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Re: 【第三章】 *゜。本当の恋。゜* 【実話】  ( No.417 )
日時: 2010/02/23 18:14
名前: 夜未 ◆I/.b8govos (ID: 7VttjCRw)
参照: 元『らん』です*/

*゜。第四十一話。゜*

 もうすぐ卒業シーズン。

私達の学校はそれと共に卒業する3年生を送る会『三送会』というものを行うのだ。

 いよいよ本番は明日。
明日が本番の今日は本番みたくリハーサルをしていた。

1年生1人1人に役目があった。
ちなみに私は『代表の言葉』である。
最後に前にでで3年生への感謝の言葉だかを言う。

他にはドッキリとクイズをやるのでそれらを準備する人,司会,装飾係,照明係,3年生へのありがとうorごめんなさいを言う人などにわかれた。

ちなみに真人はドッキリの仕掛け人。
 悠斗はありがとうorごめんなさいを言う人だった。

6時限目 私は憂鬱な気持ちで寒い体育館へと向かっていた。

***

「では 前の時間に渡したプリントどうりに動いてください。」

先生が皆に指示をだす。

それと同時に皆は自分の場所へと移動をはじめた。

私は体育館の入口のすぐ横だった。
一緒の係の華と『早坂 紀乃』と一緒にそこに座った。

私達が座って気がついたら隣にありがとうorごめんなさい係の男子が私の横にかたまっていた。

その中にはもちろん

           悠斗もいた——…

少し気まずい私は悠斗の方はみなかった。
その時

「おい 悠斗!桜川の横に座れよ!!」

              …はあ!?
  
「はっ!?」
  
     私と同じように悠斗も同じ反応をした。
  
でも他の男子はおかまいなしにこちらへと悠斗を押してきた。

こうして少しのスキマはあるけど私の隣に悠斗は座った。

「……」

       気まずい空気。
そんな空気をもっときまずくするためか1人の男子が言った。

「悠斗 スキマあけずに座れよ!!」

          ……絶対わざとだ。

 その1言により1人の男子が私の方へ悠斗を押した。

「分かったからおさないで〜」

弱気な悠斗はこう言い結局 私と悠斗のスキマはなくなった。

そうだ。ぴったりくっついてる状態。

後ろでは男子がひやかしている。
「ん?なんか暑くね??」

         「だよね〜あついあつい!」


 そういい今度は後ろの男子が私にちょっかいをかけてきた。
私の背中をツンツン叩く。

私はそれを無視するが 男子はしつこい。

「〜〜っ!!!!」

     耐え切れなくなった私は後ろを向いた。

「っ!!」

   
 これは男子達と罠なのか——…
 
          それとも偶然か——…

分からない。でも…


       悠斗と目があってしまった——…

  その時だけ時間がとまったような気がした。

            *゜。第四十一話。゜*(完)