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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: オレ系女子の内心 ( No.62 )
- 日時: 2010/06/26 14:22
- 名前: シェイナ★ ◆1WZThYdb3Q (ID: fOamwJT9)
第二十八章
次の日。
〜海斗 目線〜
今日は、蓮がおかしい。
目がはれてる。
真「昨日、何かあったんだと思う…」
委員長が静かな声で言った。
やっぱり…。
俺はわかるんだ。
ずっと、蓮をみてきたから…。
けど、これはたぶん、蓮自身の問題だ。
俺らが口をはさまない方がいい。
—キーンコーンカーンコーン—
考え終わるのを待ってたかのように、チャイムが鳴った。
真「席に戻ろっ」
委員長はいつものように、明るくなった。
海「うん……」
席に着くと、蓮を見た。
先生「え〜っと、今日は…あれ? 小石川が休みか。めずらしいなぁ」
蓮は、ハッとした顔になって、今にも泣き出しそうな顔になった。
一瞬で、わかった。
(相手は小石川か…)
先「んじゃあ、委員長!」
真「はいっ」
先「帰りに小石川ン家よって、色々聞いてきてくれないか」
真「はい…」
キーンコーンカーンコーン…
男A「でもさぁ、草太って、中学校、一回も休んだことなかったよなぁ…」
男B「でも俺、小学校一緒だったんだけどさ、あいつ、いっつも明るくて、いじめられてたらしいぜぇ…」
男C「それから学校一度も来なくなってさ、ついには不良呼ばわり…」
男B「あ、あったあった! 中学ン時にひょこっと出てきて…その時から、超クールで有名だったんだぜ」
早くも休み時間。
男の集まりは、小石川の話でもちきり。
そんなに休むのがめずらしかったのか、それとも…
昔の変な過去がよみがえってきて、盛り上がり中ってか?
ひでーやつらだ…。
そんな光景を、俺と委員長は見ていた。
真「海斗……」
海「…委員長?!」
真「俺は放課後、草太ン家よるけど、お前もついてこい…」
海「う、うん…」
真「んじゃ、先に帰らないでねぇ〜」
いつもの委員長に戻った。
委員長は…二重人格!?
第二十八章end+
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