コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 短編集
- 日時: 2016/04/24 21:06
- 名前: 納豆 (ID: D2NnH/3T)
- 初めまして、納豆といいます(^-^) 
 長編小説は飽き性の私にとって不向きなので
 まずは短編集から書いていきたいと思います^^
 主に恋愛小説ですが、切ない感じが好きなので失恋などが多いと思います。
 よろしくお願いします!
 ○ATTENTION
 ・今年から受験生で、更新が遅いです…申し訳ございません。
 ・コメント、アドバイスなどお願いします!
 ・誹謗、中傷はご遠慮くださいm(_ _)m
 ・総タイトルは未定で募集中でございます…よろしければ提供してくださると本当に嬉しいです(^-^)
 ・リクエストや実話体験など募集中です(^-^)
 2016 / 1 / 11 start.
 ○目次
 >>1 1. " 想っている人 "
 >>4 2. " 教師に "
 >>5 3. " 先輩と後輩 "
 >>7 4. " ヤキモチ "
 >>10 5. " 好きなのに "
 >>11 6. "風邪"
 ○Special thanks ( 読んでくださったお客様 )
 りお 様
 あんず 様
 ありがとうございます(^-^)
- 感想 ( No.2 )
- 日時: 2016/01/11 18:09
- 名前: りお (ID: ThA8vNRQ)
- 表現がきれいできゅんきゅんします 
 私も短編集を4つほど書いていますがこんな感じに
 かけたらいいなあ・・・
 あっ、よかったら「りお」で検索してみてくださいねー
 参考になるかはわかんないですけど(笑)
 更新がんばってくださいー
 応援してますっ
 りお
- Re: 短編集. ( No.3 )
- 日時: 2016/01/11 21:08
- 名前: 納豆 (ID: d1Bequrp)
- >>2 
 表現がきれい……一番言われたかった言葉です。笑
 4つも書かれているのですね^^
 今度見に行きますね!
 コメントありがとうございました♪
 また見ていただけると嬉しいです(^-^)
- Re: 短編集. ( No.4 )
- 日時: 2016/01/13 17:03
- 名前: 納豆 (ID: kaDNG7L3)
- 「ねぇ、せんせー。ここわかんない」 
 放課後の教室。
 運動場からは野球部の掛け声と、サッカーボールが土を蹴る音が聞こえてくる。
 それに対して教室は随分と静かだった。
 今日は、数学の小テストが4点だった私だけが居残り補習。
 「凛子さー。いつも思うんだけど何でこの高校入れたの?」
 「だってがんばったもん」
 教卓で本を読んでいた先生が困った顔で私の座っている机に近寄る。
 『たっちゃん』という愛称で親しまれている橘 大輔という数学教師。
 私の前の席にまたがるようにして座る先生は、長い指でボールペンを持ち、解答欄が埋まっていない問題の解説をし始めた。
 ほんのりと、タバコの匂いが漂う。
 "凛子"、先生にそう呼ばれるだけで、自分に名前があってよかった、と当たり前のことに喜んでしまう。
 実は先生が生徒のことを名前で呼ぶのは私だけであり、特別感で溢れている。
 数学の補習なんて常連で、全て故意である。
 ただ、先生が近くに居て欲しいだけ。
 解説なんて全く耳に入ってこない。
