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- Re: 【第三章】 *゜。本当の恋。゜* 【実話】 ( No.599 )
- 日時: 2010/03/23 18:44
- 名前: 夜未 ◆I/.b8govos (ID: 7VttjCRw)
*゜。第五十四話。゜*
真人を信じる——…
そう思ったはずなんだけど…
何故か 次の日の朝。
桜川 萌
学 校 へ い き た く あ り ま せ ん
そうだ。まだ春休みにはいっていなかった事を思い出しました。
『我ながら恥ずかしい事をいった…』
そう思いながらも私は渋々 学校へむかった。
***
学校にくるのはほとんど私達が1番目。
ああ… 真人がくるのを私がおで向かえ〜なんてっ!!
そんな変な妄想をしながら榛希の椅子に座った。
この状況を知っている榛希は何故か私以上に緊張している様子。
そんな事を思っていると教室のドアのガラスからは真人のお顔が見えた。
いやああああああああっ!!!
そんな事も思うけど桜川 萌 心はうきうきです。
ドキドキの気持ちな私は顔が一気に真っ赤になった。
そんな事もしらずに男子軍団は教室のドアをあけた。
ねえ!これって何か変わるのかな??
いつもいわない『おはよう』とか!!
桜川 萌っ 期待していいですか??
そんな期待してる私の横をスラスラ通る真人。
ん??
今のは気のせいかな??
真人くん 何事もなかったように通ったよね??
ねえ こ れ っ て ど う い う こ と ?
***
桜川 萌。
何かあると思ったらかなりブルーです。
何故か真人くん・・・
榛 希 と 楽 し そ う に 話 し て る よ
しかも真人からだよ!?!?
いつもはいかない真人から榛希に・・・
それは私にとってあまりにも悲しくて苦しかった。
楽しそうな二人の顔はとうてい私には邪魔できなかった。
真人と話した後 榛希は私のところへきた。
「ねえ 萌「よかったね」
榛希の言葉をさえぎり 私は言った。
当然 榛希は驚いた顔をしている。
さっきの事を思い出した私は怒りが込み上げてきたので榛希がいた教室からでた。
***
華と帰っていた私は信号で立ち話をしていた。
ふいに向こう側を見ると榛希が友達とこっちへ向かってくるのが見えた。
会いたくないと気持ちもあったけどちゃんと話を聞いてみたいと気持ちのほうが大きかった。
そんな事を思ってるうちに信号も青になり榛希達がこちらへ向かってきた。
一緒にいた華は音子の家にようがあり 学校のほうへ戻ってしまった。
榛希と一緒にいた友達は途中でわかれてしまった。
そうなると私と榛希は二人っきりだ。
重い空気のなか 私はゆっくりと口をひらいた。
——・・・「真人と何を話してたの?」
ゆっくりと口をひらいた榛希の言葉。
『真人が昨日の萌とのメールの事を皆の前で言おうとしてたんだよ』
何それ——・・・??
一気に裏切られた気分になった。
私 騙されてたのかな——・・・??
「だからうちはとめるために話してたんだよ??」
とめるために話すのになんであんなに笑顔だったの?
真人と榛希の笑顔は私の記憶から離れなかった。
ねえ 真人・・・
私の事 騙してたの??
私は信じてたのに。
どうして——・・・?
*゜。第五十四話。゜*(完)
