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- Re: 【第三章】 *゜。本当の恋。゜* 【実話】 ( No.458 )
- 日時: 2010/03/06 09:13
- 名前: 夜未 ◆I/.b8govos (ID: 7VttjCRw)
*゜。第四十四話。゜*
もう気がつくと1年がすぎてるなって思う。
キミと出会えてもう1年がすぎた——…
そういう意味にもなる。
***
「ねえ!進級会やるよーん!」
音子に言われた。
「え?しんきゅーかい?」
きょとんとした私。
そういえば以前『新年会』なんてやるって言ってたけどやんなかったなあ。
どうせ今回もやんないんだろうなんておもった。
が…
どうやら今回はマジみたいだ。
メンバーはクリスマス会とほぼ同じ。
そうといえば……
悠斗もいるんだ——…
一気が気がおもくなった。
悠斗って言葉を思い出すだけで一瞬で過去が頭の中で戻る。
「ね!悠斗いやだから真人いれたいっ!」
頭で考えるより口からでた。
「は??」
音子はビックリした表情でこちらを見る。
必死で音子を説得したらいいよっていってくれた。
ただし1つ条件。
『自分で誘う事』
無理無理無理っっ!!!!!
心の中ではこうだったが弱気な自分を見せたくなかった。
だからそんな気持ちと裏はらにこういった
「いいよ!うちが誘ってやる!!」
***
タイムリミットは数学のはじまりから終わりの挨拶まで!
こんな条件をだされた。
この時間だけは何故か数学の時間が早いような気がした。
「〜〜っ!!」
焦りながらもどうしょうか考える私。
そんな私の様子をみて音子は楽しんでるみたいだった。
そんな事も考えれずに私はただ真人への招待状の手紙をかいては書き直しのくりかえしだった。
『進級会だか新年会だかどっちか知らないけどやります。いえーい! 悠斗が嫌だから真人よろしく!』
こんなかんじの手紙。
あくまでフレンドリーに…を意識した。
鼓動を高めながら真人の机に手紙をおいた。
真人はそれをおそるおそるあける。
見ている私がおかしくてぷっと笑った。
返事はどうだろうか… なんてわくわくした嫌いな数学の時間が終わった。
***
数学の時間が終わって掃除の時間。
何故か私は真人を避けてた。
だんだん時間がたつにつれて不安になってきたんだ。
それを察知したかのように近づく真人。
焦る私。
「ほれ 紙かえす!」
そう言いながら真人は紙を私になげた。
これって完全にダメって事… だよね??
落ちそうな涙を我慢して私は掃除場所へむかった。
***
掃除も終わって帰りの会。
気分はがた落ちだった。
そんな私を気にしてないように真人は男子とじゃれあっている。
その時
「おい!場所と日時だけ教えてくれるんだったらいける」
真人が私にいった。
ねぇ それっていいって事だよね??
真人の1言により明るくなった自分がいた。
*゜。第四十四話。゜*(完)