 先生の癖毛、太く濃い眉毛、少し細い奥二重の瞳、スラッと通った鼻、特徴なしの唇、ワイルドに生やしたヒゲ、1つ1つに見惚れていた。
 「何見てんの。」
 その言葉に、ハッと我に返る。
 「みっ、見てないから」
 慌てて問題を解き直すフリをする。
 その様子を見た先生からの視線を感じる。
 「何ボーーッッとしてんだよ。そんなんだから数学は4点しかとれねーんだよ」
 「う、うるさいな」
 先生が小テストの結果を見ながら嘲笑う。
 それに私は動揺を装うことしかできなかった。
 見惚れていて解説を聞いていなかったなんて悟られてはいけない、と必死に問題を解いているフリをする。
 先生のことを、『教師』としてではなく、1人の『男性』として見ていることは、もうとっくに自覚している。
 あと1ヶ月で高校3年生になり、大人に近づくのだけれど、大人になんてなりたくない。
 想いを届けることができないから、ずっと先生のちかくにいれるだけでいいの。
 そう思っていると、先生は、5時半を指す掛け時計をチラリと見て
 「もう終わるか」
 との一言。
 ああ、今日ももう終わってしまった。
 **
 「凛子また補習だったの?」
 「そうだよ」
 翌日、友達の桜が呆れた顔で聞いてくる。
 桜は成績トップで、きっと頭の良い国立大学に進学するのだろう。
 桜は唯一、私が先生のことを好きでいることを把握している存在。
 だからきっと、私がわざと悪い点数をとって補習を受けていることにも気付いているだろう。
 桜と昨日見た番組の話で盛り上がっていると、
 隣のクラスの生徒と、橘先生が話している。
 実は盗み聞きというものも得意分野で、桜と盛り上がりつつ片耳を傾けると、すぐ耳に入ってきたこと。
 それは、
 「え!たっちゃん来年度に転勤するの!?」
 「おう」
 この会話を聞いた瞬間、それ以降のこと全てが聞こえなくなり、頭が真っ白になる。
 桜の話も、橘先生の話も、何も耳に入ってこない。
 「…だよね、ね?凛子?」
 「え?ああ、うん、そうだね」
 呼びかけられたその会話の内容もわからなくて、桜はその私の様子を見て首をかしげていた。
 その後の、今年度最後の数学の小テストの再試も、わざとではなく本気で良い点がとれなかった。
 放課後。
 少人数教室に入る。
 いつものタバコの匂いが、鼻をくすぐる。
 教卓に足を乗せて組み、本を読む先生の姿があった。
 私の姿に気がつくと、先生は本を閉じて教卓に置き、
 「お前はまたか!」
 と笑みを浮かべた。
 そのいつもの先生の表情に、今日はなぜか切なく感じるが微笑んで、特等席に座る。
 先生が立ち上がり、数学のプリントを私の机に置いた。
 そしてまた、教卓の椅子に座り、本を読み始めた。
 私がその始終を見ていたことに気がついていないようだ。
 (なんだ、構ってくれないのか…)
 そんな幼い気持ちが生まれ、かき消すように問題を解いてみせる。
 が、見事なことに、問題の7割が空欄である。
 頬杖をつき手を止め、うーんと言うような顔でため息をつくと、それに察した先生が様子を見に来る。
 すると先生は、こりゃヒドイ、と笑った。
 いつものように、前の席にまたがり、頬杖をつきながらボールペンを動かす先生。
 高校3年生になったら、この姿はもう見れない。
 学校に行く楽しみも半減する。
 そう思うと、無性に悲しく、辛くなる。
 解説は着々と進み、もうあと1問解いたら終わりになる。ついに口から出てしまった一言が、
 「先生、転勤するの?」
 
 しばらく黙り、私の顔をふと見る先生。
 そのあと先生はフ、と笑って、
 
