、昨日から気になっていた。
 今なら、聞ける気がするかも知れない。

 「桜坂君と、何を話していたの?」

 遂に、聞いてしまった。
 ちょっと、単刀直入すぎたかな?
 いや、それは、心配無用だろう。
 たいしたことのない、ただの話だ。

 「昨日?・・・あぁ」


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