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- Re: 【第三章】 *゜。本当の恋。゜* 【実話】 ( No.361 )
- 日時: 2010/02/15 20:28
- 名前: らん ◆I/.b8govos (ID: 7VttjCRw)
*゜。第三十七話。゜*
二月十五日——…
私の学校ではこの日がチョコを渡す日である。
特別 悠斗にも真人にも渡すわけでもなかったけど私はなぜか胸の鼓動が高まっていた。
***
金曜日に休んだ真人は無事来た。
そういえば最近 真人とは全然話さない。
2日に1回くらい…または0回かもしれない。
あっというまに健康観察も終わり 先生の話へとなった。
その時
「…〜っうぇ」
ぐぁ…ものすごく腹痛い。
そんな事もおかまいなしに先生の話は長引いていく。
ああ お花畑がすぐそこだ。
ばいばい 皆。
そんな変な事を思ってる間に先生の話は終わっていた。
言わなくても分かるだろう。
私はその後 トイレに直行したのは誰もがわかる事だろう。
**
腹をくだしました。
はい 2時間目理科。
理科が終わって理科室から華と戻ろうとしたとき。
入口付近に真人がいた。
私はそこを通りふと後ろを見るとさっきまでいた華がいなくなっていた——…
嫌な予感がした——…
私は急いで理科室の入口付近を見た。
「…っ!」
見たくない。
見なきゃよかった。
そう そこには真人と華が楽しそうに話している姿が目にとびこんできた。
私をほったらかしてまで真人と話してるんだ——…
「華っ いこう」
私は邪魔するように話しかけた。
「うん」
入口付近を離れた後 私は聞いた。
「何 話してたの?」
「え いや昨日ね 真人と2組の男子がうちの家に来たんだよね〜」
…え?
真人が華の家に行った??
「んで その理由を聞いてたのさ〜」
何それ…
自分の中でなんともいえない衝撃が走った。
なんで なんで なんで なんでっ
なんで真人がわざわざ華の家に行くの??
っ最悪だ。
華が悪いわけでもないから華は責めれない。
真人を責めたら変に思われる。
このとき 私は気付いた。
私はなんにもできない——…
ただ見てる事しかできないんだ——…
*゜。第三十七話。゜*(完)