 「そうだよ」
 とあっさり答えられる。
 誰から聞いたの?とか、何で知ってるの?とか、聞かれなかった。
 私のことに何も興味も持ってくれない先生に少しだけ腹が立ち、質問攻めをしてみる。
 「何で転勤するの?」
 「転勤って言われたから」
 「どこに転勤するの?どこの高校?」
 「県外らしいよ。花岡高校ってとこ。知らないだろ」
 私の質問に、迷うことなく淡々と答える先生。
 私が黙り込むと、何も気にせずにラスト1問の解説をし始める先生。
 離れたくない。でも、そんなこと言えるはずがない。
 それでも行って欲しくない。
 頭が混乱するほどそう思っていると、ついに解説が終わってしまう。
 「ちょっと早いけど、もう終わるか…」
 時計は5時15分を指す。先生が時計を見てそう言いながら立ち上がると、咄嗟に私も立ち上がって、
 「行かないで!!」
 言ってはいけない言葉を叫んでしまった。
 呆然とする先生。しばらくして、動じずにいつもの笑顔を見せながら先生は言う。
 「なに?そんなに俺がいなかったら寂しいの?」
 「寂しいよ!先生がいなくなったら学校に行く意味半分くらいなくなるし!数学も嫌々受けなきゃいけないし!補習も楽しみじゃなくなるし!私、先生のことが本気で好きなの……!!」
 言ってしまった。何から何まで、全て。
 言ってはいけなかったはずのことも。
 先生は、私にとって本来はただの『教師』で、先生にとって私はただの生徒でしかないのに。
 さっきよりも呆然とする先生。
 私はストンと席に座る。
 「本気で言ってんの?」
 先生はようやく口を開いたかと思えば、苦笑を浮かべ困った顔でこっちを見ている。
 「さっき本気って言ったじゃん。私のこと、女として見てよ」
 28歳の教師に対して、自分でも大分生意気なことを言ってしまったと思った。
 でも、数学の小テストは今年で今日が最後だったし、2人きりになれるのは今日の今しかない。
 膝の上で握った拳は少しだけ震えている。返事が怖くて、先生のことを直視できず、俯いてしまう。
 すると先生は、もう一度私の前の席に座って、
 「今凛子のこと女として見ちゃうとさー、俺捕まっちゃうから。
 お前が20歳になったら、考えてやるよ」
 早く大人になりたい。
 **
 2. "教師に"
 日下部 凛子 Rinko Kusakabe (17)
 橘 大輔 Daisuke Tachibana (28)
- Re: 短編集 ( No.5 )
- 日時: 2016/01/13 22:06
- 名前: 納豆 (ID: Fa9NiHx5)
 「叶センパイ!今からパンケーキ食べに行きましょうよ!奢りますから!」
 運動部の掛け声が少しずつ静まって行く。
 辺りはもう真っ暗になった、冬の6時半ごろ。
 体育館の前で靴を履いている先輩に呼びかける。
 その声に反応した先輩は少しビクッとして、俺の顔を確認すると、ため息をつきすごく嫌そうな顔をして階段を降りてきた。
 「またお前かよ…」
 「そんな嫌そうなカオしないでくださいよ〜」
 呆れた顔でそう言われるのも毎日のことだ。
 先輩は同じバスケ部での2年生で、違う先輩と話している時からよく話すようになった。
 先輩は少し変わっていて、あの女子特有のキャピキャピ感がどこにも見当たらない。
 髪も短いし、声だって一般的な女子より低くて、
 女子っぽく感じるのは身長が平均より低いところしかなかった。
 そんな先輩が少しだけ気になって、俺は先輩の自主練習の時間を合わせるようになってしまった。
