コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- Youthは輝いている。
- 日時: 2016/06/28 19:07
- 名前: ラニ (ID: vfLh5g7F)
- キミと一緒にいるだけで楽しくて幸せで 
 キミといると心と体がポカポカして
 僕は
 青春の真っ只中でキミに恋している。
 私は
 初めまして!ラニと申します!
 初投稿です。
 なので、温かく見守ってもらえると嬉しいです。
 それと主に、恋愛・青春ものを書いています。苦手という方も、そうではない方も少しでも読んでくだされば嬉しい限りです!
 これからよろしくお願いします!!m(._.)m
 **登場人物**
 ー女子♪ー
 紫門 亜萌(さいもん あも)
 花木 小夜(はなき さよ)
 鳥井 優雨(とりい ゆう)
 ー男子☆ー
 羽澤 カイ(はねさわ かい)
 島田 春兎(しまだ はると)
 爽河 真 (そうが しん)
- Re: Youthは輝いている。 ( No.27 )
- 日時: 2016/08/09 02:10
- 名前: ラニ (ID: cEkdi/08)
- ども(=゜ω゜)ノ 
 ラニです!
 なんとなんと!
 参照が300越えをいたしましたーー!!!
 見てくださった方ありがとうございます☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
- Re: Youthは輝いている。 ( No.28 )
- 日時: 2016/08/11 15:26
- 名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: iEMeE8vl)
- 参照: http://From iPad@
- こんにちはー |´-`)チラッ 
 最近すごくお世話になっています((。´・ω・)。´_ _))
 前から少しずつ読んでたんだー!!!
 まだ全部見れて無いんだけど、参照300突破ということだったのでいてもたっても居られずにコメントしてます( *´艸`)
 初投稿、って書いてあるのに凄いレベルが高くて感激しました!
 会話とか自然な感じなのでナチュラルなので、私もそういう風に書けたらいいなぁ……
 続き楽しみにしてます!
 また来るね♪
 ファイトです(o´・ω-)b
 byてるてる522
- Re: Youthは輝いている。 ( No.29 )
- 日時: 2016/08/11 21:32
- 名前: 織原ひな (ID: Qz56zXDk)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=41876
- 雑談板で見かけた名前だなと思いきてみました! 
 初投稿とは思えない心理描写の素晴らしさ
 ひな本人苦手なので憧れます
 コミカルで登場人物たちの青春風景が思い描かれます
 遅ればせながら参照300おめでとうです
 更新がんばってください!
 いつかお暇があればひなの作品にもいつか遊びに来てください!
- Re: Youthは輝いている。 ( No.30 )
- 日時: 2016/12/11 13:03
- 名前: ラニ (ID: qlQjtvRq)
- ーキスよりハグ派?ハグより手を繋ぐ派? 
 手を繋ぐよりキス派?〜放課後〜ー
 教室。
 亜萌たち六人は教室に残っていた。
 机の上に座ったり、椅子に座ったり、窓にもたれていたりしていた。
 外はもう夕方だ。
 「みんなー!考えてきた〜?」
 元気よく小夜が言うのを聞いて、優雨と真以外の三人の肩がびくりと強張った。
 「考えてきたって?」
 「何を?」
 優雨と真が同時に聞いてきた。
 「え? 二人には言ってないの? 小夜」
 「いやだってさー。二人はもう付き合ってるし、キスもハグも手もいつでも出来るじゃん! これはまだ付き合ってない人に聞くことでしょ」
 「付き合っている人は対象外なんですぅー」と小夜が言うと真と優雨が目を合わせて顔を赤らめているのが見えたが、見えたのは亜萌だけだったらしく、亜萌は二人に触れないことにした。
 「じゃあじゃあ! みんな発表しよー!!」
 考えた小夜が中心となって会話が始まった。
 「じゃあ……亜萌から!」
 エアマイクを亜萌に向けた。
 「え! 私から?! ……私は好きな人とならキスもそれ以上のこともしたい派です」
 少し顔を赤らめながら亜萌は言った。
 「亜萌って……意外と肉食系なんだ。見た目によらず」
 カイが意外そうに亜萌を見た。
 「それ小夜にも言われたの〜! 違うって言ったのに全然話聞いてくれないし」
 顔を手で隠しながら言った。
 「意外だね〜」
 「ね〜」
 みんなが声を揃えてそういうのでまた亜萌は顔を赤く染めた。
 「じゃあ次! カイね」
 また亜萌と同じようにエアマイクをカイに向けた。
 「僕? 僕はハグより手を繋ぐ派かな」
 「どうしてですか?」
 エアマイクで司会者になりきりながら小夜が問う。
 「本当は好きな人が幸せならそれでいい、って思ったんだけど、この質問は好きな人としたい事でしょ? だったらハグより手を繋ぐ派かなって」
 「カイは好きな人の幸せを願うって……まるで好きな人が自分以外を好きだってわかってるみたいな言い方だなー」
 小夜がそう言った一瞬、その場の空気が暗くなったのがわかった。
 「じゃ、じゃあ! 次、春兎ね」
 それを誤魔化すようにしてエアマイクを春兎に向ける。
 春兎は「もう俺?!」と言いながらもたれていた窓の外を眺める。
 「俺は…亜萌と同じ意見だ」
 「どうして?」
 先ほどのカイと同じように質問をする。
 「好きなやつのしか欲しくないんだよ。キスもそれ以上のことも」
 窓を見ていた春兎の視線は今、小夜の向こうの亜萌を見ていた。
 「……顔、赤いよ。春兎」
 「うるせ、夕日のせいだよ……」
 春兎は顔を隠しながら、わずかな指の隙間から亜萌を見ていた。
 その光景はまるで亜萌と春兎。二人だけの空間のようにカイと小夜は思ったのだ。
- Re: Youthは輝いている。 ( No.31 )
- 日時: 2016/12/08 22:11
- 名前: ラニ (ID: qlQjtvRq)
- ー好きだという証拠ー 
 「カイ……」
 亜萌は自分の部屋で考え事をしていた。
 片手にはクマのぬいぐるみ、もう片方にはスマホを持っていた。そのスマホの画面には羽澤カイの連絡先が開かれている。
 「今何してるのかな……?」
 画面を見ながらふっとそう呟いてみた。
 別に呟いてわかるわけでもないのに、なぜか顔が熱くなっていって心がふわふわと浮いていった。
 「これが恋をする……ということ…」
 持っていたぬいぐるみをギュッと抱きしめて顔を擦り付ける。
 温かい気持ちが体を包んでいくのがわかる。
 これが好きだという証拠。
 これが恋をするということ。
 少しずつ温かくなっていく気持ち。
 今、私のすべてでカイに恋してる。
 送るために打ってない言葉。
 ただ恋人みたいだと浮かれたいために打った言葉なのにベッドに放った拍子に彼に送ってしまった。
 《会いたいです。》
 という文字を。
 修学旅行まであと2日。

