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*゜。第五十三話。゜*


　　　　　　ねえ　君の事信じていいよね——…??

そんな事きいたら私　君に嫌われそう。
そんな恐怖が私を苦しめる。

でもこのままじゃ私…　怖いよ。

ねえ　ここは聞くべき??

　　　　　　　　　　それとも聞かないべき??

***

君を信じるか。
それとも信じずに聞くか。


　　　　　　　最　大　の　選　択

実際　真人は遊び人…って噂はある。
ってか実際そうだ。

私は少しためらいがあるけど真人に聞く事にした。


　　　　　　　——『ねえ　信じていいの??』

私の疑問にみちたいっぱいいっぱいのメール。
送るのが怖い。君はこの文章をどう思うかな??

そう思いながら送信ボタンをおした。

***

送ってからすぐ携帯がなった。
　　　　　　　　　一瞬で鼓動が高鳴る。





　　　　　　　　　　　——『信じて』

たった1文字の言葉。
絵文字もついてたけど私からは絵文字なんか見えなかった。

真人は　本気なのかもしれない。

そこで私は真人を信じる事にきめた。
根拠はないけど　真人を信じたい。






　　　　　　私は真人を信じる。
　　　たとえ間違っていても信じ続ける。









　　　　　　　　　　　　　　　　そう決めたから。

　　　　　　　　　　　　*゜。第五十三話。゜*(完)