 どういう偶然か、乗る電車も降りる駅も同じ。
 一度一緒に帰ってから、先輩と一緒にいれるのが楽しくて嬉しくて、なので毎日こうして話しかけているのだ。
 今日はパンケーキを食べに誘ってしまったが、「奢る」というワードに弱いのか、先輩は嫌々ながらも着いて来てくれている。
 「新作のキャラメルスフレパンケーキ!あれめっちゃ美味しそうじゃないですか!?」
 「すごい甘党なんだな」
 「味覚は女子ってよく言われるんすよ〜」
 俺はきっと目を輝かせていたのだろう。
 そんなバカみたいな俺の姿に、フフッと笑う先輩。
 その笑顔に、少し顔が熱く火照る。
 やべ、と咄嗟に違う方向を向いて続きを話す。
 チラと先輩を見ると、俺の話を聞いてまた笑っている。
 ああ、この笑顔が好きなんだよ。
 そうして会話が弾んでいるうちにパンケーキ屋についてしまう。
 席も取れて、注文もして、あとはパンケーキが来るのを待つだけ。
 「や〜もう楽しみっすね早く食べたいです」
 「本当女子みたいだなー」
 「先輩より俺の方が女子力高いんじゃないすかね」
 「はいはいそうだね」
 むすっとした顔で受け流される。
 その表情がおかしくて笑っていると、お目当のパンケーキが。
 とても美味しそうに食べる先輩。
 むすっとして目を細めた顔、笑った顔、美味しそうに食べる顔、幸せそうな顔。
 それら全てに、今までにない『キュン』という胸の高鳴りを覚える。
 この感情が本当の恋なんだということを、俺はまだ知らない。
 「南雲ってさ、叶のこと好きなん?」
 バスケの先輩のその一言に俺は磨いていたバスケットボールをボトンと落とす。
 その一言を聞いた同期や先輩が、
 「えっえっマジで!?」
 と騒ぎ立てる。
 どんどん顔が熱く火照る。
 そんなことないです、ときっと説得力0の言葉を放つ。
 その様子をみた同期と先輩は、にこやかと笑い、
 「南雲、応援してるぜ」
 声を揃える一同。
 否定できないその言葉に少し苛立ちと羞恥を感じ、
 「れ、練習しなきゃですね!!」
 と、咄嗟に落としたボールを必死に磨き続けた。
 ヒューヒューという中学生らしい野次が聞こえてきた。
 先輩の顔を浮かべるだけでドキドキしている自分がいて、これが先輩に対しての恋愛感情なのだと、初めて自覚した時である。
 **
 「ねー叶、あの南雲って奴とはどういう関係なのよ」
 「ただの後輩だけどー」
 翌日の放課後。
 頬杖をついてジトッとした目で見て来る咲希。
 昨日一緒にパンケーキを食べに行ったことを誰かが見たらしい。
 「あの南雲ってコ、1年の中では大分モテてるんでしょ?もしかして叶のこと好きだったりして〜」
 「あーないない」
 教材をカバンに入れながらスラリと返事をすると、咲希はまたジトッとした目でこっちを見て、もう帰るねーと言って教室を出て行った。
 確かに南雲は、顔立ちが整っていて明るくて、誰からも好かれそうな人柄だなぁと思い返す。
 そんなひとがもし私のことを好きでいたら?
 ないない、と自分の中でかき消すが、どこが心の奥で少しでも望んでいる私がいた。
 教室には私1人だけで、教室を出ようとすると、
 バスケ部の男子が入ってくる。
 「お、叶じゃん」
 「よお」
 その人は忘れ物を取りに来たのか、机の中をあさっている。
 私が教室を出ようとした瞬間、ふいに呼び止められる。
 「あ、そういえば南雲って叶のこと好きらしいぜ」
 ピタッと足が止まる。
 南雲?叶のこと?好き?
