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　　第六章

　　〜真希　目線〜

真「そ〜ぅちゃんっ」

僕は草ちゃんを覗き込み、にこっとして言った。

草ちゃんは僕を一瞬ひいた。


草「あ、あぁ〜　真希か…。　何？」

真「あのさぁ…」

草「ヤダ。　それじゃ」


真希の脳内⇒『ヒュ〜…』

真「もう、草ちゃんのバカー！」

僕は、声の出る限り大きな声で言った。

草「！…、勝手にしろ」


真「うぅ〜…」

草ちゃんは、教室を出ながら手を振った。

それを見ていた蓮ちゃんはクスクス笑ってた。

真「っ〜〜〜」

恥ずかしい…。
（あ…そうだ）


真「たっくん（拓也）！」

拓「何？」

たっくんなら、オーケーしてくれるよね。

真「あのぉ、蓮ちゃんの学校案内やってくれないかな…」

拓「…は、はぁ？　れれれ、蓮のぉー。…お、俺は遠慮しとく」


あ、そっかー。たっくんて、蓮ちゃんのこと…

真「わ、分かった。じゃ、パッとやっちゃうわ」

LOVEなんだよね。


真「蓮ちゃ〜ん、じゃあ行こっか」


　　第六章end+