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*゜。第五十九話。゜*　

ねえ！
皆　会話しようぜ！

２の３・・・。
まちにまった弁当の時間でさえ静かです。

ああああ　こんなクラスで私はやっていけるのかな？

***

そんな中　私達の学校・・・ただしくいうと２の２に新しい仲間がきた。

噂は色々だった。
女だから『可愛い』とか『可愛くない』とか。

だからその子をみたときは驚いた。

　　　　　　　　　　　　　　超可愛い——っ!!

名前は『朝日　陽菜』
元ベレー部で背がたかくて・・・・

男子はもう陽菜に目が釘付けだった。

あー・・・真人はどうなんだろうか。
少し不安になった。

でも自分の予想は的中だったんだ——・・・

***

無事　一日目のスタートも終わった。
陽菜とも友達になったし！

いい日だなんて思っていた。

でも　一つのメールで私の不安は大きくなっていったんだ。

『なあ　今から遊ぼうぜ？』

　　　　　　　　1通の真人からのメール。

・・・今　7時だぜ。

とうぜん答えは無理。
でもそれだけじゃきっと真人はすねるのでつけたしにこう送った。

『今度　榛希の家で遊ぼう！』

この返信にあの言葉が返ってくるなんて予想もしてなかった。





　　　　　　　　　　　　・・・『陽菜の家であそぼ』

この文章の最後にはハートマーク。
そのハートには一体どんな意味があるのかな？

うちは榛希っていってるのに相手は陽菜。

それは予想もしなかったことでいつもよりも傷ついた。

ねえなんで陽菜の家なの——・・・？

聞きたいけど聞けない。
そんな私の気持ちを無視しどんどん明るいメールがくる。

『俺が明日誘う！』とか。


・・・陽菜が君の事を好きになったらどうすんのっ

他の女の子を見ないで。
私だけ・・・私だけを見てよ——・・・??


こんな私の気持ちはワガママですか？

　　　　　　　　　　　*゜。第五十九話。゜*(完)