 その言葉が頭の中にこびりついて、混乱する。
 なぜか顔がとても熱い。
 その男はニコッと笑って教室を走って出て行った。
 赤面のまま1人残され、理解ができず混乱していると、
 そこに南雲が通る。
 「あ!叶センパイ!」
 そう呼び掛けられた瞬間、体がボワッと熱くなる。
 何故だろう。真冬にこんなに暑さを感じるなんて、感覚神経が狂ったのだろうか。
 呆然として立ち尽くしていると、南雲は赤面した私の顔を見て、
 「えっどうしたんすか!?熱でもあるんすか!?」
 と、冷たくなった手を私の額に当て始めた。
 南雲の手は冷たいのに、またまた熱くなる。
 そして頭の中に出てきた「好き」という単語。
 南雲は私のことが好きで ー …
 そう考えると熱くなる一方。爆発してしまいそう。
 「熱はないですけど…どうかしました?」
 俯いた顔を覗き込まれ、目を見て来るが、
 意識しすぎて目を逸らしてしまう。
 「ちょ、何で目そらすんすか」
 苦笑を浮かべる南雲。
 今まで好きだと言われてこんなことにはならなかったのに。
 私が言葉も出なくて黙り込むと、南雲は何かを思い出したような顔をして、顔色をどんどん赤く染めて、目線をそらされる。
 チラと私の方を見て、
 「もしかして…先輩から聞いちゃいました?」
 コクリと頷くと、南雲は項垂れた。
 熱が冷めてきて、南雲の顔をしっかりと見るが、これは一体何の病気なのか、またまた熱くなってしまう。
 その様子を見た南雲は、
 「叶センパイのそんな赤面した姿、初めて見るんですけど…もしかして叶センパイも…」
 そう言われた途端、逃げ出したくなるくらいに熱く火照る。
 続きは言われていないのに自分で予測してしまい、とても恥ずかしい。
 赤面しながら目を逸らし続ける私を見た南雲は私に近寄って、
 「…俺は、好きですよ。最初話した時から多分…」
 まっすぐに目を見てそう言う。
 無性に恥ずかしくて直視できない。目をそらすと、頬に手を添えられ強引に目を合わせさせられる。
 「センパイは、どうなんですか」
 恥ずかしくて仕方がなかった。でも、こんなに赤面するということは。今更やっと自覚し始めた。
 「…私も…同じかも」
 そう言うと、南雲は、あのパンケーキを食べた時よりもずっと幸せそうな顔で微笑んだ。
 その穏やかな笑顔に、胸がぎゅうっと熱くなる。
 この後の部活では、お互い部員にどんな扱いを受けたかは言うまでもない。
 **
 3. " 先輩と後輩 "
 朝原 叶 Kanau Asahara (17)
 南雲 空 Sora Nagumo (16)
 文字数大丈夫かなぁ、と少し心配(´・_・`)笑
- Re: 短編集 《 3. 更新 》 ( No.6 )
- 日時: 2016/01/14 23:31
- 名前: 納豆 (ID: 9RGzBqtH)
- 個人的な憧れのキュンシチュ…← 
 喧嘩して仲直りした後、両手を広げて「おいで」。
 両頬に手を添えられてキス。大切にキスをされてる感じ。←
 彼氏より頭が悪く、彼に教えてもらってもわからない自分。そんな自分を見た彼氏が「これじゃ俺と同じ進学校に行けなくなるな。可愛い女の子いるといいなー」とニヤリ。やる気満々になる
 風邪ひいたとき、「めんどくせー」とか「早く治せや」とか文句言う割には、おかゆも作ってくれたり冷えピタ替えてくれたり色々してくれる。
 自分よりいくつも年上の彼氏。いつも自分のことを子供扱いする。子供扱いしないで、と怒ると、「女として見てしまったら歯止めが利かなくなるの」と言い優しくキスされる。ふぉ
 妊娠中、溜まりきったストレスを旦那にぶつけてしまったり、情緒不安定になる。泣き出すと、彼は優しく抱きしめてくれて、「お前の八つ当たりくらいでヘコむような中途半端な気持ちで結婚したんじゃない。お前の気の済むまで俺にだけぶつけろ」と、真剣な目で伝えられる。泣きそうになりますね←
 昼寝をしていた時に突然部屋に入ってきた同棲している彼氏。起きると、隣で爆睡する彼と、自分の腰に回っている彼の大きい手。守られている気がして、安心感が半端じゃない。
 ネットで見た高値の綺麗な結婚指輪。それに密かに憧れて、こっそりとスクリーンショット。後ろからその様子を見ていた彼氏が、「もうちょっとしたら本物買うから」と、私の左手のひらを引っ張り、薬指にブランドのペアリングをはめられる。これだけでも充分だ。
 個人的すぎますが、共感してくれる方はいるでしょうか……笑
 短編更新しなくて申し訳ないです。
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