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Re: 【第三章】 *゜。本当の恋。゜* 【実話】   ( No.608 )
日時: 2010/03/25 12:00
名前: 夜未 ◆I/.b8govos (ID: 7VttjCRw)

*゜。第五十五話。゜*

         信じてる。

大きな決意は小さな出来事で亀裂がはしった。

***

榛希の話を聞いたとき 目がうるんで涙がこぼれた。

「・・・っ」

この涙は悲しいから?? 悔しいから??
 
           好きだから——・・・??

自分でも分からないよ。

榛希と遊んでから真人にメールした。

『ねえ 遊びだったの??』

見つけ出したいと気持ちはあったけどそうでなくてほしい、そんな気持ちもあった。
その時 着信音がなった。

『誰から聞いたの?』

・・・これっていったって事??
私の小さな希望はたたれた。

メールを無視しようと思ったけど君のメールは無視はできない。
迷いならも私は『返信ボタン』をおした。

『秘密』

榛希・・・とはかけなかった。
このメールを送ったらすぐ真人から返信がくる。

『俺 誰にも遊びだなんていってないんですけど』

このメールをうっている真人の顔はどんな顔だろう。

私を騙せて嬉しそうな顔?——
           それとも悲しそうな顔?——

”知りたい” そんな気持ちが深まる。

『でも遊びなんでしょー どーせ』

絶対私 可愛げのない女だ。
自分でも分かってる。でもどうしょうもないんだ。

そう思ってるときに着信音がなった。

『なあ はっきりいうけど』
最初の1文。

ええ
何をはっきりいうんだろう。
そう思いながら続けて次の文章を読む。


『お前が遊びっていうから遊びって事にしてるだけだから』


・・・なんですと!?
じゃあ・・・   本・・・ 気?

私の中でかすかな希望がみえてきた。
真人が本気・・・でもなんで榛希にあんなことを?

そう思ったのでそう返信してみた。

『え?本当のこと教えて』

なんで皆の前でいおうとしてたのか——・・・
それを知りたいからそううった。
続けて着信音がなる。

『本当の事は君にもよる』

な・・・なんですと。
うちの・・・態度?

うちは何をすればいいんだっ!
そう思いうった文章。

それは


『真人はうちの事が好きなの?』

こんなことうつなんて少しためらったけどそんな事いってられないよね?

ドキドキしながら返信をまつ。
いつもどおりすぐに返信がきた。






           『好きだけど萌は?』
一気に胸の鼓動が高鳴った。
”うちも好きだー”なんて携帯とにらめっこしながらご飯を食べるべく携帯画面をとじた。

         *゜。第五十五話。゜*(完)