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- Re: 【第三章】 *゜。本当の恋。゜* 【実話】 ( No.486 )
- 日時: 2010/03/10 19:19
- 名前: 夜未 ◆I/.b8govos (ID: 7VttjCRw)
- 参照: キミと笑える時間はあと少しなのかな?? */夜未
*゜。第四十八話。゜*
キミを見守るだけでいい。
前まではこう思っていた。
でもね——…
キミと一緒にいるにつれて——…
キミの隣にいたいって思えたんだ。
***
いつものような日の朝の教室。
この教室に来るのもあとわずか。
その分 キミといるのもあと少しって思うと目に涙がにじんできそうだ。
出来る事ならクラス替えはしたくないっ
でもそんな事はできない。
私の頭の中では混乱がおきそうだ。
そんな日 私の中で嬉しい事がおきた。
***
実はいうと今日は理科のテストがある日だった。
理科の担当教科の先生はとっても厳しい人だ。
今回のテストも何故か先生が企画したものだ。
理科が不得意分野の私にとっては地獄だ。
そんな地獄のテストが私に幸せを呼び込む事となる。
テスト当日の日。
私は榛希と共に理科のテスト勉強をしていた。
そんな静かな朝に教室に入ってきた1人の女子が騒がしく叫んだ。
『今回の理科のテスト 50点以下は補習だって!!』
理科のテストは72点満点。
私が最高でとれるのはせいぜい40点。
……これは!!
最高だっ!!!!
春休み中 真人に会えないと思っていた。…でも補習で会える!!
これを聞いたとき 1回で確信した。
え??真人が50点以上とるかもって??
そんなのないない!!だって真人君はお馬鹿だもーん。
余裕に人をこ馬鹿にする私。
…ん?でも奇跡がおこって真人か私 どっちかが50点以上をとったら…??
そんなありえるようでありえない奇跡がおこらないことを願いながらも地獄のテストを受けた。
***
「……」
ゴクリとつばを飲み込む。
裏にしてある答案用紙を私はゆっくり表にする。
…… 34点。
フフ 予想通りだっ!!
そんな事をむなしく思った。
ところで気になるのは真人の点数。
真人に限ってないと思うけど少し不安だった。
真人が皓と話してる。
「俺 50てーん!!」
真人に自慢してる皓。
私は皓にイライラしながらも真人を見た。
「俺は20点っ!!」
よっしゃああああああ!!!
真人も私も補習決定!!
……でも20点って真人にしてはすごいなあ。
クラス替えの前に
また一つ楽しみな事が増えました!!
*゜。第四十八話。゜*(完)
